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自己主張をする1歳児との関わり方は?心の発達と接し方のポイント

自己主張をする1歳児との関わり方は?心の発達と接し方のポイント

1歳くらいになると、それまでスムーズに進んでいた着替えやお風呂などで嫌がるしぐさを見せることが増えてくるかもしれませんね。これらは自己主張ができるようになった成長の証でもありますが、対応の仕方に迷うママも多いでしょう。そこで今回は、1歳児の心の発達や接し方のポイントについてご紹介します。

精神面での発達もめざましい1歳児

自我が芽生えて主張をするように

上手に歩けるようになったり指先を器用に動かせるようになったりと運動能力が大きく進歩する1歳台は、精神面での発達もめざましい時期です。

1歳を過ぎたころから徐々に自我が芽生え、「これは好き、これは嫌い」などと自分の意思を持つようになるでしょう。生活をする中で嫌いなことは避けようと主張する場面も増えてくるので、ママは子どもをなだめるのに時間がかかり、予定どおりにいかないことも多くなってくるかもしれませんね。

また、1歳台の後半になるとできることも増えてくるため、「自分でやりたい」と主張する場面もみられます。思いどおりにできないと激しく泣き、本格的なイヤイヤ期に入る前段階とも思える時期の子どもも多いでしょう。

感情の幅がどんどん広がる

生後6カ月くらいまでの赤ちゃんは「興奮」や「快・不快」といった単純な感情しか持っていませんが、発育にともなって「不快」という感情の中に「怒り」「嫌悪」「恐怖」という感情が作られ始めるといわれています。

1歳を過ぎたころには「愛」や「できる」といった新しい「快」の感情が芽生えるでしょう。また、「不快」の中にも「疲れた」「悲しい」という思いが生まれ、感情はどんどん豊かになっていきます。

1歳半ごろになると、自分とは違う「他者」に興味が向かうでしょう。同年代や年下の子に対して愛情や優しさを持って接する場合もありますが、感情の幅が広がるがゆえに相手に対して嫉妬心を抱き、おもちゃの取り合いなどのトラブルが起こることもあるかもしれませんね。

経験やしつけは「繰り返し」がポイント

1歳ごろになると、少しずつ大人の言うことが理解できるようになるため、やってよいこと、いけないことを教え始めるのに適した時期でもあります。

行動範囲が広がる1歳児は、好奇心の赴くままに行動します。怪我の危険性のある行動や、周りの人を傷つける可能性のある行動をとったときは、子どもの目を見て真剣な表情でやってはいけないことだと教えましょう。

あいさつや基本的な生活習慣も少しずつ身につけていきたいですね。まずはママやパパが見本となって、その大切さを感じてもらいましょう。生活習慣や物事の善悪は、繰り返し教えて刷り込んでいくことがポイントです。何度言ってもできない場合も多くママは大変ですが、根気強く伝え続けていきましょう。

1歳児のイヤイヤや自己主張が激しい理由

意欲に反してできないことが多いから

1歳を過ぎると、子ども自身が「このくらいなら自分でできそう」と思えることが増えたり、大人がしていることを真似したりと、意欲的に行動することが多くなってきます。

色々なことに挑戦しようとする我が子を見ていると微笑ましい気持ちになりますが、突然かんしゃくを起こされて驚くママも多いのではないでしょうか。心身ともに発達が進む1歳児ですが、それでもまだできないことはたくさんあります。

子どもは「自分でやりたい、できそう」という意欲とは反対に、実際にはできない悔しさから激しい自己主張をしているのかもしれませんね。ママは一日に何度もかんしゃくを起こされると大変ですが、この経験が色々なことを覚えるきっかけになるので見守っていきましょう。

感情を言葉にするのが難しいから

1歳台の後半には「わんわん、きた」などの2語文を話せる子も増えてきますが、それでもまだそのときの自分の気持ちを言葉で表現できる子は少ないでしょう。

そのため、この時期の子どもは「自分の気持ちを分かってほしいのにうまく言葉にできない」というもどかしさから、かんしゃくを起こしたり、なんでもイヤといって反発したくなってしまったりするのかもしれませんね。

例えば、ママが家事をしていて手が離せないときに感じる「寂しい、かまってほしい」という気持ちや、おもちゃで遊んでいて思うようにできなかったときに感じる「悔しい」という気持ちが挙げられるでしょう。語彙や表現力が十分でない時期は、大人が子どもの様子を見て気持ちを読み取れるとよいですね。

始まる時期や程度の個人差によるもの

「魔の2歳児」という言葉があるように、イヤイヤ期は一般的に2歳ごろから始まり3歳半くらいで落ち着いてくることが多いようです。しかし、始まりや終わりの時期は十人十色で、早い子だと1歳台のうちから始まる子もいるでしょう。

早く始まったからといって終わる時期も早いというわけではなく、言葉や精神面の発達次第でイヤイヤ期の続く期間にも違いが出てきます。

また、自己主張の程度も個人差が大きいようです。何をするにも「イヤ」と言ってすぐにかんしゃくを起こす子もいれば、自己主張はしてもあまり「イヤ」と言わない子もいるでしょう。イヤイヤ期というものには明確な基準がないため、中にはイヤイヤ期がなかったと感じているママもいるかもしれませんね。

自己主張を始めた子どもとの上手な関わり方

子どもの「やってみたい」を大切に

自我が芽生え始めると「自分でやりたい」と主張する場面も多くみられるようになるでしょう。ときには、1歳児がひとりで行うには難しいようなことにまで挑戦するかもしれませんが、こうした行動はこれから自立していく上で大切な過程といえます。

ママが大変なのは、子どもがひとりで挑戦してできなかったときに激しく泣いたりかんしゃくを起こしたりすることですよね。特に、時間がないときはママも心に余裕がなくなってしまうことがあるかもしれません。

しかし、子どもにとって「ひとりでできた」という経験は大きな自信に繋がります。「やってみたい」という子どもの気持ちを大切にするためにも、ひとりでは難しそうなときは子どもが気にしない程度にママがそっとフォローするとよいでしょう。
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