2歳児でも料理のお手伝いができる!メリットや行う際のポイントとは
2歳児は、なんでも自分でやりたい盛りです。ママが料理をしていると、お手伝いをしたがる子どももいることでしょう。「料理はまだ早いかな」と思うママもいるかもしれませんが、2歳児でも立派にお手伝いすることはできますよ。今回は2歳児が料理のお手伝いをするメリットや、安全に手伝えるポイントなどを紹介します。
2歳児が料理のお手伝いをする際のポイント
アレルギーや生ものの扱いには気をつける
たとえば2歳児の子どもなら、料理中でも汚れたままの手で口や鼻を触ったりすることがあるものです。小さな子どもは、ちょっとした菌でも食中毒を起こす可能性があります。また、肌や気管も大人と比べて敏感ですので、新たにアレルギー反応を起こすこともあるかもしれません。
そのため「生肉や生魚などには触らせない」「食べたことのない食材は触らせない」「調理後はママが手洗いを手伝って念入りに洗う」といったことを心がけましょう。
火や熱湯を使わない料理をお願いする
また、日常でよく使う電子レンジも火傷の恐れがあるものです。うっかり食器に触れて火傷をしてしまわないように、必ず取り出すときはママが行いましょうね。
「熱いものもやってみたい!」というときは、十分注意した上でホットプレートでパンケーキを焼くのを手伝ってもらうなど、直火や熱湯を使わないもので練習してみるのもよいかもしれません。
2歳児ができる料理の工程を少しずつ!
たとえば、
・野菜を洗う、皮をむく、ヘタを取る
・野菜を潰す
・材料を混ぜる
・サンドイッチなどの具を挟む
・ラップに包んでおにぎりを握る
・卵を割る
などがあります。
野菜の皮むきは、玉ねぎやトウモロコシなど手で簡単にむけるものがおすすめです。またポテトサラダ用に、茹でて粗熱を取ったジャガイモを潰してもらうのもよいですね。卵を割るときに殻が入ったり混ぜるときにこぼれたりすることがあるでしょう。しかし、子どもが納得するまでやらせてみるのも大切ですよ。
2歳児が料理のお手伝いをするメリットとは
信頼されていると感じ、自信や意欲が高まる
子どもは誰しもママの役に立ちたいと思っているものです。ママが子どもにお手伝いをお願いすると、子どもは「ママは自分を信頼してお手伝いを頼んでくれた」と嬉しく感じます。そして「ありがとう」といわれることで「自分は必要とされている」「ママの役に立てた」と感じ、気持ちが満たされ自分への自信につながるのです。
また、お手伝いをすることで「自分にもできた」という達成感にもつながります。このように、お手伝は子どもの自信や意欲を高めることができるのです。
コミュニケーションが増えて絆が深まる
料理はただ食事を作るだけのものではありません。どこかに出かけたり特別なことをしなくても、料理を一緒に作るだけで子どもと絆を深めることができるのです。
ママも心から楽しんで一緒に料理をしてみてください。きっとなんでもない日常のお手伝いが、ママにとっても子どもにとても心に残る素敵な思い出になることでしょう。
感覚が育ち五感が鍛えられる
たとえば、味見を通して味の変化を感じることは「味覚」を刺激します。また様々な食材を触ることで「触覚」が鍛えられるでしょう。さらに食材が調理されていく変化は「視覚」に訴えかけ、お肉を焼く音や鍋の煮える音などは「聴覚」によい影響をもたらします。そして料理中に漂う香りは「嗅覚」を刺激してくれるのです。
五感を発達させるには、一つのことで五感すべてに刺激を与えることが理想的といわれています。そのため、すべての五感に刺激を与えられる「料理」は子どもの成長におすすめといえますね。
料理のお手伝いの際に役立つグッズを紹介
リトルシェフクラブ子供用調理器8点セット
まずは貝印から「リトルシェフクラブ子供用調理器8点セット」です。包丁・やわらかまな板・ピーラー・ステンレスの抜き型・お玉・あわ立て・ターナー・マッシャーの8点がついており、子どものやる気が高まる豪華なセットとなっています。子どもの手にあうように少し柄を短くしたり丸みをつけたり、使いやすい工夫がされていますよ。
自分用の調理器具が揃っていると、色々な料理のお手伝いに挑戦したくなることでしょう。包丁は手が切れにくいギザ刃で、刃先とあご部分は丸くなっています。まだ心配な場合は、包丁はもう少し大きくなってからのお楽しみにとっておいてもよいですね。