小学校入学前の教材について知ろう!おすすめの教材や気をつけること
でも嫌がる子に無理に勉強させたり、難しいドリルなどを与えたりしても嫌がりますし、身につく量も半減してしまいます。それでも少しはなにかを…と思うなら、難しいものではなく、簡単なもの、興味を持っているものから入ることをおすすめします。
ひらがなを書くのを嫌がる子でも興味のあるものの図鑑や絵本なら開いて見てくれるでしょう。書けなくても興味のあるものなら「これってなんて読むの?」と聞いてきます。そうしているうちにその文字の形を覚えていくのではないでしょうか。
親が指導者にならないよう、褒めて伸ばそう
幼少期に大切なことは、成功体験だといいます。そのためには、叱ってばかりでやる気の芽を削ぐのではなく、伸ばさなければなりません。そうはいっても難しいと感じるママもいるでしょう。
最初は、できそうなものから始めて「すごい!できたね」という段階から始めるとよいのではないでしょうか。そうすると、子どもは「できた」という成功体験と親は「褒める」という第一段階をクリアできます。そこからは、積み重ねとなるでしょう。
親子が一緒に遊び感覚で楽しむことが大切
楽しいと感じると子どもは、すごいスピードで吸収します。ひらがなをなかなか覚えられない子がパパやママとカルタ遊びをすると楽しい、もっとカルタをしたいからひらがなを覚えようとすることもあります。
電車の博物館に行った子が電車に興味を持ち、図鑑を読むようになることもあります。そして、今度は本当の電車を見るためにパパとお出かけするのを楽しみにして、電車名や特徴をどんどん覚えていくということもあるでしょう。
まとめ
ひらがなやカタカナを書けることにこしたことはありませんが、それだけでなく授業中に椅子に座り、先生の話を聞けることも大切です。
しかし、なかにはそれが難しい子もいます。環境変化が得意でない子は、お勉強の前に学校がどんなところか話したり、通学路を何度も親子で歩いてみたりして、学校への抵抗を少しでも減らす方を優先させてはいかがでしょうか。