フリーマーケットでの上手な売り方!コツを知って売上アップしよう
サイズアウトした子ども服や、使わなくなったおもちゃの処分方法に悩んでいるママも多いと思います。思い入れのある物、贈り物としていただいた品など処分に困ったらフリーマーケットに出品してみるのもおすすめです。フリーマーケットに興味があるママやフリマ初参加のママ向けに、上手な売り方と売上アップのコツをご紹介します。
フリーマーケットで売れるアイテムは?
出品数の少ないメンズアイテムは売れ筋
男性が開店準備をしていると男性のお客さんが近寄ってくるケースも多いようです。確かに、フリーマーケットでは子ども服や雑貨などの商品が多く、メンズ商品はあまり見かけない傾向がありますね。
メンズアイテムの中でも特に人気がある商品は、「スポーツブランドの衣類や被服雑貨」で、数年前の商品でも状態がよければ売れやすいのです。最近はパパのおしゃれ度も上がっていて、少し前の年代の物をおしゃれに着こなすことも多いそうです。数年前のスポーツブランド商品は、ほかの人とアイテムがかぶりにくいというのも、逆に好条件なのかもしれませんね。
お家で眠っているスポーツブランドの商品があれば、出品してみましょう。
子ども服やおもちゃは人気が高い
子ども服の売れ筋は、80~100サイズです。食べこぼしや遊びでの汚れなど洗濯する回数も多い上、保育園に通っている場合は園置き用のお着替えなど、なにかと枚数も必要になる年ごろのサイズなので、コンスタントに売れる商品となっています。
おもちゃでは、プラレールやトミカ系など単品購入できる商品が人気です。一時しか使わないけれど、個数が欲しくなる物は人気が高いですよ。
会場の客層を考えて売れ筋を見極めよう
戦略といってもとても簡単なことで、「出店する会場に合わせて、商品を選択する」こと。つまり客層を考えて、売れ筋を見極めるということなのです。
例えば、公園で開催されるフリーマーケットであれば、お客さんはファミリー層が多いですね。逆に都心の会場であれば、ファミリー層よりも大人だけのお客さんが多くなりそうです。
ファミリー層が多い会場では、子ども服やおもちゃなどの商品をメインに、ベビーグッズやマタニティーグッズも出品してもよいでしょう。大人のお客さんが多い会場では、大人用の洋服やバッグやアクセサリーなどの被服雑貨をメインに、という感じで商品を用意してみましょう。
売上アップに向けて事前準備をしよう
商品は事前にキレイにしておこう
衣類は洗濯をして、できればアイロンをかけておくのがおすすめです。ハンガーに掛けて陳列するにも、畳んで陳列するにもシワがない方がキレイに見えますよね。あなたが買い手側になったとして、同じ値段の同じ衣類で、シワがある衣類とシワのない衣類があったら、断然シワのない衣類を選ぶと思いませんか?
おもちゃや雑貨など洗うことのできない商品については、キレイに汚れを拭き取ってから出品します。子どもが愛用していたおもちゃは、どうしても傷や汚れが付いていることもありますよね。そんな場合はできる限りキレイにして、潔く「傷・汚れあり」と記載して安めに出品してみましょう。
値付けは希望価格より気持ち高めにしよう
というのも、買い手側のフリーマーケットの醍醐味といえば「値下げ交渉」も含まれますよね。当日は、自分で付けた値段よりも下げて販売することも多くなるので、最初の値付けは希望価格より気持ち高めに設定するのがおすすめです。
とはいえ、あまりにも高すぎる値段では買い手がつきません。フリーマーケットの相場(定価の1/10の価格)も考慮しながら値付けをしていきましょう。相場を加味しながら値付けをすると、スムーズに進められますよ。
当日使う物を準備しよう
まずは、つり銭です。「多すぎるかな?」と思う程度に小銭を用意しておきましょう。つり銭を入れる缶や箱、売上金を保管するウエストポーチ、お釣りの計算に電卓もあると便利です。商品を渡すときに使用する袋も多めに用意すると安心ですね。
次に出店に必要な道具としてレジャーシート、商品の価格などを記入するPOP、油性マジック(値下げ前と値下げ後用に2色がおすすめ)、POPを止めるクリップ類やテープ類も必要です。
当日は、長時間同じ場所に座って販売をするので、水筒やお弁当もしくはお菓子、座布団や椅子、日傘があると便利ですよ。
当日にやっておきたい売上アップのコツ
早めの会場入りで余裕を持って準備しよう
売り手として初めてのフリーマーケット、または初めての会場などは勝手が分からず、思っていたよりも準備に時間がかかることもあります。早めの会場入りで余裕を持って準備を進められるようにしましょう。
ママ友などと数人で出店する場合は、各自の商品の置き場を決めたり、売上が分かりやすいように各自の商品にカラー別の値札を貼るなどの準備や打ち合わせも必要です。
また、事前にディスプレイの配置を考えていても、実際のスペースを見てから変更することもあります。こうしたことを想定すると、やはり時間に余裕があると安心ですね。
フリーマーケット開始直後はお客さんも多めです。ゆったりと対応できるように心がけましょう。