乳児期にどんなお祝いがあるの?お祝いの種類とプレゼントの紹介
赤ちゃんが誕生し成長していく中で、いろいろなお祝い行事がありますね。特に、生まれてから一歳のお誕生日を迎えるまでの一年間には、赤ちゃんの初めてのお祝い行事がたくさんあります。具体的にどんなお祝い行事があるのか、お祝い行事のときにはどんなプレゼントが喜ばれるのかといったことを、まとめたいと思います。
乳児のお祝い行事について知ろう
赤ちゃんの名前のお披露目!お七夜
お七夜では、赤ちゃんの名前を命名書で披露したあと、招いた親戚などでお祝い膳を囲むのが正式な方法であると言われていますが、現在は、パパやママがそれぞれの両親を招き、みんなで写真をとったり食事をしたりと、家族だけでこぢんまりと行う人が多いようです。
お七夜のころはまだ産後間もない時期であり、ママの体調も万全でないことも多いです。ママと赤ちゃんの体調を第一に考えて、食事は仕出しやケータリングをとったりするなどして、ママに負担のかからないように行うといいですね。
神社の守り神に出産報告!お宮参り
産まれたばかりの赤ちゃんはもちろんのこと、ママも体調が十分ではない場合があり、赤ちゃんとママ二人の体調に注意することが必要です。参拝する時期は産後1カ月ごろといわれていますが、季節、天候、体調によっては、思い切って時期をずらしても大丈夫です。
ちなみに、参拝は赤ちゃん、パパ、ママ、両祖父母で行うのが一般的で、みんなが揃うよい機会とも言えます。この機会に記念写真を撮影しておくと、よい思い出になるのではないでしょうか。撮影した写真は、年賀状用としてもおすすめです。
生後100日目のお祝い!お食い初め
赤ちゃんのお世話をしながら、一汁三菜や尾頭付きの鯛などの焼き魚などを自宅で準備するのは大変です。レストラン等のお食い初め会食プランや、仕出しなどをうまく利用するといいですね。
食器に関しては、以前は本格的な漆器やお膳を使用していたようですが、最近は赤ちゃん用のベビー食器や手持ちの食器を使うことも多いようです。いずれにせよ、あまり形式にこだわらず、お祝いの気持ちを持ってお食い初めを行うのがよいのではないでしょうか。
生後初めての節句のお祝いや一歳の誕生日
男の子の成長祈願!こどもの日、端午の節句
以前は、こいのぼりといえば、大人の身長くらいあるような大きなこいのぼりがよく見られました。最近は、簡単に棚の上などに飾れる小さな置物のようなものや、家の中のちょっとした場所に飾ることができるものも人気があるようです。
大切なのは、形ではなく、男の子のたくましい成長を願うことだと思いますので、それぞれの住宅事情にあったものを購入するのがおすすめです。
女の子の成長祈願!ひな祭り、桃の節句
雛人形には、女の子の身代わりとして厄災を払う役割があり、お人形の数が多ければ多いほど、赤ちゃんが幸せになるといういわれがあるようです。自分自身の雛人形は、大きな七段飾りの雛人形だったというママもいるかもしれませんね。
今は住宅事情が昔とは異なりますので、場所をとる七段飾りなどの雛人形を置くことは難しいかもしれません。そういった場合には、コンパクトなケース入りの雛人形も販売されていますので、健やかに成長してほしいというパパとママの思いを大切にして、無理のない範囲の大きさの雛人形を準備するのがよいでしょう。
盛大に一升餅で祝う!1歳の誕生日
お米一升分のお餅を赤ちゃんに背負わせて、赤ちゃんの成長を祝います。米一升という重さには一升を一生にかけて、一生食べ物に困りませんように、一生健康に過ごせますようにという願いが込められているそうです。
1歳といえばまだ歩き始めたばかりで、お餅を背負って上手に歩ける赤ちゃんは少ないでしょう。お餅を背負って泣いたり、転んだりするのも縁起がよいといわれています。赤ちゃんの一年の成長を喜んであげてください。
一升餅は、もともとは大きな白い餅だったそうですが、現在はいろいろな一升餅が販売されています。配りやすい個包装タイプや、餅の代わりにパンで作った一升パンもあるそうですよ。
赤ちゃんのお祝いに喜ばれるプレゼントは?
出産祝いは消耗品や実用的なタオルや服
おしりふきやおむつなどの消耗品は、いくらあっても困らないものです。ママに聞けるならば、メーカーや必要なおむつのサイズの確認ができればなおいいですね。
お風呂で使ったり、ちょっとしたシーツとして使ったりできるタオルも、赤ちゃんが生まれるとたくさん必要となります。赤ちゃんの柔らかい肌に優しい素材で作られたものを選ぶと、喜ばれそうです。
服ならば、すぐに着られなくなる新生児用のサイズではなく、少し大きめを贈るのがおすすめです。特にカーディガンなどの羽織物は時期も長く使えるので、重宝されますよ。