保育園で育つコミュニケーション能力!社交性が伸びる環境を作ろう
連絡ノートには先生の知らないエピソードを
保育士は保育園での子どもの顔を見て保育を行いますが、連絡ノートに保育士の先生が知らないようなエピソードを記載することで、子どもの別の一面を知ってもらう機会になりますよね。
連絡ノートは単純に連絡事項のやり取りをするだけではなく、保育士の先生とのコミュニケーションツールとして活用するとよいですよ。送り迎えの短時間では伝えきれないことなども、連絡ノートに記載をして伝えるようにしてみてはどうでしょうか。
笑顔を忘れずに保育士との距離を縮めよう
逆になんとなく保育士と合わないと感じてよそよそしい対応をしたり、イライラした態度をとったりしてしまうと、子どもは不安な気持ちになります。人同士の関係なので、どうしても相性が悪いと感じることがあるかもしれませんが、笑顔で挨拶を交わすことは忘れないようにしたいですね。
ママやパパが保育士に対して何となく気まずい思いを持っていると、保育士も同じ思いを持つこともあるようです。話をしてみると、意外と話しやすかったということもあるようですよ。一度思い切って声を掛けてみませんか。
保護者同士の関わり方が子どものお手本に
保育園は保護者同士の関わりが薄くなりがち
家に帰り子どもがお友だちの話しをしていても、話に出てくる子どもの顔が分からなかったり、その保護者についても、どのような人なのかが分からなかったりすることも少なくないのではないでしょうか。
保育園では保護者が仕事などによって保育ができない場合が多いため、幼稚園に比べると保護者が関わりあう行事も少ない傾向があります。意識的に保護者同士の関わり合いを持たなければ、関わりが薄くなりがちになってしまいますよね。
保護者同士の挨拶を忘れない
このようなときにも、「おはようございます」や「こんばんは」といった挨拶を忘れないようにすることは大切です。送迎時間は子どものママやパパと一緒にいることも多いので、子どもの見本となるように挨拶を交わすことは忘れないようにしたいですね。
挨拶を交わすことで、ちょっとした会話が交わされることも増えてきます。関わり合いが薄くなりやすい保育園の保護者同士でも、挨拶から交流が始まることもありますよ。
懇談会などの行事で交流を深めよう
日ごろ子どもが仲よくしているお友だちの保護者と顔見知りになり、交流が持てるようになれば、保育園の外でも子ども同士が遊べる環境も作れますね。保育園以外でも仲のよいお友だちと遊べれば子どもも喜びますよ。
ママやパパも同じ年頃の子どもを持つ親だからこその悩みや、困りごとなどの相談もできるようになるメリットがあります。核家族化している現代だからこそ、育児の悩みを共有できる相手を持つことは大切ですよね。
家庭でもコミュニケーション能力を磨こう
子どもとの会話は豊かな言葉で
自分の気持ちを上手に伝えるためには、たくさんの言葉を身につけていく必要があります。例えば「おいしい」という一言でも、「甘くておいしい」「舌触りがよい」「歯ごたえがよい」など豊かな表現を加えて会話をすると、子どもも豊かな言葉が自然と身につくのではないでしょうか。
離れている時間が長いからこそ密な時間を
絵本を一緒に読む時間を作ったり、保育園であったことをじっくりと聞く時間を作ったりと、子どもと過ごす時間の質を高めることが、良好な親子関係を築き子どもが安心して生活を送ることにつながるようですよ。
働くママやパパは忙しく、平日はゆっくりと子どもの話を聞く余裕がないかもしれませんが、休日に子どもと思い切り遊ぶことや、短時間でも密に子どもと過ごす時間を作ることを意識することが必要ですね。
今日あったことをたくさん聞こう
ママやパパにとって、何がどうなったのか分からないような話の内容であることも多いですが、子どもの話を理解しようとして聞くよりも、子どものとにかく話したいという気持ちを尊重し、聞くだけでOKです。子どもの話をたくさん聞くだけでも、子どもは満足をして幸福感を持ちますよ。
子どもが感じた気持ちに寄り添い、「そっか!」と同調することで子どもは認めてもらえたと感じます。子どもの語彙を増やし、言葉が豊かになるような相槌を返すとよいですね。