犬の散歩中に子どもだけの留守番は危険?工夫をして愛犬を可愛がろう
子連れで犬の散歩に行くのは大変なものです。犬と子どものペースが違っていたら、どちらかに合わせるのは難しく困ってしまいます。少しの間なら、子どもに留守番させて犬の散歩に出かけてもよいのでしょうか?留守番中に考えられる事故、安全に犬の散歩ができる方法、子どもが犬と一緒に散歩するメリットをお伝えします。
犬の散歩中は子どもが留守番しても大丈夫?
子どもの留守番はケガや事故の危険がある
小さい子はしてよいことと悪いことの区別がつかないものです。そのため火を使った遊びなども悪気なくしてしまうのですね。
ライターで遊んでいて火が燃え移ってしまったり、コンセントに引っかかって電気ストーブを倒してしまったりすることもあります。 また、ベランダからの転落や、浴槽でのおぼれといった危険もあります。
事故がおきてから、「気を付けていれば…」と後悔しないために、ライターを使った後は、面倒でも子どもの届かない場所へ片付けましょう。電気ストーブは、コンセントを抜いておく方が安全です。
窓は鍵をかけ、浴槽の水は抜いておきましょう。
子どもの留守番中を狙う犯罪も
子どもなら、なおさらわかりづらいと思います。大人が近くにいないときは、インターホンに出ないように伝えておきましょう。
留守の場合、インターホンを2~3回押す人もいます。何回もインターホンを押されると、子どもは不安になって出てしまうかもしれません。
留守のときは、「不在表をポストに入れてもらえる」という仕組みがあることも、あわせて子どもに伝えておくとよいですね。年齢が低いうちは、正しい判断ができないので1人で留守番させるのは控えましょう。
子どもだけの留守番は小学生になってから!
子どもだけで留守番するのは、小学生以上になってしっかりしたころがよいでしょう。子どもがわかりやすいように、約束ごとをメモしておくとよいですよ。
基本的な約束は、前にもお話ししたようにインターホンや電話に出ないことなどです。もしも間違って電話に出てしまったときの対応も、念のために話し合っておきましょう。
「ママは今忙しい」「手が離せない」などの内容を、慌てずに伝えられるとよいですね。留守番をさせるときは、短時間にするように心がけましょう。
子どもと一緒に犬の散歩をしてみよう
散歩は子どもと犬にとってメリットが大きい
たとえば、外に行くことで体力が付きますし、外の空気を感じられたり自然と触れ合えたりしますよ。子どもは触れ合うものから、いろいろな刺激をもらって成長してゆくでしょう。
愛犬にとっても子どもとの散歩は楽しいものでしょう。犬が子どものことを気にしてくれたり、お互い仲よくなりたいというしぐさを見せてくれたりします。家族としての絆が深まってゆくことと思います。
子連れの犬の散歩はなにかと体力が必要ですが、メリットは大きいといえそうです。
散歩時はベビーカーがあると便利
赤ちゃんとお散歩に出かけてもよい目安時期は、1カ月健診の後です。赤ちゃんの成長が順調で、お散歩の許可が下りたらはじめましょう。
赤ちゃんとの散歩はベビーカーがあると便利です。抱っこ紐の方が身軽になるのでは?と思うママもいるかもしれませんね。
抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしていると、犬のうんちを拾うときなどに前かがみになることが難しいのです。生後1カ月でも赤ちゃんを抱っこして歩くのは大変です。
ママの体への負担を軽くするためにも、犬と散歩に出かけるときは、ベビーカーを使う方がよいですよ。
幼児に犬のリードを持たせるのは避けよう
子どもが「リードを持ちたい!」といったらどうすればよいでしょうか?
犬が小さくて力が強くない場合は、安全な場所で少し持たせてみるのも方法です。しかし、子どもだけで長時間持たせるのは危険です。
子どもがリードを放してしまうことも考えられますし、犬がいつもと違う強い力で引っ張る恐れもあります。基本的に幼児にリードを持たせるのは避けた方が安心ですよ。
どうしても持ちたいといわれた場合は、リードを二つ付けて、片方を持たせる方法がおすすめです。
子どもと犬の散歩に行けないときは?
パパや祖父母に子どもを見てもらう
残業で帰宅が遅いパパなら、朝の時間にお願いするのも一つの方法ですよ。犬の散歩は朝でも気持ちよいものです。
朝なら子どもがまだ寝ていることが多いので、パパも気軽に引き受けてくれるのでしょう。万が一子どもが起きてしまい、困ることがあれば、電話をかけてもらいましょう。家の近くならすぐに帰ることも可能ですね。
祖父母が近くにいるなら都合のよいときに来てもらいましょう。家の掃除など、気を使うこともあるかもしれませんが助かるものです。子どもと遊んでもらいその間に犬の散歩に出かけましょう。