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保育園にかかるお金の決まり方と条件。保育料以外にかかるお金について

保育園にかかるお金の決まり方と条件。保育料以外にかかるお金について

保育園に入園することが難しい状況ですが、いざ入園が決まっても保育園て意外とお金がかかりパート代が保育料で消えてしまうという声を耳にします。そこで今回は、保育料の決定方法や保育料以外にもかかる費用などをまとめてみました。保育園を利用している方も待機中の方も参考にしてみてくださいね。

保育料は何で決まるの?認可外保育園は?

保育料を決める要素はなに?

保育料を決める要素は、世帯所得・自治体・保育時間・子どもの年齢や人数です。

保育料は、世帯所得をもとに計算される住民税が基準となり決まります。所得が多いほど、保育料は高くなるということですね。各家庭で所得は違うので、同じクラスの子どもでも保育料は様々なのです。

そして住民税を目安に各自治体が金額を設定しているので、地域によっても保育料に差が出てきます。

そのほかに、子どもの人数や保育時間によっても保育料が変わってきます。「子ども・子育て支援新制度」では、フルタイム労働を想定した「保育標準時間(最長11時間保育)パートタイム労働を想定した「保育短時間(最長8時間保育)があります。

また、延長保育を利用すると延長代が加算されます。

保育料の目安と推定年収

3歳以上の子どもを預けると想定して、簡単にまとめてみました。

生活保護世帯は保育料がかかりません。また年収260万円未満の所得税非課税世帯では保育標準時間6,000円保育短時間5,000円です。

推定年収260万円以上470万円未満の場合、保育標準時間16,500円~27,000円・保育短時間16,300円~26,600円。

推定年収470万円以上930万円未満の場合、保育標準時間41,500円~58,000円・保育短時間40,900円~57,100円。

推定年収930万円以上1,130万円未満の場合、保育標準時間77,000円~101,000円・保育短時間75,800円~99,400円。

年収によってずいぶんと違いがありますね。

認可外保育園の保育料は?

認可外保育園は認可保育園とは違い、保育料は自治体や年収などは関係ありません。保育園側が自由に保育料を設定することができます。

認可保育園の保育料の平均は2~3万円だそうですが、認可外保育園の保育料は7万~12万円と高額です。また認可保育園と同じく、子どもの年齢や預かり時間によっても保育料は変動します。

年収が多い家庭の場合は、認可外保育園の方が保育料が抑えらえる場合もあるそうですよ。

認可外保育園を検討している方は、保育園に直接問い合わせをし保育料がどのくらいかかるのかを確認してみるといいかもしれませんね。また自治体によっては、認可外保育園に通う場合は、補助金がおりる地域もあるそうなので問い合わせ時に一緒に聞いてみるといいですよ。

子どもの年齢や人数など条件で変わる保育料

0歳から3歳までの保育料は高い!

3歳未満児の保育料を簡単にまとめてみました。

生活保護世帯は保育料がかかりません。また年収260万円未満の所得税非課税世帯では保育標準時間、保育短時間共に9,000円です。

推定年収260万円以上470万円未満の場合、保育標準時間19,500円~30,000円・保育短時間19,300円~29,600円。

推定年収470万円以上930万円未満の場合、保育標準時間44,500円~61,000円・保育短時間43,900円~61,100円。

推定年収930万円以上1,130万円未満の場合、保育標準時間80,000円~104,000円・保育短時間78,800円~102,400円。

3歳未満児の子どもの保育料は、3歳以上の子どもより約3,000円~5,000円ほど高くなる自治体が多い傾向にあります。

保育料が高くなる理由としては、0歳児は子ども3人に対し保育士1人、1・2歳児は子ども6人に対し保育士1人、3歳児は子ども20人に対し保育士1人という保育士の配置目安を国が定めているためです。

2人目以降の保育料は安くなる

平成28年度から「子どもの多い世帯(多子世帯)やひとり親世帯などの保育料の負担を軽減する」という支援策が拡充されたのをご存知でしたか?

内容としては、第2子は保育料半額、第3子以降は保育料無料というものです。

実は、第2子以降の保育料軽減というのは今までも各自治体でありましたが、条件としては「同じ世帯の子どもが同じ保育園に通っている」ということでした。

子どもが3人同じ保育園に通っていて第2子が半額、第3子が無料になっていたとしても、第1子が小学生になってしまうと第1子はカウントされず、実際は第2子でも保育料は全額、第3子は半額というものでした。

今回の支援策は、多子世帯で年収が360万円未満の世帯はきょうだいの年齢にかかわらず、第2子は保育料半額、第3子以降は保育料無料となります。ひとり親世帯では第1子の保育料半額、第2子以降は保育料無料となります。

家計にはとても助かる支援策ですね。こちらも自治体により異なってくる可能性があるため各自治体に問い合わせてみるとよいかもしれませんね。

保育料以外にどんなお金がかかるの?

入園準備にお金がかかる

保育園が決まった!と喜びもつかの間…入園準備に意外とお金がかかります。

必要な物などは各保育園により異なりますが、保育園はお昼寝があるのでお昼寝布団セットや園児服・体操着・通園バッグやタオルなど、平均的に約25,000円くらいはかかってしまいます。

友人の場合は、お昼寝布団は保育園が用意してくれ、園児服はお下がりをいただけたので1万円くらいで済んだそうです。

お昼寝布団や保育園の指定がないものは、リサイクルショップやネットで安いものを購入すれば費用を抑えることができると思いますよ。

また着替えを何着か必ず持っていくので、保育園用の服として汚してもいいような安い服も多めに用意しておいた方がよいかと思います。

毎月支払うお金がある

保育園に通うと保育料以外にも毎月支払うお金があるので、いくつかあげたいと思います。

・保護者会費 園により金額は変わりますが、月500円くらいです。

・給食費、おやつ代 お弁当持参の保育園もありますが、給食が提供される保育園では支払いがあります。

・絵本代 絵本代は年齢や園によりさまざまですが、大体450円くらいの支払いです。

・冷暖房費 こちらも園によってですが、冷暖房が必要な時期になると500円くらいかかることがあります。

保育料のほかに毎月かかる費用は3,000円前後でしょうか。

友人の子どもが通っていた保育園では、給食費のほかにお米代として2カ月に1度300円の支払いがあったそうです。
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