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乳児はいつから飛行機に乗れる?料金や座席、乗るときの注意点

乳児はいつから飛行機に乗れる?料金や座席、乗るときの注意点

家族で旅行を計画したときに、飛行機での移動を検討することもあると思います。家族に小さな赤ちゃんがいると、飛行機に乗るときに搭乗券が必要なのかなど、わからないことはたくさんありますよね。ここでは乳児が飛行機に乗れる時期や料金、乗るときに注意すべきことなどについて説明していきます。

乳児が飛行機に乗れるのはいつから?

国内線と国際線!航空会社により違うことも

乳児が飛行機に乗る条件は航空会社によって異なりますし、国内線か国際線かによっても異なってきます。JALとANAを例に見てみると、どちらの会社も生後7日未満の新生児は利用できないことになっています。また2歳未満の乳児が飛行機に乗る場合には、国内線の場合は12歳以上の同伴者、国際線の場合は16歳以上の同伴者が必要と定められています。

しかしエールフランスでは、「生後1週間未満の飛行機での旅行はおすすめしません」とアドバイスのみで、絶対に利用できないとは書かれていません。また1名の大人に対して、2人の2歳未満の乳児が搭乗できることになっています。

このように航空会社によっても規定は異なりますので、利用する航空会社に事前に問い合わせるようにしましょう。

医学的にも飛行機に乗って大丈夫!

赤ちゃんが飛行機に乗ると体に悪い影響が出るのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、実は医学的には赤ちゃんであっても飛行機に乗って大丈夫なのです。

多くの航空会社では、生後8日以降の乳児であれば搭乗できると定められています。航空会社がそう定めているということは、特に健康上問題がないということです。もし飛行機に乗ることで何かはっきりとした害があるのであれば、そもそも搭乗できないはずです。

飛行機に乗ることでの体への影響として思い浮かぶのは、気圧の変化による耳への影響ではないでしょうか。大人であっても離着陸時の気圧の変化で耳が痛くなることがありますよね。もちろん赤ちゃんも耳が痛くなることはありますが、悪い影響があるわけではありません。

可能であれば生後4カ月以降が望ましい

医学的には生後1カ月に満たない新生児であっても、飛行機に搭乗してもよいということになっていますが、できれば生後4カ月以降がよいでしょう。生後間もない赤ちゃんはまだ首もすわっていないので、長時間飛行機に乗るとなると体への負担は大きくなります。1カ月健診で健康に問題がないことが分かり、さらに首がすわった生後4カ月以降の搭乗が安心ですね。

飛行機の機内は、湿度が20%以下になることもあります。そうなるとどうしてもウイルスに感染しやすくなります。生後間もない赤ちゃんは、体力もなく免疫力も弱いので注意が必要です。特に冬場は、風邪やインフルエンザが流行する時期なので、水分補給をしっかりとしたり、赤ちゃん用のマスクを使ったりするなどの対策をとるとよいでしょう。

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乳児と飛行機に乗るときの料金や座席は?

国内線と国際線で料金が違う

乳児と飛行機に乗ることが決まると、料金がいくらかかるのか気になりますよね。料金は、搭乗する飛行機が国内線か国際線かによって異なります。

まず国内線の場合は、3歳未満であれば航空券は必要ないので無料で飛行機に乗ることができます。しかし、座席が用意されないので大人の膝の上に座らせる必要があります。子どもに席を用意したい場合は、小児運賃を支払えば1席使用することができます。

国際線の場合は、航空券なしで搭乗することはできません。2歳未満までは幼児運賃で搭乗することができます。この場合も子どもに席が用意されないので、大人の膝の上に座ることになります。2歳以上になれば小児運賃を支払う必要があり、子ども用に1席用意してもらうことができます。

バシネット(ベビーベット)は事前に予約!

飛行機に乗っている間、ずっと子どもを膝の上に乗せておくのは疲れてしまいますよね。事前に予約すれば、簡易のベビーベットを用意してもらうことができます。バシネットと呼ばれるものですが、離陸後にシートベルトサインが消灯してから、座席前の壁に取り付けてもらえます。

バシネットのサイズは航空会社によって異なります。また身長や体重による制限もありますので、事前に搭乗する航空会社に確認するようにしましょう。

バシネットは無料で利用することができます。多くの航空会社の場合、航空券を購入した後に電話でバシネットを予約します。ただしバシネットの数にも限りがあるので、予約ができずにリクエストの受付のみになり、当日チェックインまで利用できるかわからない場合もあります。

小児料金を払えば座席予約も可能

国内線であれば3歳未満、国際線であれば2歳未満であっても、小児料金を支払えば赤ちゃんでも1席用意してもらうことができます。バシネットが子どもには小さく利用できない場合や、少しでも広く座席を使用したい場合には検討してもよいかもしれません。

しかし小児運賃は、国内線で大人の50%、国際線で大人の75%支払う必要があります。また航空券代のほかにも、燃油サーチャージや税金などもかかってくるので大きな出費となります。

飛行機が満席ではない場合は、早めにチェックインすれば隣の席を空席にしてもらえる可能性もあります。そうなれば小児運賃を支払わなくとも、隣の席を使用することができます。しかし満席の場合は断られる可能性もありますので、あまり期待はできませんね。

乳児にも優しい!機内サービスをご紹介

ミルクの調乳や離乳食のサービスも

飛行機の中で子どものミルクや離乳食をどうしたらよいのか気になりますよね。飛行機の中では客室乗務員に頼めば、ミルクの調乳もしてもらえますし、離乳食も用意してもらえることが多いです。

客室乗務員にミルクを作ってもらう場合は、哺乳瓶と必要なミルクの分量を渡します。しかし、ミルクを作るのに慣れている人もいればあまり慣れていない人もいるので、赤ちゃんにあげる前に自分でも温度を確認するようにしましょう。またお湯だけをもらうことができるので、自分で調乳するのもよいですね。

また、機内食としてベビーフードが用意されています。お願いすればもらうことができますが、赤ちゃんによっては好みもありますし、自分で用意して持っていく方が安心かもしれませんね。
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