保育園で育つコミュニケーション能力!社交性が伸びる環境を作ろう
保育園に通う子どもは、保育園に通わない子どもに比べるとコミュニケーション能力が育ちやすいようです。人との関わり合いも多く、協調性や社会性も身につけやすい環境にあるともいわれていますよ。保育園に子どもを預けるママやパパは、保育園だけではなく家庭でコミュニケーション能力を育てる工夫もしてみましょう。
目次
- 保育園児はコミュニケーション能力が高い?
- 聞く力や話す力などの基礎力が育ちやすい
- 周りと一緒に遊ぶことが習慣になり社交的に
- 他学年のお友だちから学ぶことも多い
- 保育園での集団生活で得られるメリット
- 協調性が身につきやすい
- ひとりでできることが増える
- 自立心の向上や規則正しい生活リズムも育成
- 親と保育士とのコミュニケーションも大切
- 短い時間で質の高い会話を意識しよう
- 連絡ノートには先生の知らないエピソードを
- 笑顔を忘れずに保育士との距離を縮めよう
- 保護者同士の関わり方が子どものお手本に
- 保育園は保護者同士の関わりが薄くなりがち
- 保護者同士の挨拶を忘れない
- 懇談会などの行事で交流を深めよう
- 家庭でもコミュニケーション能力を磨こう
- 子どもとの会話は豊かな言葉で
- 離れている時間が長いからこそ密な時間を
- 今日あったことをたくさん聞こう
- まとめ
保育園児はコミュニケーション能力が高い?
聞く力や話す力などの基礎力が育ちやすい
乳幼児期はまだ社会性がありません。公園などで複数の子どもが遊んでいても、基本的には個々に遊んでいますよね。ママやパパが少しずつ話をしたり、子どもの思いを受け止めたりすることで、子どもは徐々に聞く力や話す力が育っていきます。これが社会性を育てる基礎となっていきますよ。
保育園に通うことでママやパパ以外に保育士という存在も関わり、子どもの聞く力や話す力を育ててくれるので、より社会性の基礎となる土台が育ちやすいそうです。
周りと一緒に遊ぶことが習慣になり社交的に
保育園ではこのように子ども同士が関われる機会も多く、いつの間にか一緒に遊ぶことが習慣化していきます。一人で遊ぶ楽しさだけではなく、一緒に遊ぶ楽しさも感じて周りと自然に関わり合いが持てるようになるため、社交性も身につきやすくなります。知らない場所や知らない子どもばかりでも、「い~れて」と言える社交的な子どもに成長しやすくなりますよ。
他学年のお友だちから学ぶことも多い
実際の家庭で兄弟姉妹がいなくても、保育園は他学年のお友だちがたくさんいるので、兄弟姉妹がたくさんいるのと同じ環境になります。年齢が上の子どもがやることを真似てできるようになることも多くあります。もちろん年齢が上の子どもも年下の子どもの様子を見て、気に掛けたりお世話をするなど、お互いによい影響を受け合えます。
他学年のお友だちからも学べる機会が多いため、保育園に通っていない子どもに比べると、ほかの人とスムーズに関われる子どもが多い傾向があります。
保育園での集団生活で得られるメリット
協調性が身につきやすい
年下の子どもが年上の子どもに手をとられて遊んだ経験から、自分が年上になったときに自然と年下の子どもの手をとって遊ぶようになります。お互いにやりたいことを譲歩しながら、スムーズに生活をしていくための感覚も養いやすい環境でもあります。
保育園での集団生活は不自由に感じることも多くありますが、その中で心地よく過ごすためにはどうすべきかを知識ではなく、感覚的に子どもは学んでいきます。このように自然と協調性が育っていきますよ。
ひとりでできることが増える
着替えだけではなく、食事やトイレなどもママやパパの手を借りずに、ひとりでできることが増えていきます。子どもが自立していくために必要なことを保育士が教えるだけではなく、周りの子どもとの関わり合いで自然と身につけていけるのも、保育園という集団生活を送っているからこそのメリットといえますよね。
自立心の向上や規則正しい生活リズムも育成
家庭では、どうしても家族の都合やその時々で生活パターンが変わってしまうなど、ルーズになりがちな生活リズムも、保育園では規則正しいものとなります。保育園が定めているスケジュールどおりに過ごすことで、子どもは規則正しい生活リズムを身につけることができますよ。保育園での生活に合わせるために、起きる時間や寝る時間なども定まり、家庭の中でも規則正しい生活が送れるようになりますね。
親と保育士とのコミュニケーションも大切
短い時間で質の高い会話を意識しよう
短い時間で、効率よくやり取りする意識を持つ必要がありますね。ただ挨拶を交わすだけではなく、効率のよい会話を意識することで、今まで不安に思っていたことや気になっていたことが解決することもありますよね。
保育園での様子は保育士でなければ分からないことなので、短時間の会話の中でも上手に聞き取れるような会話ができるようになるとよいですね。