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子どものお下がりマナーを知ろう!あげる側ともらう側のマナーと注意

子どものお下がりマナーを知ろう!あげる側ともらう側のマナーと注意

子ども服のお下がりがあるとその分家計も助かるので、もらう機会があれば嬉しく感じるママも多いでしょう。しかしときにはお下がりを巡ってトラブルに発展してしまう場合もあるようです。お下がりをあげる側ともらう側にはどのようなマナーが必要なのか、またお互いに心がけておきたいことなども一緒に考えてみませんか。

子どものお下がりをあげるときのマナー

声をかける人と言い方に気を付ける

自分の子どもが着れなくなってしまった子ども服は、処分するよりかは誰かほか子が着てくれた方が嬉しいものです。しかし中には「子どもには新品の服だけを着せたい」と考えるママもいますよね。

そのため、お下がりをあげる相手は自分の気心が知れた友人か、今でも付き合いのある親戚くらいまでにとどめておいた方が無難なのかもしれません。

また声をかけるときに押し付けるような強い口調はできるだけ避けて、相手に提案するような言い方を心がけておくとよいでしょう。

例えば…
「お下がりがあるんだけど、もしよければもらってくれない?」
「もし要らなければ、ほかの子のところにも声かけてみるから」
「たくさんあるから、要るのがあれば持って行って〜」

未使用か状態のキレイなものだけをあげる

相手に譲るお下がりは、未使用品か状態のキレイなものに厳選しておくことが大切です。また一度でも袖を通したものであれば、渡す前に洗濯するのがお下がりをあげる側のマナーであるといえるでしょう。

【お下がりのチェックポイント】
・長期間保管していたものは、虫食いや変色がないか服全体をきちんと確認する。
・変な匂いがしないかどうか確認する。
・母乳やミルクのあと、食べこぼしなどのシミがついているものは省いておく。
・ボタン外れやファスナーのチェックもしておく。

お下がりを着てくれる子のためにも、服はできるだけキレイにしておきたいですよね。また渡す前に服にアイロンをかけておけば見栄えもよくなりますし、相手のママも喜んでくれるはずです。

サイズが大きすぎるものは避ける

お下がりを譲る際には、もらってくれる相手のお子さんの年齢や体格もきちんと考慮するようにしましょう。

例えば、まだ小さな赤ちゃんがいる家庭にいきなり120サイズくらいのものをあげたとしたら、その子がお下がりを着れるようになるのはおそらく何年も先になりますよね。服のサイズが大きい分だけ収納場所も必要になるために、相手を困らせてしまうかもしれません。

【お下がりをあげるときのサイズの目安】
0歳…50〜80サイズ
1歳〜2歳…80〜100サイズ
3歳〜4歳…95〜110サイズ
5歳〜6歳…110〜120サイズ

サイズが大きすぎるものはできるだけ避けて、1年先位まで着れるサイズの服を選んであげるとよいですね。

子どものお下がりをもらうときのマナー

お下がりのお礼をする

子どもにお下がりをもらったときにはきちんとお礼の言葉を伝えて、なにか相手の喜ぶような品物をお返しするようにしましょう。

高価すぎると相手にも気を遣わせてしまいますから、いわゆる「プチギフト」と呼ばれるもので、価格帯1,000円〜2,000円位のものなどが丁度よいのではないでしょうか。

例えば…
・家族で食べられるお菓子の詰め合わせ
・ママが喜びそうなお取り寄せスイーツ

また相手によっては前もって、「お礼はいいからね!」と強めに断られる場合があるかもしれません。そのときにはきちんとお礼を伝えた上で、後日遊びに行ったときに手土産を持って行ったり、旅先のお土産を渡したりすれば相手に余計な気を遣わせずに済みますね。

衣類以外のお下がりは不具合を覚悟しておく

服のほかにもさまざまなお下がりがありますが、衣類以外は不具合があることを覚悟しておいた方がよいかもしれません。

【おもちゃ】
おもちゃのパーツや説明書がないこともある。細かな傷などが気になる場合はもう一度自分で消毒しておく。

【ベビーカー】
倉庫などに長期保管されていたものはカビやダニがついていることもあるので、取り外して洗える部分は洗濯し、そのほかの部分は消毒してから天日干しする。

【抱っこ紐】
腰ベルトや肩紐を固定するバックルは劣化している可能性があるので、使用する前には必ず確認する。

【ベビーラックやベビーチェア】
電動で動くタイプのものは故障する可能性もあるため、そのときには自分で処分する必要がある。

お下がりが不要なときはやんわり断る

相手にお下がりを譲ってもらう際、「もらっても不要になりそう…」とママ自身が感じたときにはきちんと断るようにしましょう。

せっかくもらってもお下がりがあまりに古すぎたり、明らかに趣味が違っていたりすれば、ママも子どもに着せたくないと感じてしまいますよね。またお下がりを着せずに保管しておいたとしても、収納場所が必要になるために困ることの方が多くなるかもしれません。

ただ、あからさまに断ってしまうと相手もいい気はしませんから、あくまでもやんわりと理由を伝えることが大切です。

例えば…
「親戚からたくさんお下がりをもらっちゃって、ほかに収納場所がなくてね…」
「最近セールでたくさん買ったから、持ってる服を着回すのが大変でね…」
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