冬に赤ちゃんの手が冷たいのはなぜ？上手に対応して快適に過ごそう

2018,12,15 更新

手が冷たい赤ちゃんに冬場も快適な睡眠を

布団から手が出ているのは体温調節のため

冬の寒い夜に赤ちゃんが布団から手を出していて、寝ている赤ちゃんの手が冷たくなってしまった…なんてことはありませんか？布団から手を出して赤ちゃんが風邪をひいてしまっては大変と思いがちですが、赤ちゃんの手が布団から出ていて冷たくなっていても問題はないので安心しましょう。

赤ちゃんは、体温調節が未熟で手や足から熱を発散して自分の体温を調節しています。寒い時期に布団から手を出していて手が冷たくなることが、風邪を引いてしまうことにはならないので、焦らないで大丈夫ですよ。

赤ちゃんのお腹や背中が温かくなっていれば、体温調節はうまくいっています。手足が冷たくても、赤ちゃんの身体が汗ばんでいれば、布団の掛け過ぎなので注意しましょう。

スリーパーは赤ちゃんの就寝時の強い味方

赤ちゃんの手足が冷たくても、身体が温かければ大丈夫だと理解できても、寒い夜は赤ちゃんが冷えないかと心配もあるのではないでしょうか。そんなときは、就寝時に赤ちゃんにスリーパーを着せましょう。

スリーパーは、寝るときに使える赤ちゃんや子ども用の寝具でパジャマと布団のよい部分を掛け合わせて作られています。袖がないタイプや袖付きタイプ、足元が開いたベスト形や寝袋タイプなど形や素材も様々です。

スリーパーを着せると寝相が悪くても、お腹を冷やさないで寝ることができ、乳幼児突然死症候群（SIDS）の予防として使うこともあります。スリーパーは、寝ている赤ちゃんの冷えを防ぎ風邪予防にもつながります。

寒い冬、布団を蹴ってしまう元気な赤ちゃんに着せてあげましょう。

寝るときの暖房は必要に応じて使おう

赤ちゃんが機嫌もよく身体の中心部分は温かいときは、手足が冷たくても気にしなくて大丈夫ですが、寒い時期はいつの間にか身体が冷えてしまうこともあります。身体が冷たくなると赤ちゃんが夜中に起きて泣きだしてしまったり、風邪を引いたりしては大変です。

寝る部屋が寒いと感じるときは、暖房を必要に応じて使いましょう。赤ちゃんは体温調節が未熟なので、ママやパパが部屋の温度調節をすることで寝るときも快適に過ごせますよ。

部屋の温度は、寝るときは22度位がおすすめです。温度調節は、エアコンなどの安全に使える暖房器具などで部屋を暖め、赤ちゃんが身に着ける服も温度によって調節すれば、寝ているときの心配もなくなり、ママも安心して就寝できるはずです。

まとめ

赤ちゃんの手が冷たすぎて心配することもあるのではないでしょうか。手足が冷たいときは、まず赤ちゃんの身体の中心部分の温度を確かめましょう。

手足が冷えていてもお腹も背中も温かく赤ちゃんの機嫌もよいときは、体温調節はうまくいっているので心配しないで大丈夫ですよ。寒い時期は、赤ちゃんが寒くて風邪を引くのを心配しがちですが、焦らないようにしましょうね。

部屋を暖かくしてあげたり、赤ちゃんの身に着けている衣服の調節をすることで、寒い時期も快適に過ごすことができますよ。