子どもの整理整頓は自立への第一歩!幼児期から始める後片付け
絵本は見せる収納で子どもも楽しい
背表紙を見せて収納すると本が探しにくかったり、斜めに倒れて入れにくかったりしませんか。もしそんな悩みがあるなら、見せる絵本収納をおすすめします。
マガジンラックのように、絵本の表紙を前向きに置くだけです。選びやすく、目にも留まるので、子どもの読む気を刺激します。インテリアとしてもおしゃれですよね。
市販の見せる絵本棚を購入するのもいいですし、すのこやホームセンターの木材などでDIYにチャレンジしてみてもよいでしょう。本棚の前に子ども椅子を置いて、自分だけの読書スペースを作るのも楽しいかもしれません。
子ども服は入れる場所を決める
着替えがスムーズにいくように、下着のシャツの内側にパンツを入れて一緒にたたむなんて裏技もあるようです。
また成長が早いのでサイズが大きめ、または小さくなった服も、一緒に収納していませんか。ちょうどよいサイズのものになるべく絞って、詰め込まないように収納しましょう。子どもが見てわかりやすく、取り出しやすい状態にすることが大切です。
靴や子どもの作品、食器などの片付け
玄関で脱いだ靴も指定席を決める
玄関の床に印をつけて、靴はここに置くというようにルールを決めてみましょう。印は100円ショップで売っている黒板シートを靴跡の形に切って床に貼りつけるのがおすすめです。もしくは自宅にあるマスキングテープを使って、靴跡のような形にして床に貼るのもよいですね。
子どもの分だけでなくママやパパの靴の位置も印をつけて指定すると、子どもが「自分のはここ、ママとパパの靴はここ」と考え、実行に移しやすいはずです。試してみてくださいね。
溜まりがちな子どもの作品の解決策
子どもが気に入っている作品を選んで、部屋の一角に飾ってみましょう。ママの工夫でおしゃれでかわいい展示コーナーにしてみるのもよいですね。
それ以外の作品は箱に入れ、定期的に見直して不要な作品は子どもと一緒に選んで処分します。処分する前に写真に撮ってデジタルデータで保存すると場所を取りません。
ママによっては作品の写真を1枚にまとめてポスターのようにしたり、写真集を作ったりしている人もいるようです。できるだけコンパクトにしたいですね。
布団や食器の後片付けも少しずつ
しかし最初から、完璧なベッドメーキングや敷布団まで畳むといった作業を子どもひとりでするのは難しいので、まずはかけ布団を整えたり畳んだりするところから始めてみましょう。
食事の後、食器を下げたりテーブルを拭いたりといった作業をママひとりでこなしている家庭も多いかもしれません。
せめて子どもには自分の食器だけでも下げてもらうようにしましょう。そのためにも、子どもの食器は落としても割れない素材、小さな手でも運びやすいよう持ちやすく軽いものを選びたいですね。100円ショップなどにもあるので探してみましょう。
まとめ
片付いた部屋は気分のよいものです。それ以上にママが片付けることを喜んでくれることが、子どもにとって整理整頓のやる気スイッチになるのではないでしょうか。今まで片付けないことに怒ってしまっていたママも、次からは「楽しく」をモットーに取り組んでみませんか。
これからも片付けたくなる仕掛けを、たくさん作ってみてください。いつかきっと、片付け上手になってくれることでしょう。