上手な絵本の読み方のコツとは?読み聞かせは持ち方にまで工夫を
読み聞かせ中は子どもの脳が活発になる
大脳辺縁系は「嬉しい」「楽しい」「怖い」「悲しい」などの感情を司る「脳の心」ともいえる部分です。感情に基づいた基本的な行動を決定する重要な部分であるため、「脳の心」の発達にともなって、子どもの行動も発達します。
子どもの心が「嬉しい、楽しい」と感じると「もっとやりたい」と思い行動し、「悲しい、怖い」と感じれば「もう止めよう」という判断ができるようになるのです。脳に働きかけ、心や体を動かす糧とするためにも、読み聞かせは適しているといえるでしょう。
想像することで好奇心や感受性が豊かになる
また、ものごとを楽しいと思える心や、好きなものを見いだす好奇心も育まれるでしょう。自分が登場人物だったら…という視点で絵本の世界を楽しむことで、感受性も豊かになります。
こうして絵本から、優しさや悲しさ、人との関わり方、世界の美しさなど、実に多くのことを学び取ることは、子どもの情操教育としてプラスに働くのではないでしょうか?
まとめ
そのためには、絵本の内容に合わせた声のトーンや、子どもにも聞き取りやすい発声を意識するようにしましょう。コツを押さえることで、読み聞かせの時間を親子の充実したコミュニケーションタイムにしてくださいね。