育児がどんどん楽しくなる!誰でもできるちょっとした工夫や考え方
育児を楽しむために必要なこととは?
育児スランプを抜け出すために
まずは時間的なゆとりが持てるように工夫してみましょう。子どもが3歳ぐらいまでは毎日のお昼寝を習慣づけ、子どもが寝ている間ママも休憩するように心がけてみてください。
育児スランプにおちいらないためには、自分の時間を少しでも確保することが必要です。子どもと一緒に早寝早起きするようにし、朝は子どもよりも少しだけ早めに起きると、朝ママの時間を作ることができますよ。
夜は疲れをとるためにも夜更かししないようにしましょう。精神的ゆとりをもつために、家事は少し手抜きをし、完璧を目指さないようにすることも大切です。
子どもの「今」を大切にしよう
たまには子どもとの「今」の時間を思いっきり楽しんでみましょう。例えば子どもと公園で遊んでいるとき、「この後は掃除しなくちゃいけないから早く帰らなきゃ」と考えるのではなく、掃除のことは忘れて、目の前にいる子どもと精いっぱい楽しんでみてください。
子どもは先のことは考えずに、常に「今」を楽しんでいます。たまには子どものマネをして「今」を大切にしてみましょう。
子育てのハッピーエピソード
育児が楽しめない、もしくはストレスが溜まっていると感じたとき、メモを読み返してみるとそのときの出来事が思い出され、心も和みますよ。子どもはあっという間に成長してしまいます。
メモを読み返していると、「あんなことしていたのはついこの前だと思っていたのに」と子どもの成長を客観的に思い返し、その成長が愛しくてたまらなくなるかもしれません。
育児で大変なのも今だけです。子どもはやがてママのもとから巣立っていきます。それまでの子どもとの貴重な時間を大切に過ごしたいですね。
子育てを楽しむための工夫「気持編」
イライラしないための心がけ
できるだけイライラしないように心がけたいですよね。子どもが自分の意志で行動できるようになったら、自分でできることはできるだけ自分でさせるようにしましょう。
最初はみているとイライラしてしまうかもしれませんが、子どもも慣れてくれば上手にできるようになりママの負担も減ります。また育児本などを読むと「〇歳は何時間昼寝をするのが理想」「毎日〇時間は外遊びさせる」などと書いてありますが、その通りにこなす必要はありません。
育児本などのアドバイスは、ママの可能な範囲で取り入れることが大切です。
溜まったストレスを発散しよう
1人で買い物に出かけてもよいですし、家の近くのカフェにお茶をしに行ってもよいでしょう。いつも子どもを追いかけてばかりのママは、たまには自分のペースで散歩を楽しんでもよいですね。
出かけるのが億劫な場合は、子どもとパパが公園に遊びに行っている間に、家でゴロゴロしたり好きなTVを観るのもオススメです。溜まったストレスは定期的に発散しないと、どんどん疲れが溜まり、精神的に辛くなってきてしまいます。
ストレス発散した後は気持ちもすっきりして、ゆったりとした気持ちで育児に励むことができます。
子どもの心に響く言葉かけに変換しよう
注意するときや叱るとき、できるだけ子どもの心に響く言葉かけに変換するように心がけましょう。いくつか例を挙げるので、ぜひ参考にしてみてください。
〇子どもが走り出したとき「走っちゃダメ!」と叫ぶのではなく、「走るとケガするから、心配だよ」
〇家事をしているときに子どもが何かしたいといったら「今忙しいから、ちょっと待って!」ではなく、「これが終わったら必ずするから、あと5分だけ待ってね」
〇子どもが何かこぼして怒りたいときは「ぞうきんで拭いてね」と優しく。
子育てを楽しむための工夫「生活編」
上手な時間のやりくり実例
少しでも時間にゆとりがあれば、ママのストレスも軽減されます。下記のように時間のやりくりをしてみてはいかがですか?
- ロボット掃除機や食洗器を買って、家事の手間を省く
- 週末におかずの作り置きをし、冷凍庫にストックする
- 無理せず30分以内に収まるようにする
- 一週間に一度スーパーに行き、一週間分まとめ買いする
- パパのお休みの日に家事の一部を担当してもらう
- 家事の苦手なパパには、休みの日に子どもとお出かけしてもらい、その間ママは休んだり自分のペースで家事をする
子どもとの時間が楽しくなる考え方
まず、子どもの生活リズムを朝型にするようにしましょう。朝起きるのが早ければ、夜も早く寝るようになるので、夜、ママもゆっくりと休むことができます。
例えば夜8時に寝るように習慣づければ、「あと数時間で寝る時間だから頑張ろう」と思えるので、子どもとの時間を楽しむ余裕もうまれてきますよ。また、我が子のしていることをじっくりと観察をしてみるのもオススメです。
子どもって大人が思いつかないようなことをすることもあり、みていて飽きません。時折写真を撮れば、後々のよい思い出にもなります。
叱らずに済む環境作り
毎回叱っていると、叱っているママも疲れ果ててしまいます。そこで、なるべく叱らずに済むよう、あらかじめ手を打つようにしてみましょう。
触ってほしくないものは子どもの手の届かないところに収納するようにする、お絵かきの際は紙の下に新聞紙もしくはレジャーシートを広く敷いてテーブルが汚れないようにする、など工夫してみましょう。
ママだって可愛い我が子はできれば叱りたくないですよね。叱らずに済むよう、色々と対策を考えてみてくださいね。
子どものおかげでママの世界が広がる
大人だけでは行かないところへお出かけ
以前は図書館や児童館へ行ったことはなかったけれど、行くようになって公的施設の便利さを知ったり、大人だけではあまり行かないようなテーマパークへ行って童心に戻って楽しんだりなど、楽しいこともありますよ。
パパと2人のときは近所の公園へ行くこともなかったのに、子どもが生まれてから気分転換に公園でのんびりする気持ちよさを知ったママもいるはずです。
このように、子どもと一緒にあちらこちらへのお出かけを積極的に楽しんでみましょう。
新たな人間関係が広がることも
子どもを通じて、新たな人間関係が広がることも多々あります。ママ友というと身構えてしまうママも多いかもしれませんが、深入りしない程度につき合っていると、その内気の合う人が出てくるかもしれません。
知人は外国生活の中で友だちが少なく寂しく思っていたところ、子どもが生まれてから急に幼稚園を通じて友だちが増えたとのことです。子どもと一緒に色々なところへ出かけて人間関係を広げてみましょう。
興味の幅が広がり知識が深まる
たとえば少しでも子どもの健康に役立つ料理を考えているうちに、さらにその知識を深めたくなり、食育インストラクターの勉強を始めたというママもいます。また、子どもが部屋をおもちゃで散らかすのが気になり、どうやったら使いやすい収納ができるのか考えているうちに、整理収納アドバイザーの資格取得を目指すようになったというママもいます。
このように、子どもとの生活の中で新たな分野に興味を持ち始め、知識を深めている人もいますよ。
まとめ
どうしても辛くなったときは、一人で抱え込まず、家族や周りに相談して少しでもママの負担を減らせるようにしましょう。子育てが大変なのも、長い目で見るとほんの短い時間に過ぎません。子どもがきっかけでママの世界が広がることもありますよ。
できるだけゆったりとした気持ちで、子どもの成長を笑顔で見守るようにしましょう。