雨の日も幼児と散歩に出かけよう!メリットや楽しみ方と必須アイテム
あなたは雨の日に子どもを散歩に連れていっていますか?雨の日のお散歩は確かに大変ですが、子どもの脳の発達にもよいといわれているのですよ。ここでは、雨の日の散歩を楽しむためのポイントやママの負担を軽くする必須アイテムなどを紹介したいと思います。
散歩前に知りたい、雨の日の大変さや注意点
想像するより大変?幼児との雨の日の散歩
雨の日のお散歩は「レインコートを着て、長靴をはいて…これで完全防備だ!」と思って「水たまりに入っていいよ」と遊ばせた先輩ママ。すると長靴の中に水が入ってチャプチャプの状態になってしまい、急遽家に帰ることになってしまったそうです。
散歩にでかけてからしばらくは楽しく歩いてくれていたのに、そのあと急に「抱っこ!」といって歩かなくなってしまい、抱っこするはめに。ママは傘をさしてレインコートを着ていなかったので、ママの服まで濡れてしまったそうです。
雨の日にあえて散歩に出かけるメリット
そして、子どもは不思議なくらい水たまりに飛び込むことが好きです。この水たまり遊びの中からも「勢いよく飛び込んだときは水がたくさん跳ねて顔にかかってしまう」などといった力加減を学ぶことができます。
雨の日は雨の日に活動する生き物を見つけるチャンスです。生き物好きの子どもにはカタツムリやカエルなどを観察できる楽しい時間になることでしょう。
幼児と行く雨の日の散歩で気をつけたいこと
友人は滑り止めのついている靴をはいていたにもかかわらず、滑って骨折し、そのまま即入院となりました。雨の日に走るのはとても危険です。
なるべく危険が少ない所を選んで歩きましょう。子どもは平均台のような場所を歩くのが好きですが、雨の日は避けたほうが無難です。
また、大雨のあとは小川でも急に増水したり、がけ崩れがおきたりします。河川敷や土がむき出しの斜面などには近づかないようにしましょう。
雨の日は雨の音で周囲の音が聞こえにくくなります。近寄ってくる車にも十分気をつけてくださいね。
楽しく雨の日も散歩しよう!幼児が喜ぶこと
子どもが大好きな水たまりに入ってみよう
長靴を選ぶときのポイントですが、くるぶしの少し上くらいまでのショートタイプの長靴ははかせやすいですが、水たまりで遊ぶとすぐに浸水してしまいます。ふくらはぎくらいまで高さがあり、上をキュッと絞れるタイプの長靴ならかなり浸水を防ぐことができるのでおすすめです。
水たまりだけではなく、水が流れている場所も子どもは大好きです。足を入れて水の流れが変わるのを飽きることなく見ていますよ。
雨の日だから出会える生き物を探そう
カタツムリは花壇や植え込みの周辺を見てみましょう。カエルやアメンボは緑の多い公園や、池、沼、田んぼなどで見つけやすいようです。
逆に普段よく見かけるアリ、ダンゴムシ、鳥などは雨の日は見かけませんよね。大人にとっては当たり前のことなのですが、子どもにとってはとても不思議なことかもしれません。
「アリさんはどこに行ったんだろうね?」などと一緒に考えてみるよい機会にもなりますよ。ちなみに、アリは雨が降ると入り口を塞ぎ、巣もほとんど浸水しないように作られているそうです。
雨の音やにおいを感じて自然と親しもう
ザーザーと降っている雨の音、水たまりに雫が落ちる音など、雨の音といっても実にさまざまな音がありますよね。そんな雨の日ならではの音を探してみましょう。雨の音を聞くことはストレス解消にもなるそうですよ。
雨の日は木や土、植物などの匂いも感じやすくなります。自然が多くある場所に行って胸いっぱい空気を吸いこんでみるのもおすすめです。このような体験が子どもの感性を育んでくれることでしょう。