「イクケン」を目指す香川県の子育て事情。おすすめの街やスポット
将来的に香川県に引っ越しをする予定のあるパパ・ママや、今香川県で生活をしているパパ・ママにとって一番気になるのは、子育てに関する情報ですよね。子育て世帯が住みやすい街や、どういう子育て支援があるのか、県内のお出かけスポットなどについて調べてみました。
香川県が子育て世代に人気の理由!
温暖で災害が少ないため、安心して暮らせる
春から秋にかけては、過ごしにくいほどの暑さを感じることは多くありません。冬もマイナスの気温になることは少ないので、暑いのも寒いのも苦手な人には住みやすいです。「雪が降らない暖かいところに住みたかった」という理由で香川県を選んだ人もいますよ。
気象庁が発表したデータでは、統計をとりだした1923年から2017年までの間で、震度5以上の地震が発生した回数は3回です。この回数はほかの都道府県と比べても少ない回数となっていますよ。
医療費や保育料が免除される充実の福利厚生
保育園の保育料についても、第3子以降の3歳未満児の保育料は免除されます。病気の治療中や回復期で、通園・通学が難しい場合に利用できる病児保育施設の利用料も、第2子は3歳未満、第3子以降だと就学前までは無料です。
丸亀市では「子育て応援育児用品貸出事業」として、ベビーベッド・チャイルドシート・ベビーカー・ゲートサークル・ベビーバス・ベビーチェアの6種類を無料で借りることもできます。
「イクケン」を目指した取り組みをしている
子育てに対する正しい知識や情報が提供され、平成30年度は「子育て支援者スキルアップ学科」「乳幼児パパ・ママ学科」「子育て支援施設見学バスツアー」「子育て環境整備学科」の四つが実施されています。子育て中のパパやママだけでなく、住宅メーカーや子育て支援に関わる人など、さまざまな人に向けた内容です。
バスツアーでは、こども園や病院、子育て支援センターなど、専門家の話を聞きながらいろいろな施設を見学することができますよ。
子育て世代に特に人気がある市町村は?
育児のサポートが魅力【香川県三木町】
妊娠中や出産後のママが週に1回集まれる「ママカフェ」では助産師に気軽に相談が可能です。ホームヘルパーさんが家事を援助する「子育てホームヘルプサービス」は利用料が1時間あたり200円と格安で利用可能です。通園・通学中に体調を崩した子どもを、シルバー登録看護師などがかかりつけ医の代理に診察をして、病児保育施設などへタクシーで送迎してくれるサービスもありますよ。
子育てハンドブック「MIKI IKUBON」が発行されており、三木町で子育てをするうえで知っておきたいことが一冊にまとまっています。
アクセスのよさが魅力【香川県宇多津町】
通勤や通学だけでなく、ショッピングや旅行など、どこへ行くにも交通の便が優れています。通勤圏内にいろいろな都市があるので、仕事の選択肢はたくさんありますよ。
総面積が8.1平方キロメートルと小さな町ですが、小児科が1軒、内科が4軒、歯医者が7軒など、医療機関が全部で16軒あります。近くに病院があるので、何かあったときに安心できますね。
保育園は5園、幼稚園は3園と充実していることもあり、県内でも人口増加率が高くなっています。
海と山に囲まれた美しい町【小豆郡土庄町】
銚子渓・お猿の国では野生の猿が600匹以上生息し、モンキーショーは子どもに大人気です。ギネスブックに認定されている世界一狭い海峡の土渕(どぶち)海峡では、横断をすると役所で証明書も発行されていますよ。
高見山の山頂には公園があり、中世の山城がモチーフになっています。展望台からは360度パノラマを楽しむことができ、展望台までの散策路ではちょっとした山登りを楽しめますよ。
子育て中に行きたい香川のお出かけスポット
イルカと遊べる!日本ドルフィンセンター
エサやり体験をしたあとは、実際にイルカに触れたり、トレーニング風景を見学したりすることが可能です。イルカと友達になれるハンドサインを覚えて、サインを出すとイルカがジャンプするトレーナー体験もありますよ。
浅瀬のビーチで水の中に入り、イルカと触れ合うことができる施設はとても珍しいです。浅瀬だけでなく、海の中に入っていって、イルカの背びれにつかまって一緒に泳ぐことができるプログラムもありますよ。
ビーチでは、シュノーケリングやバーベキュー、貝がら収集なども楽しめます。ビーチではイルカ以外の生物をたくさん見ることが可能です。