ママが頭を抱えやすい年子の沐浴!スムーズにお風呂に入れるコツとは
幼い年子の育児は2人とも目が離せない大変さがありますよね。お風呂に入れるときは別々、2人一緒のどちらの場合でも、ママは子どもたちに危険がないよう毎日気を配りますよね。今回は年子を別々、または一緒にお風呂に入れる場合のコツや注意点などをご紹介します。年子と入浴するときの参考になさってくださいね。
上の子が小さいときに行う沐浴は大変
沐浴中は気をつけることが多い
沐浴中は首がすわらない赤ちゃんの顔がお湯に沈まないように、しっかりと支えて目を離さないようにしなければなりません。赤ちゃんが寒かったり熱すぎたりしないようにお湯の温度や室温にも気を配る必要がありますよね。
赤ちゃんは長くお湯に浸かっているとのぼせる場合もあります。また、まだ幼い上の子が泣いたりぐずったりする前に沐浴を済ませたいこともあり、ママはのんびりとしていられません。
通常でも沐浴中は気をつける点が多いのに、上の子の様子も気にしながら行うのは大変ですよね。
上の子の入浴中は下の子に目が行き届かない
脱衣所に新生児期から使えるバウンザーを置いて下の子を寝かせ、浴室のドアを少し開けながら上の子と入浴するママもいます。上の子との入浴中は下の子に目が行き届かないため、ママは気を揉みますよね。
脱衣所にいる下の子が泣けばママが湯船からいったん出て下の子をあやしたり、急いで上の子の体を洗い一緒にお風呂から出なければならなかったりするときもあります。そうするとゆっくり入浴できない日が多いかもしれませんよね。
2人分のお風呂はママの精神的負担にも
年子2人と入浴していると、下の子を洗っている間に上の子が溺れたり湯船から身を乗り出して落ちたりしないように常に注意を払う必要があります。上の子と2人で入浴しているときにベビーベッドで寝ていた下の子が起きて、大泣きする声が聞こえる場合もありますよね。
そんなときママはすぐに下の子を見に行きたいのですが、浴室に上の子をひとりで残すのは不安です。するとしばらくの間、下の子が泣きっぱなしになるケースもあるでしょう。
毎日ママひとりで小さな年子をお風呂に入れるのは、体だけでなく精神的な負担も大きいかもしれませんよね。
年子の子をスムーズにお風呂に入れるには
お昼寝の時間を上手に活用する
浴室のドアを少し開けておいたり、浴室のすぐ近くに下の子が寝ているバウンザーを置いたりして下の子の様子が分かるようにしたうえで、上の子との入浴タイムを楽しめるとよいですね。短時間でもママが楽しく接すると上の子は満足しやすいですよ。
下の子が泣けばママは焦りがちですが、急ぎ過ぎて浴室で転倒したらケガをするかもしれません。上の子とママ用に体が濡れていてもさっと羽織れるバスローブを用意したりママのメイク落としや洗顔を先に済ませたりするなどの工夫をしながら、下の子が低月齢の時期を乗り切れるとよいですね。
お風呂は時間勝負!事前準備を怠らない
下の子のお昼寝タイムに上の子と入浴したくても、子どもがお風呂に入りたがらなければ入浴前に下の子が起きてしまう場合もあります。上の子がお風呂に行きたがるようなおもちゃを用意するとよいかもしれませんね。
たとえばバスボールです。これはボール形の入浴剤で、お湯に入れると溶けて中からアニメキャラクターのおもちゃが現れますよ。
子どもの気持ちを把握するのも事前準備といえます。特に自我が出てくる上の子を観察してなるべく機嫌がよいときに入浴できると、途中でぐずって時間を取られるケースが少ないですよ。
ベビーバスは新生児までという概念を捨てる
幼い年子2人との入浴は大変ですしイヤイヤ期などで上の子にも手がかかる場合、2人一緒の入浴が心配なケースもありますよね。そんなときは下の子が1カ月を過ぎてもベビーバスで沐浴するようにして、2人別々にお風呂に入れた方が安心かもしれません。
下の子がしっかりとお座りできるようになったら上の子と3人で入浴し、上の子を洗っているとき下の子は浅くお湯を張ったベビーバスの中で座っていてもらえますよね。ただし目を離さないようにしましょうね。
1カ月健診を終えたらお風呂デビューもOK
浴室内ではお風呂チェアを活用
また、24カ月まで使える商品もありますよ。年子の場合は長く使えるお風呂チェアを選ぶと下の子が座っていられるだけでなく、しばらくの間は上の子も座れる場合があります。
お風呂チェアの前にセイフティバーがついている商品は赤ちゃんがすり抜けにくくて安心です。赤ちゃんがセイフティバーに手を置けるとおもちゃで遊びやすくなり、飽きずに待ってくれるかもしれませんよね。
お風呂チェアを嫌がる赤ちゃんには部屋でも使えるお風呂チェアはいかがでしょうか?最初は部屋で使って慣れると、お風呂でも抵抗がなくなるかもしれません。