乳児はいつから飛行機に乗れる?料金や座席、乗るときの注意点
ファミリー専用フライトがある
しかしJALは、国内線の「クラスJ」というクラスの後方座席を、3歳未満の子ども連れへの優先座席として設けています。クラスJは、普通席よりも広い間隔でゆったりと過ごすことができるので、赤ちゃん連れにもぴったりです。またレッグレストもついているので、快適に過ごすことができます。追加料金は1,000円なので、赤ちゃん連れにとても人気があるクラスです。
またこの優先席は赤ちゃん連れか、赤ちゃんが乗ることを了承した上で利用している人たちばかりなので、気を遣わずに安心して利用することができますね。
おむつ替えも専用テーブルが化粧室にある
また航空会社によっては、機内に予備の紙おむつも準備されています。もし準備してきた枚数を使い切ってしまったときは、客室乗務員に聞いてみるとよいでしょう。
機内に搭乗したら、おむつポーチをすぐに取り出せるところに準備しておきましょう。使用済みのおむつは、ビニール袋に入れて化粧室のゴミ箱に捨ててよいことが多いですが、念のため確認してくださいね。
乳児と飛行機に乗るときの注意点
耳抜きのタイミングは離陸前と着陸前に
そこでママやパパが耳抜きのサポートをしてあげる必要があります。赤ちゃんはつばを飲み込むことで耳抜きができるので、授乳をしたり食べ物を与えたりしてサポートしてあげるとよいでしょう。またおしゃぶりも耳抜きに効果的だといわれています。
高低差による気圧の変化で耳詰まりを感じるので、耳抜きのタイミングは離陸前と着陸前がベストです。飛行機が離陸体勢や着陸体勢を取り始めたら、授乳を始めるなど耳抜きのサポートをしてあげましょう。
海外へ行くときは予防接種も忘れずに
赤ちゃんはママから免疫をもらっているといわれていますが、免疫力の低い赤ちゃんにとって空港や人混みではウイルスに感染してしまう可能性もあります。またママがウイルスに感染してしまい、その後赤ちゃんに感染してしまうケースもあります。
目的地の国で感染症が流行している場合は、マスクを着用したり、除菌シートでこまめに手を拭いたりなどの感染対策をしましょう。また、最悪の場合は旅行を諦めることも視野に入れておきましょう。
周囲の乗客に声をかけておく
飛行機に乗ったらまずは前後左右の乗客に、「赤ちゃんなのでうるさくしてしまうかもしれませんが、すみません」などと一言声をかけておくとよいですね。一言声をかけておくだけで、周囲の乗客からの印象も変わってきます。
また赤ちゃんが泣いたり騒いだりしてしまったときには、一言「すみません」というのもよいですね。赤ちゃんが騒いでも、何食わぬ顔をしていると周りの印象も悪くなってしまいます。飛行機の中だけとはいえ、少しでも気分よく過ごせるようにしたいものですね。
機内での過ごし方のコツ
搭乗前に少しお腹をすかせておく
赤ちゃんに離乳食を与える場合にも、搭乗前よりも機内であげたほうがよいかもしれません。特に長時間のフライトとなると、機内には遊ぶスペースも無く、赤ちゃんは退屈してしまいます。機内で離乳食をあげると、赤ちゃんも気がまぎれるかもしれませんよ。赤ちゃんが離乳食をたっぷり食べるためにも搭乗前にはお腹をすかせておきましょう。
スリングや抱っこ紐を使う
少し荷物は増えてしまいますが、コンパクトなスリングや抱っこ紐もあるのでバッグに入れておくとよいですね。また、搭乗前に抱っこ紐で子どもを寝かしつけて、そのまま機内で抱っこ紐のまま過ごすこともできます。JALやANAなどの日経航空会社では離着陸時の抱っこ紐の着用が認められるケースが多いです。しかし航空会社によっては、離着陸時には抱っこ紐を外さなければいけないこともあるので、事前に搭乗予定の航空会社に確認してくださいね。
おもちゃはお気に入りのものと新しいものを
また新しいおもちゃは、目新しいので子どもも長く遊んでくれるかもしれません。搭乗するまで子どもには隠しておいて、搭乗後にサプライズとして渡してあげるときっと喜んでくれるでしょう。
ただし、音の鳴るおもちゃはなるべく控えた方がよいでしょう。赤ちゃんはご機嫌で遊んでくれるかもしれませんが、その音で周りの乗客に不快な思いをさせてしまうかもしれません。