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子どもの夏の入浴は大変!お風呂の大切さと楽しく入る方法のご紹介

子どもの夏の入浴は大変!お風呂の大切さと楽しく入る方法のご紹介

お風呂の外にも興味を持たせ終わりにする

お風呂の時間が楽しくなってしまうと、なかにはなかなか浴室から出てきてくれない子どももいると思います。ママはほかにしなければならない家事があるのに、とつい気持ちも焦ってしまいますよね。

それが毎日となると、子どもの長いお風呂時間にママがゆううつになってしまうことも。そこで、お風呂に入る前に、「お風呂から出たらママと一緒に遊ぼうよ」など、お風呂の後の楽しみを伝えるようにしてみましょう。

もしくは、お風呂に入る前に「ママがあとで10数え始めたらお風呂から出ようね」と子どもと約束をすることも大切です。それでも「まだお風呂で遊びたい」とぐずったら、「また明日もお風呂でたくさん遊ぼうよ」と、今日だけではないことを伝え、子どもに納得させたいですね。

夏でもお風呂上りには保湿をしっかりと

デリケートな肌だから夏でも乾燥しやすい

子どもの肌は大人に比べて薄いため、とてもデリケートです。また肌のバリア機能も未発達なため、外部からの刺激を受けやすく、肌トラブルが起こりやすいといわれています。

夏に保湿が必要なのは、この肌のバリア機能が、汗をかくことでも流れ出てしまうからです。夏はたくさん汗をかきますから、保湿剤で子どものデリケートな肌を守らなければなりません。

夏は湿度が高く乾燥しにくいように思いますが、実はエアコンの風や紫外線などで、想像以上に乾燥しています。また短時間の入浴でも子どもの肌は乾燥しますので、見た目が潤っているからと油断せず、湿度が高い時期でもしっかりと保湿しましょう。

保湿不足が肌トラブルを引き起こすことも

子どもの肌トラブルといえば「あせも」を想像するママも多いのではないでしょうか。実はあせもの予防や対策の鍵を握るのも、保湿なのです。

子どもはその小さな体で、大人と同じだけの汗腺(汗を分泌するところ)を持っています。さらに新陳代謝も活発で暑がりなため、たくさん汗をかきます。

子どもは汗をかいたからといって、まだ自分では上手に拭けませんから、汗が溜まり蒸発しにくい、わきの下や背中、おむつのウエスト部分などを中心に、あせもができるのです。

汗により肌のバリア機能が流れた状態で、肌が乾燥すると、角栓ができやすくなり、汗腺に蓋をしてしまうため、さらにあせもができやすくなります。

つまりしっかりと保湿を心がけることは、汗によるダメージから肌を守るだけでなく、角栓の発生も抑えられるため、あせも対策に効果的なのです。

夏はローションタイプが使いやすい

夏も保湿が必要だということはわかったけれど、夏も冬と同じ保湿方法でよいの?と疑問に思ったママも多いでしょう。

基本的には、夏も冬と同じ保湿方法で問題ありません。ただ保湿剤を塗るときは、冬よりもできるだけ薄く塗り広げてあげるように心がけてください。

とはいっても汗をかく季節ですから、保湿剤後のべたつきが気になるママも多いでしょう。そんなママにおすすめなのが、ローションタイプの保湿剤です。

ローションタイプの保湿剤は、テクスチャーの中で一番水分を多く含んでいるため、クリームタイプなどと比べてつけ心地が軽く、べたつきにくいのが特徴です。

保湿をするときは、汗やよだれを洗い流すなどして肌を清潔にしてからおこなってくださいね。また保湿剤を塗るときは、同時に子どもの肌の状態をチェックしながらおこなうとよいですね。

まとめ

夏は、暑さや室内外の気温の変化で体調も崩しやすく、疲れも溜まってしまいがちです。上手に入浴して、子どもが夏バテせずに元気に夏を楽しめるよう、くれぐれも健康管理には気をつけてあげてくださいね。

子どもが肌トラブルに苦しまないように、お風呂上りには保湿も忘れずに行いましょう。あせもは掻きむしると、化膿したり炎症をおこしたりすることもありますから、早めの対処が必要です。もしも悪化した場合はすみやかに病院を受診してくださいね。
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