マルチタスクは効率がよいの?忙しいママの予定管理方法を紹介
家事や育児、人によっては仕事もしている場合もあり、子育て中のママは毎日やることがたくさんありますよね。「いくつかのことを同時進行で進められたら時間を効率よく使えるのに…」と思うママも多いでしょう。そこで今回は、マルチタスクの特徴やおすすめの予定管理方法についてご紹介します。
効率よく見えるマルチタスクのデメリット
忙しいママはマルチタスクをこなしている
毎日のこととなるとこれが当たり前のようになっていきますが、ふとしたときに「どうしてこんなに頑張っているのだろう」と漠然と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。ただ、どんなに大変でも代われる人がいないこと、自分が頑張らなければ生活が成り立たないことを考えると、頑張らざるを得ない状況になってしまいます。
特に、元々完璧主義のママは、出産前と比較して子どもがいる生活では自分の計画どおりに物事が進まず、戸惑ったり気持ちに余裕がなくなったりすることもあるでしょう。
満足感が得られず疲れてしまう危険がある
また、急ぐあまりミスをして余計に仕事が増えたり、自分が理想とするクオリティを実現できなかったりと、一つ一つの作業に満足感を見いだせなくなることもあります。
これが毎日続くと、生活そのものに充実感を抱けなくなり、無気力感や虚脱感に襲われる可能性もあるので注意が必要です。特に、家事や育児は対価も報酬もないので、まずは自分が納得し充実感を得られることを第一に考えたいですね。
同時に進めるときは組み合わせが大事
例えば、作り慣れた料理の合間に洗濯物を畳んだり、衣類の浸け置き洗いをしながらお風呂掃除をしたりということが挙げられます。
また、組み合わせることにより生産性の上がる作業もあるようです。例えば、洗濯機を40分回している間に、その40分内に終わる作業を組み込んだスケジュールは、一つ一つの作業に向き合えるのでよいですね。しっかりと計画することで、マルチタスクの効率は上がり集中力も保たれるでしょう。
多くのタスクをこなすコツは頭の整理
やるべきことを明確にしてスケジューリング
これを頭の中だけで考えて行動すると、やることが多すぎてパンク状態になったり、忙しさのあまりやることが抜けてしまったりする恐れがあります。
そういった事態を防ぐためにも、まずは朝起きたらその日一日のタスクをリストアップして頭の中を整理しましょう。そして、同時進行できるものは何か考えていきます。目に見える形でスケジュールを立てることで、不思議と心にも余裕が生まれスムーズに物事を進めることができるでしょう。
優先順位が低いことは後回しや代行を活用
最終的に家族みんなが楽しく生活するためにも、優先順位を考え、低いものはうまく手を抜くことが大切です。仕事を時短勤務にしてみる、一時保育やベビーシッターに頼る、家事は最低限のことだけ行ってほかは後回しにしたり、代行サービスを利用したりするなど、自分ひとりで抱え込まないようにすると手間を省く方法はたくさんあることが分かるでしょう。
まずはママの体と心の健康を最優先に考えた上で、優先順位を決めていきたいですね。
心を落ち着ける時間を意識して確保する
例えば、夜子どもを寝かしつけた後にパパと温かい飲み物を飲みながら会話をしたり、朝少しだけ早起きをして好きなDVDを見たりしてもよいでしょう。子どもの寝顔を見て癒やされながら一息つくのも幸せですね。
目まぐるしい毎日を送っていると、こうした時間はつい忘れてしまいがちです。しかし、気持ちをリセットして再び頑張るためにも心を落ち着ける時間は大切なので、意識して確保するようにしましょう。
忙しいママのタスク管理に役立つツールとは
アナログ手帳派はふせんを活用しよう
まずは、やるべきこと、やりたいことのすべてをふせんに書き出します。このタスクを書いたふせんを、手帳に記入したスケジュールの隙間時間に貼っていきましょう。ふせんには未確定な予定やメモを書くと、やり終えたときにすぐ削除できるので便利です。
こうして一日のやることを明確にすると、初めからやり切れなそうな部分はなんらかの手段で手間を省いたり、予定をキャンセルしたりするなど、無理のないスケジュールが立てられるでしょう。