1歳児と楽しむ砂場の遊び方!いろんなグッズを使って遊んでみよう
子どもは砂場遊びが大好きですよね。しかし、幼稚園に通うくらいの子どもと違って、1歳の子どもとはどんなものを使って遊べばよいのかよく分からないママもいるでしょう。そこで、1歳の子どもにとっての砂遊びの効果やグッズを使った遊び方などをご紹介します。
砂場遊びには成長へのメリットがたくさん
想像力が伸びたり手先が器用になったりする
おもちゃは画一的な手触りのものが多いですが、砂はサラサラだったり、ジャリジャリしていたり、水分が多いと粘っていたりとさまざまですよね。このような感触を得ることで、子どもの五感は刺激されるのです。
また、砂を掘ったり、山や泥団子を作ってみたりと粘土とは違ったこともできます。この工程では、砂を握ったり、こねたり、丸めたり、力を入れて掘ったりという作業もしなければなりませんので、手先も上手に使えるようになるでしょう。
トンネル作りやままごと遊び、好きな形に作って並べていくなど想像力次第でさまざまな遊びができるのも砂場遊びの特徴かもしれませんね。
運動神経の発達も期待できる
なんと裸足での砂場遊びは、足の指でしっかり地面をつかむことでバランス感覚が身についたり、脳への刺激も促されたりすることで運動神経も発達するそうですよ。また、最近は土踏まずのない子どもも増えていますので、土踏まずを作ることにも役立つでしょう。
ただし、どこの砂場でも裸足でよいわけではありません。ガラス片や木片、石、動物のフンや虫の死骸、タバコの吸い殻などがないか確認しましょう。また、足に怪我をしているときはやめましょうね。
ほどよい雑菌は免疫力強化にも
これは、あまりにも清潔にしすぎて生活に必要な「常在菌」まで除去してしまっているせいだといわれています。小さいころに必要な菌やウイルスに接していないと、それと戦う力が備わってくれないようですね。
細菌やウイルスと戦う力を「免疫力」といいますね。免疫力を高くするためには、少々汚れて遊ぶことは必要なのです。ママも、我が子の免疫力アップのために一緒に砂場で遊んでみましょう。
1歳の子と楽しめる砂場での遊び方
身近なものをおもちゃ代わりに
プリンやゼリーのカップ、牛乳パックはどうですか?これなら家にもありますね。ままごとの容器に使ったり、型抜きにして砂で形を作ったりすることもできます。余った紙皿やいらなくなったプラスチックのお皿などがあればそれも使えるでしょう。
石や葉っぱ、どんぐり、まつぼっくりなどを使ってもよいですね。食材などに見立てることもできますし、ケーキのデコレーションにすることもできます。また、四季折々の自然に親しむこともできるでしょう。
砂場で遊びを通じて自然とのふれあいをしたり、想像力を広げていく手助けをしたりできることは大変魅力的ではないでしょうか。
「作って壊す」が楽しい時期
1.作っている間に新しいものが浮かび、それを作りたくなった
2.単純に壊すことが楽しい
3.散らかるのを見るのが楽しい
4.壊していく段階の形の変化を見るのが楽しい
子どもが作ったものを壊しているときの目は暗いものではなく、キラキラとしています。そのことからも、悪い成長ではなく、作って壊す、そしてまた作るということができるようになった成長の証だと考えられますね。
いろんな道具の使い方を覚えるチャンス
最初は、スコップを使ってバケツに砂を入れる単純な遊びができますね。慣れてきたら熊手で砂をガリガリすることもできるでしょう。ふるいを使ってサラサラの砂を作ることを教えると、その手触りに目をキラキラさせてくれるかもしれませんね。
定番の道具のほかにも砂を積めるトラックなどもありますね。車好きの男の子なら喜ぶことでしょう。じょうろを使って泥砂を作ってもよいですね。
ほかにもさまざまな道具がメーカーから販売されています。ママがよいと思うセットを選んでみましょう。