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マタニティママも紅茶が飲みたい!身体に優しくて安心な紅茶の選び方

マタニティママも紅茶が飲みたい!身体に優しくて安心な紅茶の選び方

「紅茶に含まれるカフェインが気になって、大好きな紅茶を我慢している…」というママはいませんか?確かに、妊娠中のカフェイン摂取は注意が必要ですが、選び方に気をつけさえすれば、マタニティでも紅茶を楽しめるのです。身体に優しくて、美味しい紅茶をピックアップしましたのでご紹介します。

マタニティママの紅茶に注意が必要な理由

妊娠中のカフェイン摂りすぎによる影響

カフェインの過剰摂取は、流産や早産、低体重児の原因になるといわれています。それは、お腹の中で赤ちゃんがおしっこをするとき、おしっことともに排出されるカルシウムの量がカフェインによって増えてしまうことによります。つまり、赤ちゃんがカルシウムを正常に吸収できなくなるのです。

また、ママがカフェインを摂取することで母体のアドレナリンが増加します。すると、赤ちゃんへの血流が低下し低酸素状態となり、発育障害が起こる可能性が出てくるのです。

ただし、カフェインは一日100ml以内なら摂取しても問題ないとされています。150mlの紅茶に含まれるカフェインの量は30ml程度なので、一日2~3杯くらいなら飲んでもよいと考えられるでしょう。

妊娠中は禁忌のハーブティーもある

「紅茶がダメなら代わりにハーブティーを飲もう」と考えるママもいるかもしれませんね。ですが、ハーブの種類によっては、子宮収縮を促したり、お腹の赤ちゃんに悪影響を与えたりするため妊婦さんには禁忌とされているものもあります。

例えば、ラズベリーリーフは「安産のお茶」ともいわれ、その名前から妊婦さんにぴったりのハーブのように思えますが、子宮痙攣効果があるので妊娠初期には禁忌となります。一方、母乳の分泌を促すため、臨月のママにはおすすめです。

清涼感ある香りで気分をスッキリさせてくれるペパーミントやカモミールも、子宮収縮作用があり、摂りすぎは危険とされています。

このように、禁忌のハーブティーは色々あるので注意しましょう。

加糖の紅茶飲料はカロリーが高いものも

紅茶飲料の中には砂糖を加えることで、甘みがあり飲みやすくなっているものがあります。

ただし、紅茶自体のカロリーは0kcalですが、糖分が入ることでグッとカロリーが高くなってしまいます。紅茶そのものは無糖であるため、紅茶飲料は全般的にヘルシーな印象もありますが、すべてがそうであるとは限らないのです。

ちなみに、炭酸飲料のコーラは500mlの量に角砂糖が約15個分入っている、などといわれています。加糖の紅茶飲料はコーラほどではなくても、コーラの半分の糖分(角砂糖7~8個分)が入っているという話もあります。

固形のものより液体は摂取しやすく、無意識のうちに砂糖を大量摂取してしまう可能性があるため気をつけたいですね。

マタニティ期の身体に優しい紅茶の選び方

ノンカフェイン、カフェインレスを選ぶ

先ほど「カフェインは一日100ml以内なら摂取しても問題ないとされている」ということを述べましたとおり、カフェイン量に注意し飲みすぎさえしなければ、普通の紅茶を飲んでもよいでしょう。

ですが、カフェインの量を気にして神経質になるよりも、ノンカフェインやカフェインレスのものを選ぶ方がストレスフリーで、紅茶を美味しく味わえるのではないでしょうか?

そこで、やはり妊娠中はお腹の赤ちゃんのことを考えて、紅茶を飲むとしてもできるだけカフェインの入っていないものを選ぶことをおすすめします。まったくカフェインが入っていないものは「ノンカフェイン」、カフェインの量が抑えられているものは「カフェインレス」として販売されています。

ハーブティーならマタニティブレンドが安心

ハーブティーは多くがノンカフェインなので、妊婦さんにもおすすめの飲み物です。ただし、薬効成分を含んでいるものもあるため、選び方には注意しましょう。

妊婦さんに嬉しいリラックス効果がある一方で、飲みすぎると子宮を収縮させてしまうものや、抗酸化作用があるけれど、飲みすぎによって下痢症状を起こしてしまうものなど、飲む量に注意が必要なハーブティーは多くあります。

妊娠中でも安心してハーブティーを楽しむなら、初めから妊婦さん向けにブレンドされている「マタニティブレンド」がおすすめです。妊娠初期、出産前後、授乳中など、それぞれのタイミングに合わせたブレンドもあるので、時期に合わせて飲み分けるのもよいですね。

紅茶専門店なら相談や試飲ができるところも

紅茶やハーブティーは風味も色々で、人によって好みが大きく分かれます。そのため、人から「美味しいから試してみて」と勧められたお茶でも、自分の好みではなかったという場合もよくあります。

また、妊娠初期のつわりの時期や、体調によって味覚が変わることもあるため、以前まで好きだった香りや味が受け入れられなくなってしまった、というのも珍しくないことです。

自分に合う紅茶を見つけるために、専門店で相談したり試飲させてもらったりするのもよいでしょう。同じ種類の茶葉でも、ブレンドの内容やメーカーによって味が違うケースもあり、新しい発見があるかもしれませんよ。

試飲が難しい場合、初めは少量を購入して味見してみるとよいですね。

マタニティママも楽しめる紅茶アレンジ

紅茶アレンジの定番ロイヤルミルクティー

紅茶をストレートで味わうのもよいですが、たまには気分を変えてアレンジしてみるのはいかがでしょうか。ロイヤルミルクティーは紅茶アレンジの定番です。

カルシウムが豊富なミルクは栄養バランスがよくマタニティママにもおすすめ。ノンカフェインの紅茶と組み合わせて作るロイヤルミルクティーなら安心して飲めますね。

手軽に楽しむなら、粉末のスティックタイプやティーバッグタイプの紅茶を使うとよいでしょう。水は使わず、マグカップに牛乳と紅茶を入れてレンジでチンして作ると、濃厚なロイヤルミルクティーが簡単に作れます。

茶葉を使う場合でも、ティーフィルターに入れて使えばたいした手間にはなりませんよ。甘さをプラスしたいときはハチミツを入れても美味しいです。
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