2歳児と一緒に飛行機で旅行に行きたい!知っておきたい基礎知識
2歳児は、お買い物に行くだけでも苦労するイヤイヤ期です。そんな2歳児とも、飛行機に乗って旅行に行きたいというママもいますよね。ここでは、2歳児にかかる料金や、どうすればイヤイヤ期の子どもとスムーズに飛行機に乗れるのか、機内で起こり得る問題や乗り切る方法などを見てみましょう。
2歳児の飛行機の料金はどのくらい?
国際線の場合2歳児は小児運賃
しかし、2歳未満でも座席を使用する場合は小児運賃が必要です。2歳未満は「大人の膝に座って飛行機に乗ってもよい。子どもの座席も食事も必要ない」ということで、幼児運賃が適用されて大人運賃の10%の料金で利用できるのです。もし、座席を使用するなら小児運賃を払って座席を確保しましょう。
また、出発時に2歳未満で座席を使用しない場合、旅行期間中に誕生日を迎えても、旅程終了まで幼児運賃が適用されます。
LCCや国外の航空会社は異なる場合があるため、利用する際は確認してくださいね。
国内線の場合2歳児は膝上なら無料
国内線の小児運賃は、満3歳以上12歳未満に適用され、大人運賃の50%です。12歳からは大人運賃を払いましょう。
国際線、国内線のどちらの場合も、利用便に空席があることも考えられます。座席がない子どもがいると、ママと子どもがストレスなく過ごせるように、空席を利用してよいなどの対応をしてもらえることもあります。
しかし、そのときの状況にもよりますので、混んでいる場合はマナーを守り基本的に子どもはママの膝の上に座りましょう。
LCCの場合2歳児は大人と同額料金
独自の事業戦略で、効率的な運営により低価格の運賃を実現しているLCCなので、ほかの航空会社とは違った基準を設けているのですね。
たとえば、LCC「SPRING」の国内線では、1歳未満の航空券は無料です。しかし、1歳になると1人1区間1,500円の幼児運賃が必要です。
2歳児の場合、ほとんどが大人と同額の運賃が適用されます。しかし、国内線、国際線ともに航空会社で独自に定めた運賃を採用していることもありますので、利用する際は航空会社に問い合わせると安心ですよ。
2歳児と飛行機に乗るときの注意点
気圧の変化で耳の不快感への対処
しかし、子どもはこのようにはいきません。耳の痛みが治せなくて、泣いたり大騒ぎしたりする子どももいます。離着陸のとき、このことが原因で大泣きしている子どもは多いものです。
大きな揺れや騒音も泣く原因かもしれませんが、耳の痛みは、子どもにとっては普段感じることのない痛みで怖いのです。
子どもの耳が痛くならないように、ママは準備をしましょう。後でも書きますが、飴やジュースがあるとよいそうですよ。
興奮して寝なかったりぐずったりする
ママは、子どもが寝てくれると助かりますが、興奮しているうちはそう簡単に寝てくれません。いつもならお昼寝している時間なのに、目はぱっちり、あれにもこれにも興味津々で動き回ろうとします。
それでもご機嫌ならば、ママが相手をすることでなんとか乗り切れるでしょう。問題はぐずったときです。好きなおもちゃやお菓子を見せても、まったく見向きもせずただ泣き続けることも珍しくありません。
眠たいのに眠れない子は、いつもと違う環境だとこのような事態になりやすいです。本当に大変ですが、ママは根気強く抱っこしたり優しく声を掛けたりして落ち着かせましょう。
おむつ交換やトイレの心配
子どもが、トイレトレーニング中だけど成功率が低い場合は、この日は特別におむつでするように伝えてもよいかもしれません。ほとんど、トイレに行けるようになってきている子どもでも、念のため、おむつの方が安心です。
機内のトイレは、並んで待っている人も多いですし、機体が大きく揺れる際はトイレの使用が禁止になることもあります。行きたいときにすぐ行けるわけではないのです。
トイレにはおむつ交換台もありますが、2歳児を寝かせるには狭いという声があります。機内のおむつ交換台を使うのは非常時だけにして、できる限り飛行機に乗る前にトイレをすませておきたいですね。