就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

育休後に退職したいママへ!メリットとデメリットを知って決断しよう

育休後に退職したいママへ!メリットとデメリットを知って決断しよう

保育園に通う子がいたら退園の可能性も

保育園に通わせている子どもがいるママやパパが失業や退職、転職などで仕事を失っても、すぐに退園にはなりません。退園までには一定の猶予期間があるので焦らなくても大丈夫です。

子どもが保育園に在園できる期間ですが、だいたい退職後2カ月は猶予期間として認めている自治体が多いようです。

しかし自治体によって期間や規定が異なり、3カ月以内に復職しなければならない自治体もあれば、待機児童が多い自治体だと1カ月を目安に復職しないとならない場合もあるので、注意が必要です。

ある自治体では4月入所の場合、5月1日までに復職できなければ入園の取り消し、または退園になるといったルールが定められているようですよ。自分の自治体はどうなのか確認しましょう。

産後の転職が難しい現実も知っておこう

産後の再就職は難しいといわれている理由はいくつかあります。一般的に復職する人のほとんどが、産休あたりから「保活」と呼ばれる保育園探しを始め、育児休暇中に保育園の入園許可をもらい復職するといった流れでしょう。

しかし一度退職してしまうと、まず条件に合う保育園と新たに働く場所を探さなければなりません。離職期間が長くなればなるほど正社員として働くことが難しくなり、パートとして働く方が多いという傾向があります。

また保育園に入園できても、緊急時に子どもを預かってくれる周囲の助けがないことも、産後の転職を難しくさせる原因の一つです。

厳しい現実ではありますが再就職しているママも多く、育児と両立させるため紹介予定派遣で働いたのち、正社員で働くママもいます。

まとめ

育休は復帰を前提とした制度ですが、育休後に退職したからといって育児手当金を返却する義務はありません。しかし「モラル」の面で、周りからは同意を受けにくいかもしれませんね。

育休を申請するときは退職を前提として取得することを避け、育休中に様々な理由でどうしても復帰の見通しが立たなければ退職を考えましょう。

忘れてはいけないのは、産休育休中に自分の復帰を待ち、フォローをしてくれた上司や同僚に感謝の気持ちと誠意を持って、退職する意思を伝えることではないでしょうか。
26 件

関連記事


  • テニ-とテーオ