メルカリ出品のお金に関わる疑問。現金化と返金対策や手数料を解説
メルカリで、子どもがサイズアウトした洋服や使わなくなったおもちゃなどを販売するママが増えてきています。リサイクルショップよりも高額に売れることから人気がありますが、売上金はどのようにもらえるのか気になりますよね。ここでは、売上金の受け取り方や、売買の方法を紹介します。
メルカリ売上金はどうやって受け取るの?
メルカリの売上は銀行振込で受け取る
自分の商品が購入されたら、発送手配をします。購入されてすぐにお金が入るのではなく、メルカリ業者が一時的に保留します。購入者が商品を受け取り次第出品者の評価を行い、その後出品者も購入者の評価を行うことで、売買が終了となり売上金を得ることができます。
売上金は、メルカリ内で購入の際に使ったり、電子マネーに入れたりすることもできますが、現金化したい場合には銀行振込にて受け取ることができます。売上金を自動で銀行振込にするシステムがないので、自分で申請をしなくてはいけません。
売上金の振込日と振込申請について
メルカリサイト内の設定の所に「振込申請して現金を受け取る」というコマンドがあるので、そちらから手続きを行います。手続きには振込先の口座番号や口座名義、住所や氏名、生年月日を入力する必要があります。
振込申請には期限があり、売上金を得てから、180日以内に申請をしなければなりません。しかし、万が一期限内に申請しなかった場合でも振込先口座の登録をしておけば、自動的に振り込まれます。
また、売上金の振込日は選択した振込スケジュールによって変わります。振込日の詳しい内容については次に紹介します。
通常振込とお急ぎ振込が選択できる
通常振込は、毎週月曜日が締め日になり、その締め日から数えて4営業日目に振り込まれます。土日祝日や年末年始を除いた、平日が営業日となります。最短で申請から4日で売上金が振り込まれますが、営業日の都合によっては10日ほどかかることもあります。
売上金を少しでも早く得たいときにおすすめなのが「お急ぎ振込」です。手数料が200円かかりますが、最短で翌日か翌々日には売上金を得ることができます。土日祝日を挟む場合には、3日から4日ほどかかります。
未払いや返品・返金の場合の対処法
支払い期限が過ぎたらメッセージで連絡
メルカリでは、購入の際に支払い方法を選択できます。クレジットカードや売上金払いにするとすぐに支払いを完了しますが、銀行振込やコンビニ払いを選択すると支払い期限が設けられ、その期日までに支払うことになっています。
支払い期日は、翌々日の24時までと決められていますが、中には期日を過ぎても支払いが完了されないこともあります。そんなときは、相手にメッセージを送ることができるので、まず支払い状況の確認メッセージを送ってみてください。
返品キャンセル連絡はメッセージで合意確認
「手元に届いてみたらイメージと違った」や「ほかにもっとよい商品が見つかった」などの自己都合による返品は受け付けてもらえません。しかし販売している写真や説明文とは違うものが届いたり、梱包に不備があり壊れて届いたりした場合、購入者は返品の申し出をすることができます。
購入者から返品希望があった場合でも、状況をメッセージで把握し、相手に合意してもらえるか確認しましょう。メルカリの運営に仲裁に入ってもらうこともできます。
購入者に商品が未着!メッセージで状況確認
しかし、保証付の配送方法よりも、定形外郵送などの追跡保証が付いていない発送方法を選択する人もいます。基本的に送料は出品者が負担することが多いので、少しでも売上金を多くするために、保証なしの安価な発送を選んでしまうようです。
日数的には商品が届いているはずなのに、購入者から到着の連絡がない場合には、まずメッセージで状況を確認しましょう。初めて取引をする購入者の場合は、商品を受け取れば終了と思っている人もいますのできちんと確認しておくことが大切です。
メルカリ出品者にかかる手数料は?
売れたときに販売手数料が1割かかる
出品する際に値段を決めますが、値段を入力すると販売金額の下に、1割差し引かれた値段が自動計算され、表示されます。販売価格と実際に手に入る売上金は異なります。
例えば、300円の品物を販売したときに、購入者が支払うのは300円となり変わりはありません。しかし、出品者が実際に受け取れる金額は270円となります。売り上げの1割である30円がメルカリに手数料として差し引かれます。300円を受け取る金額として希望するときは、333円で販売する必要があります。