新生児の育児を辛いから楽しいへ。疲れてネガティブなときの対処法
人生の中でも短い新生児の育児を楽しむために
今しか見られない原始反射を楽しもう
赤ちゃんは誰にも教えられることなくママのおっぱいを吸うことができますよね。これも原始反射の一つで、「吸啜(きゅうてつ)反射」といいます。お腹がいっぱいであっても口が動いてしまうので、おっぱいやミルクを飲み過ぎてしまう原因にもなります。
ほかにも原始反射は何種類かありますが、これらの反応は赤ちゃんが成長するにつれて見られなくなるものです。原始反射をたくさん楽しめるのは、新生児期しかありません。今しかないかわいい姿をじっくり観察してみてくださいね。
かわいい姿を目に焼きつけよう
写真やビデオで撮影して時間のあるときに振り返ってみると、短期間で急成長していることを実感するはずです。体の大きさのみならず、顔や仕草もどんどん変化していきます。
少しずつ自我が芽生え、最初の反抗期であるイヤイヤ期が始まったり、ママよりお友だちと遊びたがったりすることも増えていくでしょう。子どもが成長して嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちになるかもしれませんね。
小さくて守りたいと強く思う新生児期も、長い子育ての中ではほんの一瞬です。かわいい姿をしっかりと目に焼きつけて、思う存分愛情を注いでくださいね。
たまには周りを頼って息抜きしよう
このような状態では気持ちに余裕を持つことが難しく、子育てに自信がつく前にストレスに押しつぶされてしまうかもしれません。
子育てはママだけが一生懸命になるのではなく、パパや祖父母、親しい友だちなど、たまには周りを巻き込んでおこなってもよいものなのです。周りを頼って息抜きができれば、ママも心にゆとりが持ててきっと楽しい子育てができるようになりますよ。
子育てでストレスが溜まったときは
イライラしたときは深呼吸をして落ち着こう
赤ちゃんと2人きりのときにイライラすると、泣いている赤ちゃんに当たってしまうことがあるかもしれませんね。そうならないように、イライラしたときはまず深呼吸をして、気持ちを落ち着かせてみませんか?
ゆっくり深呼吸をすれば、カッとなった感情が自然と落ち着くものです。赤ちゃんが泣いているときに感情が爆発しそうになったら、一度赤ちゃんから離れて深呼吸をしてくださいね。
ハーブティーで一息つこう
新生児のころは外出するのも難しいので、ハーブティーでママもリフレッシュしてみませんか?バタバタ過ごす1日の中で、たった10分でもハーブティーを飲んでゆっくり過ごすことができれば少しは心にゆとりが持てますよね。
ハーブティーには色々な作用があり、ジャスミンなら自律神経の緊張を和らげるリラックス効果が期待できます。カモミールにはイライラを落ち着かせてくれる安眠効果が期待できるため、ほっと一息つける時間となるでしょう。
イライラしたことをメモに書いて発散
イライラした気持ちを引きずらないように「もう嫌」「なんでこうなるの」など、イライラしたときは気持ちをメモに書いてみるのがおすすめです。「なんで泣きやまないの」「うるさい」などと直接赤ちゃんに言うのはかわいそうですが、メモに書いて発散するだけなら問題ないですよね。
正直な気持ちをメモに書くだけでも、気持ちを発散できてすっきりするものです。人にイライラをぶつけるのではなく、自分で上手に発散する方法を考えたいですね。
まとめ
愛しいはずの赤ちゃんをかわいいと思えないと、それがママの罪悪感につながり「育児ノイローゼかも」とマイナスな思考になって自信をなくしてしまうかもしれません。
しかし、多くのママが多かれ少なかれこの思いを経験しています。赤ちゃんの成長とともに愛情も芽生えてきますから、今は考え過ぎないようにして周りを頼ってくださいね。