保育園が大規模な場合!メリットや選ぶときのポイントを知ろう
子どもが長く通うことになる保育園を選ぶとき、どんな保育園が子どもに合っているのか、よく考えてから選びたいですよね。最近は大規模な保育園に加えて、小規模な保育園も増えてきました。大規模と小規模を比べたときの特徴やメリット、また保育園選びのポイントについてもご説明します!
大規模な保育園とは?小規模な園との比較
1クラスの園児が20人以上だと「大規模」
一方、保育園全体の定員が6~19名と定められ、保育者1名につき園児3人までの保育と決められている保育園を小規模保育園といいます。小規模の場合は、人数も少ないため、マンションの一室や空き店舗などを利用して運営しているところもあります。
小規模保育園の制度は待機児童に多い0~2歳児の預け先として、2015年から新たに始まりました。そのため、古くから地域に根付いて運営されている保育園などは、大規模な保育園のことが多いでしょう。
2歳までの小規模保育園と違い6歳までOK
そのため、同じ園に長く通いたいという場合は大規模な保育園を選ぶことが多いようです。小規模保育園の場合、新たな保育先の候補は、6歳まで通える大規模な保育園や幼稚園などがありますが、定員の問題でスムーズに預け入れ先が決まらないこともあります。
このような園児のために、自治体によっては、3~5歳児が通うことができる施設を新設しているところもあり、受け皿の枠を広げる動きが目立つようになっています。
小規模ならアットホーム、大規模だと刺激的
園児みんなで遊ぶとしても、少人数で和気あいあいと遊びます。一方、大規模保育園の場合は、園児の人数も多いため、園舎や園庭も広く作られています。
遊びも大人数で集まって派手に行われることが多く、運動会などのイベントも保護者を含めて大人数で行われます。そのため、とても刺激的な場だといえるでしょう。
どちらの保育園にもそれぞれのよさがあります。子どもの性格に合わせて、どちらの保育園に入園するか選ぶママも多いですよ。
子どもが大規模な保育園に通うメリット
多くの子どものなかで揉まれてたくましくなる
大規模な保育園で触れ合う人は、保育士の先生、同級生、下級生と年齢もさまざまです。このような環境にいると、小さい頃から自然と社会性を学ぶことができます。
ときにはけんかなどのトラブルもあるかもしれませんが、素直に謝ることや人に優しくすることを覚えるきっかけにもなります。大人数の友達と一緒に過ごすなかで揉まれて、たくましく育つ子どもが多いですよ。
園舎や園庭が広いのでダイナミックに遊べる
保育士さんが見守るなかで、家ではなかなかできないダイナミックな遊び方ができるというのは、子どもにとってもメリットではないでしょうか。また、プールなども大きめに作ってある園が多いので、季節ごとの遊びも楽しむことができます。
また、園舎も広々としているので、雨が降っていて外で遊べなくても、園舎のなかで遊ぶことができます。広いホールがある園などでは、大人数でゲームやダンスをすることができ、室内でできる遊びも体を大きく使って楽しむことができるのは魅力的です。
イベントが多く、迫力もあり盛り上がる
また、子どもの参加人数が多いため、それぞれのイベントは迫力があり、とても盛り上がります。子どもにとっても親にとっても、一つ一つがよい思い出になりますよね。
また、イベントは子どもがみんなで協力して、一つのことをやり遂げる大切さを学ぶ機会にもなります。イベントの出し物をみんなで練習したり、スムーズに進むように協力しあったり、イベントを通して社会性を学ぶことができることも、集団生活ならではの魅力ではないでしょうか。
子どもの保育園を決めるときのポイント
保育士と子どもたちの表情や雰囲気を確認
保育士さんの雰囲気は、子どもに楽しそうに接しているか、保育士さん同士が仲よくしているか、という2点を見ておきましょう。特に、保育士さん同士がギスギスしていると、連携が悪いことで思わぬ事故をまねく可能性もあります。
そして、実際に過ごしている子どもたちの表情もよく見ておきましょう。子どもは嘘をつかないので、楽しければ満面の笑みで過ごしています。
子どもに笑顔がない、表情が乏しい、といった園は、カリキュラムがよくても、やめておいた方が無難です。