乳児へ白湯は飲ませる?先輩ママたちの体験談やメリットデメリット
離乳食を始める前の赤ちゃんに白湯は必要なのでしょうか。母乳やミルクとは別に、水分補給として飲ませたほうがいいのかな?と悩むママもいらっしゃると思います。ここでは、乳児へ白湯を飲ませる場合のメリットとデメリット、白湯の作り方や白湯を飲まないときの対処方法や先輩ママの体験談などを紹介します。
目次
- 乳児に白湯はOK?メリットとデメリット
- 乳児に白湯を飲ませるメリット
- 乳児に白湯を飲ませるデメリット
- 白湯を飲ませている派、そうでない派の意見
- 乳児に白湯を飲ませる場合の作り方
- 白湯の作り方。雑菌に気をつけて!
- 量は母乳やミルクに影響がない程度
- 白湯を飲ませるタイミング
- 乳児が白湯や麦茶を飲まないときは?
- 飲まない、嫌がるときは無理に飲ませない
- 少しずつ慣らしてみよう
- 夏の暑い時期に水分補給として白湯や麦茶を
- 乳児に飲ませる麦茶の作り方や量
- 麦茶を飲ませるタイミング
- 麦茶のメリットとデメリット
- 白湯を飲ませたor飲ませなかった体験談
- 白湯を飲ませたママたちの体験談
- 白湯を飲ませなかったママたちの体験談
- まとめ
乳児に白湯はOK?メリットとデメリット
乳児に白湯を飲ませるメリット
では、白湯を飲ませるメリットとは一体何でしょうか。
・水分補給
夏場、粉ミルクだと消化器官への負担が心配な場合でも、白湯ならこまめに水分補給することができます。
・ミルクや母乳以外の味に慣れる
普段と違う味に慣れることで、離乳食がスムーズにスタートできるといわれています。
・便秘解消
水分を補うことで排便が促されるといわれています。オリゴ糖を少量混ぜるとさらに効果的との意見もありますよ。
乳児に白湯を飲ませるデメリット
白湯を飲ませるデメリットをチェックしてみましょう。
・ミルクや母乳の量が減る
白湯でお腹が満たされてしまい、大切な栄養源であるミルクや母乳の哺乳量が減ってしまう心配があります。
・白湯を作る手間がかかる
水道水や市販のミネラルウォーターを煮沸して白湯を作るのは、結構大変。ミルクの調乳に便利なウォーターサーバがあれば手間はかかりませんが、母乳派のママの場合は、白湯のためだけに高額なウォーターサーバを用意するのはためらってしまうかもしれません。
白湯を飲ませている派、そうでない派の意見
しかし、猛暑が続く夏やお風呂上りには水分不足が心配です。そんなときに白湯を飲ませている、というママが多数でした。
白湯を飲ませていないママの意見としては、「必要ないから」でした。母乳が充分飲めていて、おしっこも問題なく出ているようであれば、水分が足りていると判断できます。
特に水分を追加で与える必要性を感じないため飲ませていない、というママが多数のようです。
乳児に白湯を飲ませる場合の作り方
白湯の作り方。雑菌に気をつけて!
・やかんのフタは外す
塩素などの有害物質を蒸発させるため、やかんのフタは外して沸騰しましょう。
・15分以上煮沸する
水道水に含まれる塩素は、5分程度煮沸した状態だとトリハロメタンという発がん性物質に変わる恐れがあるといわれています。15分以上煮沸することでそれらも除去することができるそうです。
・作り置きしない
一度沸騰させて塩素が除去された水は、殺菌効果がなくなり雑菌が繁殖しやすくなります。調理器具や容器は清潔に保ち、長くても1日で使い切るようにしましょう。
量は母乳やミルクに影響がない程度
乳児に与える一日の水分量は、体重1kgあたり100mlが目安といわれています。ただし、夏場の外出時などは大量に汗をかきますので、この目安量に汗をかいた分を追加して考えましょう。これはミルクや母乳を含んだ量ですので、足りない分を白湯で補うことになります。
赤ちゃんにとっては、ミルクや母乳が唯一の栄養源ですので、これらを第一に考えてください。ミルクや母乳だけでは水分が足りていないと感じた場合、1回あたり10~20ml程度に分けて少しずつ飲ませましょう。
なお、一度に大量に飲ませると体調をくずす危険がありますので、少量ずつ飲ませるようにしましょうね。
白湯を飲ませるタイミング
母乳やミルクをしっかり飲んでいるのにおしっこがあまり出ていない場合には、水分が不足している可能性が高いです。白湯などで水分を補うことを考えてみるとよいかもしれません。
なお、新生児のうちは栄養がたくさん必要です。できるだけ母乳やミルクを飲ませてあげるようにしましょうね。一般的に、白湯は生後2カ月くらいから飲ませてよいといわれているようです。