新生児のミルクの飲み過ぎに要注意!飲み過ぎる原因や予防方法を紹介
ミルクの量を把握して飲み過ぎを予防しよう
新生児の1日のミルクの量の目安
出産した産院で赤ちゃんの様子も見ながらおおよそのミルクの量を教えてくれますので、それを参考にしてもよいですね。新生児は吸てつ反射がありますから、あるだけ飲んでしまうのでママが調整する必要があります。
ミルクを飲んだ後に泣くことがあっても、お腹が満たされないで泣いているのか、お腹がいっぱいで泣いているのかわかりませんから、すぐに次のミルクを飲ませるのではなく、赤ちゃんの状態も確認したうえでミルクを飲ませるかを判断しましょう。
1日1000mlを超えていたら注意しよう
赤ちゃんの飲み方によって多少多くしたり、少なくしたりすることがあるでしょうが、1日1,000mlを超えたら飲み過ぎになりますから注意しましょう。もし、飲んだ後に大量に吐き出したという場合は注意してくださいね。
ミルクを飲み過ぎた場合に大量に吐くことがあります。1日に飲んだミルクの量を把握するためにも、いつどのくらいを飲んだかをメモ書きしておくと安心ですね。赤ちゃんがミルクを飲んだ後の様子や、体重の増え方、などを注意してみておくとよいでしょう。
哺乳口を変えて飲み過ぎを抑えよう
赤ちゃんが飲み過ぎてしまうのを心配しているママは、哺乳瓶の乳首で調整することができますよ。哺乳瓶の乳首の吸い口の穴は大きさや形がいろいろとあるのを知っていますか?
新生児はssサイズと低流量のものが対象になっています。乳首の穴の形は丸穴とクロスカット&スリーカットがあり、丸穴の方が新生児に使われています。
新生児は吸う力が弱く、吸い方もうまくありませんから、弱い力でも吸えるようになっているのです。乳首の形や穴の大きさはメーカーによっても違いますから、赤ちゃんに合うものを探しましょう。
新生児がミルクを吐くときの注意点
ミルクを吐いた後は体調を確認する
げっぷするときに吐いたら、ミルクと一緒に飲んだ空気がげっぷとして出るときにミルクも一緒に出てくるのです。このときは大量に吐くことがありますので、体調が悪くないのかを確認する方がよいでしょう。
吐いた後にご機嫌で過ごし、いつもと様子が変わらなければ大丈夫でしょう。吐いて濡れてしまった服は着替えさせて、また吐いてはいけませんから上半身を少し高めにしておいてあげるとよいですね。
吐いたものがのどに詰まるのが怖いですから、赤ちゃんが吐くときは気をつけて見ていたいですね。
大量に吐くときは病気かもしれない
ウイルスや細菌が引き起こす急性胃腸炎は突然の嘔吐から始まります。嘔吐や下痢が続くと脱水症状になりやすく、ひどい場合は入院が必要になります。
胃の中のミルクが食道に逆流する胃食道逆流症も大量に吐いてしまいます。成長と共に逆流しなくなることが多いですがひどいと手術が必要になることもあります。
ミルクアレルギーもミルクを飲んだ後に吐き出します。お腹が張っておならをよくしてミルクも吐き出してしまう場合は、胃軸捻転症の可能性があります。胃がねじれてげっぷをうまく出せずにミルクを吐いてしまうのです。病気の可能性も考えて観察しましょう。
心配なときは病院を受診しよう
吐いた後にぐったりとしていたり、けいれん後に嘔吐が観察されたりした場合は病院で診てもらいましょう。また、頻繁に吐いて水分がとれず唇が乾いている場合や、おしっこが6~8時間ほど出ていない症状も受診をおすすめします。
判断するのが難しければ、念のため病院で受診する方が安心できますね。いつ頃から何度吐いているのか、どのような状況で吐き熱はあるのかなどを医師に伝えて診てもらいましょう。吐いたものを写真に撮っておくと医師にも説明しやすいですね。
まとめ
飲み過ぎてしまうとお腹がいっぱい過ぎて気持ち悪くて泣いたり、眠れなかったりするのです。体重が増えすぎるのも体によくありませんから、ママが赤ちゃんの様子を確認して程よい量にするとよいですね。
吐くことはよくあることですが、いつもと様子が違ったら病院を受診する必要もあります。赤ちゃんの様子をきちんと見ていたいですね。