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姉妹育児のコツと姉との関わり方。特徴を知って個性を尊重しよう

姉妹育児のコツと姉との関わり方。特徴を知って個性を尊重しよう

しっかりしているから大丈夫と放任しない

前述のように、長女はしっかりとした子に育つ傾向にあります。また、いろいろと我慢することも多く、甘えたり頼ったりすることが苦手となりやすいです。しかも、この甘え下手は大人になっても変わらないことが多いとされています。

しかし、それは親がそういう風に導いている面もあり、さらに妹が生まれたことで長女自身ががんばって「お姉ちゃん」を務めているからこそ、きちんとしているように見えるのでしょう。

また「お姉ちゃんだから大丈夫よね」とあまり長女に手を掛けずにいると、愛情不足を感じながら育ってしまいます。こうして必要以上にがんばってしまう長女だからこそ「しっかりしているから大丈夫」と油断し、放任することがないよう気をつけたいですね。

心の距離が近いからと干渉し過ぎない

母親と娘というのは同じ女性同士であるため、心の距離感が近いといわれています。つまり、ママは娘に対して同性ならではの親しみを持っているということです。

親子仲がよいのは素敵なことですが、心の距離が近いあまりにママは娘との境界線が曖昧になってしまうことがあります。そのため、娘のことを自分の思いどおりにコントロールしようとしたり、あらゆる面で干渉し過ぎてしまったりするのです。

特に長女に対しては、妹が誕生するまでママも集中して愛情を与えることができますが、その反面、長女への期待も大きくなり口出しをしてしまうときも多くはありませんでしたか?過干渉になると、子どもは自分らしく生きられなくなるのでほどよい距離感を保ちたいですね。

まとめ

甲斐甲斐しく妹のお世話をしてくれるお姉ちゃんは「小さなママ」という表現がぴったりですね。

しかし長女とはいえ、まだまだ自分も甘えたい盛りであるため、安心感を得ようと赤ちゃん返りをしたり妹に嫉妬をしたりすることもあります。そういう場合は、まず長女の不安な気持ちをしっかりと受け止めましょう。

また、姉妹は同じ女の子同士であるものの、それぞれに異なる個性があります。そこを踏まえて干渉し過ぎずに姉と妹、各々を尊重しながら接していくことが姉妹育児のコツですよ。
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