1歳児の上手な髪の毛の切り方って?安全なヘアカットの方法について
個人差はあるものの、1歳にもなると「そろそろカットしようかな?」とママが思うくらいに髪の毛が伸びてくる子が多いようです。しかし、なかなかじっとすることができない1歳児が相手では、上手にヘアカットができるか心配 になりますね。この記事では、子どものヘアカットを安全に行うコツや注意点をご紹介します。
はじめて髪の毛を切る時期は1歳が多い
前髪が目にかかる時期が切りどき
しかし髪の毛の量は個人差が大きく、低月齢のうちからフサフサの子もいれば1歳でも髪の毛が薄い子も少なくありません。そのため初めてのヘアカットは、前髪が目にかかるようになったことがきっかけになることが多いようです。
前髪は、伸びてもヘアピンやヘアゴムで留めることができますが、月齢が上がるにつれ自分でとってしまうこともあります。前髪が目にかかると、目をこすったり掻いてしまったりする原因になるため、なるべくさっぱりしておきたいものです。
髪の毛が多い子も少ない子も個性ですので、はじめて切る時期は月齢ではなくその子なりの伸び具合で判断してあげましょう。
ヘアカットに必要な道具を用意しよう
最低限髪の毛を切るために必要なものは、カット用はさみ、すきばさみ、クシです。はさみは、先が丸くなっていたり刃が小さかったりする、子ども用の散髪はさみだと安全ですよ。
「カット用はさみだけでもよいのでは?」と思うママもいらっしゃるかもしれません。しかし、ヘアカット初心者のママでも自然に仕上げるためには、すきばさみも準備しておくことをおすすめします。
また、汚れることを考えてケープやタオル、床に敷くシートや新聞紙を用意しておくのも大切です。切った髪の毛をキャッチしてくれる、ポケット付きの散髪ケープなどを使うのもおすすめですよ。
安全のために子どもの気をそらすものを用意
安全に切るためには、子どもに少しのあいだじっとしてもらわなくてはいけませんよね。そのため、お気に入りのDVDやおもちゃなどを準備しておくことが重要なのです。
1歳前後の子どもの集中力は、10分程度だといわれています。そのため、ヘアカットは10分ほどで終わらせることを目標とし、そのあいだ集中できるものを準備しましょう。
好きなアニメや子ども番組の録画やDVDを見せたり、お気に入りのおもちゃを渡しておもちゃに集中するようママが声をかけてみましょう。お風呂場で切る場合は、防水タブレットなどを使うのもよいかもしれませんね。
男女別ファーストカットでおすすめの切り方
男の子はバリカンで簡単にすっきり
アタッチメントが付いている子ども用バリカンは、刃が直接頭皮や皮膚に当たらないため、子どもの敏感な肌を傷つける心配がありません。また、防水だったり水洗いOKだったりするものですと、お風呂場で使うことができますし、衛生的に使うことができますね。
また、アタッチメントが付いていると刈る毛の高さを調節することができるため、ヘアカット初心者のママでも簡単に均一な高さに刈ることができます。
最初は同じアタッチメントを使い、同じ高さで刈るのがおすすめですが、慣れてきたら頭頂部や耳周り、後頭部で高さを変えておしゃれな髪型にしてあげることもできますよ。
女の子は将来のロングを意識してすく
1歳前後ですと、七五三に向けて髪の毛を伸ばしていきたいと考えるママも多いと思います。そのため、女の子のヘアカットにはすきばさみをメインで使うのがよいでしょう。
すきばさみは「髪の毛の量を減らすもの」というイメージがあるかもしれませんが、ヘアカット初心者のママにとっては、切り過ぎを予防するというメリットもあるのです。上手に切ることができるか不安なママは、特にカット用はさみではなくすきばさみを使うとよいでしょう。
それでも不安な場合は、前髪や耳周りだけ切って整えるのもよいかもしれませんね。
前髪はすきばさみで調整すると自然になる
カット用はさみだけで切るぱっつん前髪も子どもらしくて可愛いですが、まっすぐ切るのはなかなか難しいものです。また、ガタガタになってしまった際に目立ちやすいため、前髪は意外と難易度が高い部分になります。
そのため、自然な仕上がりにするためには、すきばさみを使用するのがよいでしょう。カット用はさみで完成予定の長さよりも少しだけ長めに切り、すきばさみで縦に切るようにすると自然に仕上がります。
また、切るごとにクシでとかしながら行うと、量を減らしすぎたり切り過ぎたりするのを防ぐことができますよ。