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産後うつになりそうな子どもの後追い!理由と対策を知って乗り切ろう

産後うつになりそうな子どもの後追い!理由と対策を知って乗り切ろう

子どもは可愛らしくかけがえのない大切な存在ですが、後追いが続くとつらくなるときがありますよね。「子どもの後追いがひどくて、産後うつになりそう」と悩むママは珍しくありません。そこで今回は、子どもが後追いをする理由や時期、対策の仕方、ママのストレス発散方法などについてご紹介していきます。

赤ちゃんが後追いをする理由とその時期とは

赤ちゃんからママへの愛情表現

後追いとは、ママの姿が少しでも見えなくなると不安になり、赤ちゃんがどこにでもついてきてしまうことを指します。後追いする様子は可愛らしいものですが、トイレに入るだけでも大泣きされるため、イライラしてストレスを感じるママも少なくありません。

しかし後追いは、赤ちゃんが着実に成長している証拠でもあります。お世話してくれる人を「ママ」と認識できるようになり、愛着を持てるようになったことの表れです。大切な存在であるママに「側にいて欲しい」と泣いて訴えているのですね。

赤ちゃんは「目の前にいなくても存在している」ということをまだ理解できないので、ママが目の前からいなくなると不安になり、後追いをしてしまうのです。

自分で動けるようになったことも関係あり

ママの姿が見えなくなると泣きながら探そうとする後追いは、家事や育児に忙しいママにとっては困った行動かもしれませんね。成長とともに、赤ちゃんの中ではママを少しずつ特別な存在として認識し始めるようになりますが、ママの後を追いかけようにも運動能力がともなわず、布団の上で泣くことしかできません。

それが次第に運動能力が発達し、ずりばいやハイハイ、つたい歩きなどで移動できるようになると、ママの姿が見えなくなって不安を感じたときに、後を追いかけられるようになります。赤ちゃんの心に体がついてくるようになったという、心身の成長の表れということができますね。

追いかけられるママは大変ですが、今だけのことなので優しく見守りましょう。

後追いが始まる時期と終わる時期

一日中ママの後を追いかけ、一瞬でも姿が見えなくなると大泣きしてしまう後追いは、多くのママの悩みのタネとなる行動ですよね。成長の証だと頭では分かっていても、ついイライラしてしまうこともあるでしょう。

個人差はありますが、後追いは生後7〜8カ月ごろから始まり、生後9〜11カ月ごろにピークを迎えるパターンが多いようです。ママのことをほかの人と区別して認識できるようになったことから、人見知りも同時にひどくなるケースも見られます。

ママはストレスを感じますが、先ほどご紹介したように後追いはいつまでも続くわけではありません。赤ちゃんの記憶力が発達して「ママはまた自分の側に戻ってくる」と分かるようになる1歳半ごろには、落ち着いていることが多いですよ。

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赤ちゃんの後追いへの対策方法とは

一時的なものだから好きなだけ後追いさせる

「洗濯物を干しにいく間など、ちょっとした時間でも離れると泣かれる」など、ママは困ってしまいますよね。しかし、前述のとおりいずれ落ち着くので、今だけと割り切って好きなだけ後追いさせてみてください。

とはいえ、後追いする赤ちゃんの相手をしながら家事をするのは大変です。赤ちゃんが泣いていると焦ってはかどらないときも多いでしょう。「平日の部屋の掃除は必要最低限にする」など、後追い時期は赤ちゃんを優先し、家事は適度に手を抜くことも必要です。

また、好きなだけ後追いさせる場合、ママの姿を探して浴室やキッチンなどの危険な場所に移動する可能性もあります。ベビーゲートなどの育児グッズを活用し、やけどや誤飲、転倒による怪我から赤ちゃんを守るよう心がけましょう。

不安を取り除くため声かけをたくさんする

後追いはいつか終わると分かっていても、負担を感じるママは少なくありません。無理にやめさせようとすると、赤ちゃんが不安になって後追いが悪化することが懸念されます。赤ちゃんに安心感を与えるために、短時間でも側を離れるときには、声をかけることを心がけましょう。

「トイレに行ってくるね」などと離れる前に声をかけ、泣き出したら「ママはここだよ」と言葉で伝えます。戻ってきてから優しく抱きしめれば、不安感を和らげることができますね。

まだ言葉の意味を十分に理解できなくても、赤ちゃんはママの声が聞こえるだけで安心するものです。離れていてもいずれ戻ってくることを理解したり、一人遊びができるようになったりするにつれ、徐々に解決していきますよ。

最終手段はおんぶか抱っこで移動する

赤ちゃんが後追いする様子は可愛らしいものですが、家事ができなかったり、トイレに行くだけでも泣かれたりと、困ることが多々あるでしょう。

赤ちゃんの成長はあっという間です。「少し前までは登れなかった段差に登り、転倒してしまった」など、安全対策を十分にしていたつもりでも、後追いが原因で思わぬ事故やケガにつながるケースがあります。

後追い時期の家事は必要最低限で構いませんが、洗濯物を干す、離乳食を作るなどの家事は、避けては通れない道ですよね。ベランダやキッチンまで後追いされるのは危険ですので、最終的にはおんぶ紐や抱っこ紐を活用しましょう。ママの体には負担がかかりますが、両手が空いて作業がしやすく、赤ちゃんもママと密着するので安心してくれますよ。

後追いに疲れたときのストレス解消法

おいしいものを食べる

出産してからは家事や育児と、ママは毎日大忙しですよね。ワンオペ育児のママや、仕事復帰したママであればなおさら、目の回るような忙しさでしょう。

離乳食をたくさん食べるようになった、ハイハイができるようになったなど、赤ちゃんが成長する姿を間近で見られるのは嬉しいものです。しかし、無理が続くとストレスが溜まり、産後うつや育児ノイローゼになる可能性もあります。

ストレスを解消して楽しく育児をするには、適度な息抜きが必要です。少し高級なチョコレートやアイスクリームなどのお菓子をストックしておき、赤ちゃんがお昼寝している間にゆっくり食べるなど、日々頑張っている自分へのご褒美を用意してリフレッシュしましょう。

ママがひとりになれる時間を作る

子どもの成長は一瞬とは分かっていても、毎日子どもと向き合いつつ家事育児をこなしていくのはストレスが溜まりますよね。

「後追いが激しくて思うように物事が進まない」「パパの帰りが遅い上に実家も遠く、頼れる人がいない」など、家庭によって悩みは様々でしょう。しかし、ママばかりに負担が重なってストレスが限界に達すれば、疲れによる体調不良でママが倒れてしまうかもしれません。

ママの気持ちをリセットするために、ひとりになれる時間をあえて作ることが大切です。休日はパパに子守りをお願いして出かける、一時預かりを利用するなど、周りの協力を得ましょう。数時間でも育児から解放されることで心身ともにスッキリして、また楽しく育児ができるようになりますよ。

マインドフルネスでストレスに強い脳作り

マインドフルネスとは、ストレスを受けた脳を回復しストレスに強い脳へと作っていく効果が期待できると、科学的な報告のある瞑想方法です。有効なストレス対処法として、ビジネスや教育の現場、うつ病治療などでも数多く用いられています。

以下を参考に、1日5分からでも実践してみましょう。

1.静かな暗めの部屋で座る。背筋を伸ばして深呼吸し、背筋以外は力の抜けた体勢にする

2.目を閉じて呼吸に意識を向ける。肺が膨らんで空気が軌道を通って出入りする様子を感じる

3.雑念が浮かんできたら、また呼吸の方に意識を戻す

4.周りの空気の温度やにおい、聞こえてくる音などにも意識を広げる

5.まぶたの裏に意識を向けて、ゆっくり目を開ける
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