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育休後に退職したいママへ!メリットとデメリットを知って決断しよう

育休後に退職したいママへ!メリットとデメリットを知って決断しよう

あまり大きな声ではいえないけど「育休後に退職したい」と思っているママも少なくないのではないでしょうか。ここでは育休後に退職を考えているママが知りたい情報をご紹介します。退職する際の退職理由や辞める時期、育児手当や社会保険についてもあわせてご覧ください。

育休後に退職したいと思っているママは多い

育休後に退職する人は1割程度

育休は復職することが前提の制度です。正社員も非正社員も「同じ雇用者に1年以上継続して雇われている」「子どもが1歳6カ月になる日まで契約終了が確定でない」という二つの条件を満たしていれば取得できます。

育休制度の目的は、取得者が仕事と育児を両立し、継続して働けるようにすることです。法律では育児中・復職直後の退職を禁止としてはいませんが、最初から退職することを前提に育休を取得するのはルールに反するということには理解が必要です。

平成27年度の厚生労働省の調べでは、末子妊娠時の女性で「産休育休業中または復帰後間もない時期に退職した」という正社員は4.9%、非正社員は4.8%というデータがあり、1割程度が退職しているようです。どうしてなのでしょうか。

ママたちが育休明けに退職する理由とは

妊娠・出産を機に「家事や育児に専念するため」「仕事と育児・家事の両立が難しい」という理由で退職する人が多いようです。また「保育所に空きがなく入れない」「緊急時に子どもを預けられる身内がいない」などの声もあります。

そのほか、保育園や身内のフォローはあっても以前と違う未経験業務の部署に配属されてしまったり、両立を支援してもらえるような職場の雰囲気ではなかったりして、退職を検討する人も少なくないようです。

このように、せっかく仕事復帰したのに退職を選択せざるを得ないケースだと、ママも周りも残念に思うかもしれません。しかし、産後はママや赤ちゃんの体調など不安も多い時期なので、何を重視するかを考えるのも大切ですね。

退職せず踏ん張ればお金が後からついて来る

ママの復帰後は、保育園で子どもが体調を崩し、お迎えを求められることも少なくありません。初めはなかなか仕事に専念できないかもしれませんね。

育休明けは肉体的にも精神的にも疲れる時期ですが、経済的に負担がかかる時期でもあります。なぜなら、保育料は乳幼児期が一番高く、ママの時短勤務などによる収入ダウンも大きく経済を圧迫する原因になるからです。

内閣府による「国民生活白書」では、出産退職による経済的損失は約2億円というデータがあります。これは出産退職した場合と、出産後も退職せず正社員として働く場合を比較したものです。

辛い時期を乗り越えたころには子どもに手が掛からなくなり、経済的な負担も落ち着いて、働いていてよかったと思える日が来るかもしれませんね。

育休後に円満に退職するための方法

反感を買いにくい退職理由

誰でもできれば円満に退職したいと思うものですよね。あるママは育休後、歓迎ムードのある職場へ復帰しました。時短勤務や託児補助などもあり働きやすい環境だったようですが、復帰を祝福したのもつかの間、ほどなくして退職を申し出たそうです。

理由は「復帰後に任された仕事は新人がやるような簡単なものばかりで、働くモチベーションが落ちてしまったから」とのことでした。

しかし会社へは「育児や家事と仕事の両立が難しいため」と建前の退職理由を伝えたようです。つまり、「自分に非がある」という建前が円満に退職するポイントなのかもしれませんね。

また「保育園の空きがない」や「体力的に難しい」なども、角がたちにくい退職理由になるでしょう。

会社の繁忙期を避けて退職しよう

やむを得ず育休後に復帰してから退職する場合、いつごろがよいか悩むかもしれません。育休後に復帰して退職する方だけではなく、社会人としても退職するのに避けたほうがよい時期があります。それは会社の繁忙期です。

繁忙期や人手が足りない時期の退職は上司や職場にとって負担になりますし、慌ただしいときに行う退職手続きは不注意によるミスなど、不備が発生する恐れもあります。また退職する自分にとっても、後任者への引継ぎが落ち着いてできないかもしれませんよね。

「少しでも復帰したからもう辞めよう」と思わず、育休中や復帰後、自分をフォローしてくれた周りにも目を向けて、会社にとって一番迷惑がかからない時期に退職するのがよいでしょう。

1年程度働いて退職すると円満退社になる

前述しましたが、育休後の退職は法的にはまったく問題ありません。退職する理由や時期は個人的な問題でもあるので自由です。

しかし育休は「復帰を前提」とした制度です。育休中は育児手当として給料が支払われ、周りの社員は自分の仕事のカバーをしてくれています。

法的には許されても、育休をすべて取得してから復帰せずに辞める場合、会社や職場の同僚もよくは思わないかもしれません。せめて育休を取得した期間と同じくらいの期間は働いてから辞めると、円満退社になりやすいでしょう。

また、後任のためにも自分がしていた業務を分かりやすく細かく伝えて引き継ぐことも大切です。そして「育児に専念したいので申し訳ありません」など、謙虚な姿勢で退職しましょう。

育休後に退職するママが知っておきたいこと

育休手当や社会保険はどうなるの?

育休中に受給した「育児休業納付金」の返金が必要なのか心配ですよね。育休は復職を前提とした制度ですが、受給中や受給後に退職したからといって納付金を返金するよう求められることはありません。

つまり育休が終了してから退職しても、育休開始したときに退職する予定ではなかった場合、返金は不要ということです。

また社会保険については、退職と同時に保険証を会社へ返却する必要があります。一定の条件を満たせば、任意継続として退職した会社の保険に入ることもできます。しかし任意継続する場合は、保険料が免除されず全額自己負担になるので注意しましょう。

任意継続しない場合は、配偶者の扶養に入るか国民健康保険に加入するなどの手続きが必要なので、しっかりと確認してくださいね。
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