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おむつはずれは保育園と協力を!情報共有でトイトレを完了しよう

おむつはずれは保育園と協力を!情報共有でトイトレを完了しよう

おむつはずれの時期や進め方に悩むママもいるでしょう。昼間は保育園に任せても、夜や週末はママやパパが向き合いましょう。保育園と情報共有や相談をしながら、子どものペースで進められるとよいですね。おむつはずれのポイントや年齢別のアドバイスなどをご紹介しますので、トイレトレーニングの参考にしてください。

おむつはずれは育児の中で大きな山場

自然におむつを卒業できるようにしよう

「おむつはずれ」は、その子の個性やペースを尊重し、自然におむつがはずれるようトイトレをします。逆に「おむつはずし」は、トイレに座らせる時間を決めたり、子どものやる気が起きるよう工夫したりしながら、おむつをはずしていきます。

おむつはずしは完了するまで大変な思いをするママも多いようです。おむつはずれの完了には、おしっこをためておける身体的な発達や、おしっこを我慢する感覚が育っていることが必要だといわれています。

自然におむつをはずすためには、トイレでおしっこをしたい、パンツを履きたいという気持ちを持つことが大切です。

また、ママは子どもによって成長過程が違うことを理解し、その子に合った時期や方法を見極めましょう。

トイトレを始めるためのサイン

トイトレは始める時期の見極めが大切ということは先ほど伝えました。始めるためのサインは、次のようになります。

・1人で歩ける
歩けるようになることは大脳皮質が発達してきた証といわれ、色々なことが分かるようになります。足腰も強くなり、トイレやおまるに容易に座れるようになります。

・言葉がある程度理解できる
「おしっこいこうか」というような簡単な言葉が分かるほうがスムーズにいきます。言葉の発達前に始めても、トイレに行きたくても伝えられない場合があります。

・おしっこの間隔が空くようになった
2~3時間ほどおしっこの間隔が空くようになったら、トイトレを進めやすくなるといわれています。おむつをこまめにチェックすると間隔が分かりやすくなります。

おむつがはずれないことに悩むママは多数

周りの子どもがおむつがはずれたと聞くたびに、焦ってしまいますよね。子どもがおしっこを漏らすとイライラしてしまうママもいるでしょう。

また、トイレで「おしっこして」とせかすことや「お友だちはパンツ履いてるよ」と他人と比べるようなことは、プレッシャーを与え逆効果になることもあります。

ママが「ゆっくりやろう」と気持ちを切り替えると、子どもも気が楽になりトイレに行ってみようと思うかもしれませんね。

「なんでうちの子はおむつがはずれないの」と悩むママもいますが、ほかにも同じように悩んでいるママは多いですよ。おしっこができたら飴やシールなどのご褒美をあげる、お気に入りのぬいぐるみと一緒にトイレに行くなど、様々な工夫をしてみましょう。

保育園での進め方や年齢別の対応を知ろう

1歳ころはトイレへの関心を促す

一般的には、1歳ころからトイトレの準備を始め、1歳半~2歳ころから始めるママが多いようです。はじめは「おしっこ出そう?」「トイレ行く?」と簡単な声かけから始めましょう。

トイトレの絵本を一緒に読むのもおすすめです。トイレでおしっこをしている絵などを見せ「◯◯くんもトイレに座る?」と声をかければ、1歳でもイメージしやすいですよ。

保育園でのトイトレは園によって方針が異なります。家庭の意向を聞き入れてくれる場合や、子どもが興味を持ったころを見計らって始める園もあります。1歳を過ぎると声かけやトイレに誘うなどのトイトレを始める園が多いようです。

ママも同時に家のトイレも可愛く飾るなど、トイレへの関心を促す努力をしましょう。

2歳ころはタイミングを見て声かけや実践

2歳のころは、心身ともに大きく成長する時期です。うまくタイミングが合いトイレでおしっこができたことをきっかけに、トイトレが大きく進むことがあります。

お友だちがトイレに行く様子を見たときに「◯◯ちゃんもトイレに行く?」と声をかけたり、「大きいお兄ちゃんみたいにパンツを履いてみる?」と実際にパンツを履かせたりするのも効果的ですよ。

また、イヤイヤ期の子どもも多く、トイレに誘っても「イヤ!」と反発され苦労するママも少なくありません。

「おやつの前と後、いつトイレに行こうか?」「トイレでおしっこしてから、公園とお散歩どっちに行く?」などの選択肢を与え、やる気になったタイミングでトイレに連れて行きましょう。

3歳以降は子どもの気持ちを確認しながら

3歳以降にトイトレがなかなか進まないときは、トイトレにストレスを感じている場合やお漏らしをすることに罪悪感を感じている可能性があります。

お漏らしをしたときは怒ったりせず「おしっこ出るの分からなかったかな?」「遊んでてトイレに行くの忘れちゃった?」と優しく聞くようにしましょう。

おしっこが出そうなことが「分かった」という返事なら「次はトイレでしようね」と優しく伝え、「分からない」と言うときは「パンツが濡れて気持ち悪いね」と理解を示しましょう。

年齢が上がるにつれ、お友だちがおむつを卒業したのが分かるようになります。自分もパンツを履きたいという気持ちになると、自分から「おしっこ行ってくる!」とトイレに行くようになりますよ。

保育園との情報共有でトイトレを完了へ!

トイレのタイミングを合わせて成功を重ねる

保育士はたくさんの子どものトイトレを経験しています。園の方針にもよりますが、保育士がおむつはずしに協力してくれるのならそのペースに合わせましょう。

園では、食後、昼寝の後など、言葉がけをしたり、トイレに連れて行ったりするタイミングが決まっていれば、家でも同じように実践します。

園での子どものおしっこの間隔が分かってきたら、連絡帳などで情報やアドバイスをもらいましょう。子どものおしっこの間隔に合わせてトイレに行くと、成功する確率が高くなります。

成功して褒められることで、トイレに行くことが楽しくなります。園に任せっぱなしにするのではなく、園でできたときでも家で褒めたり、園のアイディアを取り入れたりしながら進めることが大切ですよ。
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