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ママ栄養士は育児と仕事を両立できる?働きやすい職場を見つけよう

ママ栄養士は育児と仕事を両立できる?働きやすい職場を見つけよう

仕事復帰を考えているママの中に、栄養士の資格を持つ人はいませんか?資格職である栄養士が活躍できる仕事は多岐にわたります。働きやすい職場を見つけて子育てとの両立を目指しましょう。今回は子育て中のママ栄養士が仕事を探すときのポイントや、様々な働き方についてご紹介します。

栄養士の資格を持つママが働くメリット

活躍の場が多く資格職のため復職しやすい

栄養士が活躍できる仕事はたくさんあります。よく知られているのは学校や病院などの給食業務や栄養指導で、そのほかにも食品会社での商品開発や品質管理、スポーツクラブなどでの食事アドバイスなどもあります。

活躍の場が多いため、栄養士は復職しやすいといわれています。また一般的に子育て中は「仕事のブランク期間」となりがちですが、栄養士は食に関する資格であるため、日々食事を作っている主婦はブランクを感じさせにくいというメリットもあります。

管理栄養士になると活躍の場はさらに広がります。管理栄養士は条件を満たした栄養士が試験に合格して取得できる国家資格で、管理栄養士にしかできない仕事もあります。子育て中に勉強を続けて管理栄養士免許の取得に挑戦するのもよいですね。

感謝や喜びの声が聞けるのでやりがいがある

一般的に「栄養士」と聞くと、給食をイメージする人は多いようです。イメージのとおり、栄養士の仕事では、給食など調理に関係した仕事が比較的多くなります。

職場によっては食事を食べる人と関わることができるところもあります。食べた人から「おいしかったよ」という言葉や感謝の気持ちを伝えられると嬉しくなり、こうしたコミュニケーションは働く栄養士たちのやりがいにつながっていくようです。

調理場以外では、栄養指導の現場などで患者さんに寄り添いながら指導することで患者さんから感謝の気持ちを伝えられることがあります。「おかげで数値が改善しました」「体重が減りました」などの報告を受けることは学びになり、またやりがいにつながります。

資格手当が付くことがある

栄養士は資格職ですが、給与相場は年収250万~400万円であまり高くはありません。ただ職場によっては資格手当が付くことがあり、栄養士資格であれば2,000~5,000円ほどになります。

昇給を希望するならスキルアップして管理栄養士になることも一つの手段です。より高度な知識が求められる管理栄養士になれば、調理場などの責任者として仕事を任されたり、特別食(病気に応じた食事献立)の作成を担当したりすることができます。

資格手当も管理栄養士は高額であることが多く、10,000~25,000円ほどになります。栄養士に役職手当が付かなくても管理栄養士であれば付く職場もあり、給与面でも仕事内容でも管理栄養士は優遇されます。

育児しながら働きやすい栄養士の仕事とは

保健所や公立の機関で公務員として勤務する

公務員として勤務する栄養士の職場には、公営の病院や保健所、保健センター、保育園や幼稚園、学校、そして自衛隊や刑務所などがあります。待遇面では、給与は民間より高額で、休みはしっかりとれて産後は時短勤務も可能など、子育て中のママにとっても、ありがたい仕事場です。

ただ、公務員となるため採用枠が限られていたり、年齢制限があったり、公務員試験をパスしないといけなかったりと、採用されるには非常に厳しい条件があります。また管理栄養士のみ募集されていることがほとんどのようです。

厳しい条件ですが、既卒採用であれば30代でも応募できる自治体もあるようです。目指すのであればまず自治体へ採用情報を問い合わせてみましょう。

福利厚生制度が整った企業や病院で働く

福利厚生制度が整っていれば、ママは子育てをしながら安心して働き続けることができますね。大きな企業や病院では福利厚生制度が充実している職場が多いようです。

例えば、時短勤務ができるかどうかは大きなポイントです。時短勤務は法律で定められている制度ですが、スタッフの人数に余裕がないと取り入れることが難しいため、小さな会社などでは使えない職場も多いようです。

時短勤務だけでなく、子どもが熱を出したときなどに備えて、急な休みがとりやすいかどうかを確認しておくことも大切です。急な休みをとるのが難しくても、職場に企業内保育園や院内保育園、さらに病気のときのための小児科が併設されていれば、安心して働くことができますね。

パートや派遣で栄養士の資格を活かす

ママ栄養士の雇用形態は正社員だけでなく、パートや派遣で働いている人もたくさんいます。小さな子どもがいる子育て中のママにとっては勤務時間に融通がきくため「正社員より働きやすい」という人も多いようです。

パートや派遣なら、条件に合わないと思えば職場を変わることも難しくありません。また職場を変わることはデメリットではなく、仕事の幅が広がるため経験値を上げることができます。経験値が上がれば、正社員を希望するときのアピールポイントにもなりますよ。

正社員に比べると融通のきくパートや派遣栄養士ですが、最近ではフリーランスで活躍する人も増えています。アプリを使った栄養指導や特定保健指導の指導員(管理栄養士のみ)など、働き方は多様化しています。

育児と栄養士の仕事を両立できる職場の条件

雇用者が育児中のママに対して理解がある

どんな職場であっても、雇用者が「子育て中のママ」を理解してくれていなければ仕事を続けることは難しくなります。就職先を探すときは雇用者側に「子育てを優先する」ことを了承してもらえるかどうかが、大切なポイントです。

しかし面接の段階から「子育て中です」とアピールしすぎると、職探し自体が難航してしまいますね。また理解のありそうな会社に採用されても、部署が違えば子育てママに対する雰囲気が違ってくるのもよくあることです。

そうならないためにも職探しの段階から「ママ歓迎」の職場を探すようにしましょう。「ママ歓迎」の職場は一般的な求人サイトでも見かけますし、ママを応援する専用の求人サイトであればより条件に合った職場を探すことができますよ。
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