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コーヒーの染み抜きは時間との勝負!慌てずキレイに染みを落とす方法

コーヒーの染み抜きは時間との勝負!慌てずキレイに染みを落とす方法

うっかりこぼしてしまったコーヒーもすぐに対処できればよいのですが、小さな子どもがいるとお世話に追われていつの間にか時間が経ってしまうこともありますよね。しかし、正しい対処を施せば、キレイに落とすことができます。そこで今回は、コーヒーの染みの応急処置や手強い染みの落とし方についてご紹介します。

コーヒーの染みについて知っておきたいこと

牛乳入りかどうかで染みの性質が異なる

コーヒーの染みには2種類あり、ブラックコーヒーや砂糖のみ入ったコーヒーをこぼしてしまったときにできた染みは水溶性、カフェオレなど牛乳が入ったものによってできた染みは脂溶性です。牛乳が入っているかどうかによって対処法が変わってくるので、原因となったコーヒーがどのようなものか、しっかり確認しておきましょう。

牛乳が入っていないコーヒーは水溶性なので水に溶けやすく、時間が経たないうちに対処すればほとんどは元どおりキレイな状態に戻すことが可能です。

一方で、少し手間がかかるのが脂溶性の染みです。牛乳の脂肪分とタンパク質が混じったコーヒーの染みは、汚れを分解する必要があります。そのため、水溶性のものとは洗剤や染み抜きの工程が異なるので注意しましょう。

洗濯表示と色落ちの有無を確認しよう

染み抜きに取り掛かる前に、まずは洗濯したい洋服などが水洗いできるか確認しましょう。衣類や布製品にはタグに洗濯表示がありますよね。手洗いできるかどうかは、そこに水を張った桶のマークがあるかどうかで判断します。桶にバツ印があるものは手洗いできません。

基本的に普段洗濯している服なら心配いりませんが、シルクやウールなどデリケートな素材は手洗いできないものもあるので、無理せずクリーニングに出すことをおすすめします。

また、色落ちする素材かどうかも大切なポイントですね。台所用の中性洗剤をつけた綿棒を衣類の目立たないところにこすりつけ、綿棒に色がついていないか見てみましょう。色がついていなければ、染み抜きをしても色落ちすることはほとんどないようです。

忙しいときは宅配クリーニングも便利

簡単には落ちない頑固な染みを作ってしまったときや、デリケート素材の衣類の場合は、クリーニングに出してプロにお願いするほうがよいでしょう。しかし、育児や仕事に追われる忙しいママは、クリーニングに出しに行ったり取りに行ったりしている時間が確保できないかもしれませんね。

そのようなときにおすすめなのが宅配クリーニングです。宅配クリーニングは、宅配便を介するので自宅にいながら引き取りと返却を受けることができます。

宅配クリーニングを行っているところは最近増えてきましたが、中でも染み抜きを得意とする業者を選ぶと、染みがつく前の状態までキレイに復元してくれるでしょう。また、仕上がりスピードや料金も様々なので、比較して決めたいですね。

正しい応急処置と簡単にできる染み抜き方法

可能な限り時間を置かずに応急処置を

コーヒーの染みは時間が経つと落としにくくなるため、まずは染みを作った直後の応急処置が大切です。ここでは、外出先でも処置ができるように、タオルと布、水だけを使った方法を紹介していきます。

最初に、乾いた布でコーヒーの水分をつまみ取るように拭き取っておきましょう。染みのうしろ部分に汚れてもよいタオルなどを当て、布を水で濡らします。濡らした布で染みをタオルに移すようにトントンと叩いていきます。少しずつですが、コーヒーの染みが薄くなっていきますよ。

ある程度染みが落ちたら、あとはできるだけ早く洗剤や漂白剤などを使って染み抜きをしましょう。応急処置をしておくと、洗濯後の汚れ落ちも変わってくるので、少し手間ですがやっておく価値はあります。

ブラックコーヒーは水と食器用中性洗剤で

ブラックコーヒーをこぼしてできた水溶性の染みは、汚れてもよいタオルと水、食器用の中性洗剤と歯ブラシを使って落としていきましょう。家庭用の食器用洗剤には、弱アルカリ性のものもありますが、中性洗剤のほうが生地を傷める心配が少なくなります。

まず、衣類の裏にタオルを当て、染みの部分に洗剤を数滴馴染ませます。次に歯ブラシを使ってトントン叩き、汚れをタオルに移していきましょう。このとき、染みの外側から内側に向かって叩いていくと、染みが広がらずに済みます。

ある程度落ちたら水ですすぎます。時間が経っていない染みはこれだけでもキレイに落ちることが多いですが、残っている場合は洗濯機にかけたり漂白剤を使ったりしてみましょう。

牛乳入りは酸素系漂白剤を使おう

カフェオレなど牛乳入りのコーヒーでできた染みは、洗剤だけでは落ちにくいので酸素系漂白剤を使うとよいでしょう。酸素系漂白剤は過酸化水素水を主な原料としているので、安全性が高いといわれていますが、念のため手袋をしておくと安心です。

まずは、汚れてもよいタオルを染みのついた衣類の下に敷き、染みに直接酸素系漂白剤をつけていきましょう。小さな染みには綿棒を使って漂白剤をつけるとやりやすいですよ。次に、色落ちしていないか様子を見ながら、10秒ほどドライヤーの温風を当てます。

この時点で、染みが落ちていれば通常どおり洗濯機にかけて完了です。もし染みが残っているようなら、漂白剤をつけて温風を当てる作業を繰り返してみましょう。

手強い染みや外出中の困った!への対処法

古い染みは酸素系漂白剤と蒸気で落とそう

時間が経ってしまって落ちにくくなった染みも、一工夫することで元の状態まで戻せることもあります。まず、重曹と酸素系の液体漂白剤を1対2の割合で混ぜておきましょう。さらに、割りばしの先にコットンを巻いたものを用意します。

染みのついた衣類の下に汚れてもよいタオルを敷きます。コットンに重曹と酸素系漂白剤で作った染み抜き液を含ませて、染みを押さえるようにしながら刷り込んでいきましょう。

次に、アイロンのスチーム機能を使い、染みの部分に数秒間高温の蒸気を当てます。そうすることで染み抜き液の成分が活性化されて効果が高まるといわれています。あとは通常どおり洗濯しましょう。アイロンは高温になるので、近くに子どもがいないことを確認し、やけどに注意して行いたいですね。
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