年子出産のときの預け先はどうする?先輩ママたちの賢い方法をご紹介
年子出産をするとき、上の子をどこに預けようか悩んでいるママもいることでしょう。上の子がまだ幼いので、いろいろ考えると不安になりますよね。そこで今回は、年子出産のメリットやデメリット、上の子を家族に預ける方法や注意点、病院や地域のサポートなどについてお話しします。
預けるか預けないか、ピンチをチャンスに!
年子出産のメリットとデメリット
まずメリットですが、子どもの年齢差が小さいので、少し大きくなると同じレベルで一緒に遊ぶことができるようになります。そうなるとママが相手をしなくても、子ども同士遊んでくれるので助かりますよ。さらに育児期間がだらだらと続かず、2人ほぼ同時に終わるのでママの負担が少なくて済みます。
デメリットは、下の子を妊娠中、大きなおなかを抱えて上の子のお世話をしなければならないので、つわりのきついママなどは辛いかもしれません。さらに出産時に上の子を誰に預けるのかも大きなカギとなってきます。産後は下の子のお世話をしながら1歳の子のお世話をするので、大変に感じることもあるでしょう。
預けないならどうやって乗り切る?
・自宅出産
妊娠中、特に問題がなく自然分娩が可能なようであればおすすめの方法です。まずは助産師を探してみましょう。
・子連れ入院
上の子と一緒に入院することができる病院もあります。病院によってフォロー内容が変わってくるので注意しましょう。
・24時間保育園
近くに24時間子どもを預かってくれる保育園があれば、事前に登録しておくのも一案です。陣痛が来ている体で子どもを連れて行けるのかなど検討してくださいね。
年子だからこそ預けたい理由がある
特に産後の床上げ期間は、ママの体をできるだけ安静にするように心がける必要があります。この時期に無理をすると、体の回復が遅れてしまいますよ。
実家に頼れるようなら、しばらく上の子を預かってもらうのも一案です。それが難しい場合は近くの保育園に上の子を預けるという方法もあります。
出産前から情報収集をして、登録するようにしたいですね。保育園に入園できなそうな場合は、地域のファミリーサポート制度を利用するのもよいでしょう。
上の子を家族にお願いできればそれがベスト
産前産後が自宅なら親に来てもらうことも
事前に、キッチンの使い勝手やどこになにが片付けてあるのかなども説明するようにしたいですね。ついでに近くのスーパーやドラッグストアの場所を確認しておくと、買い出しをお願いする場合にも助かります。
上の子も、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんが滞在してくれるときっと喜びますね。ママの入院中も寂しさがまぎれることでしょう。もし自宅に寝泊まりするスペースがない場合は、近くのウィークリーマンションを借りるという手もありますよ。
家族に託すときは上の子への配慮を書き出す
好きな食べ物や苦手な食べ物、アレルギーの有無、子どもがぐずったときにはどんなことをすると機嫌がよくなるのか、またどんなことをすると嫌がるのかなど、書き出すようにしたいですね。
毎日何時ごろに起きて、どれぐらい昼寝をするのかなど、生活リズムについても伝えておくと、子どもが自宅に戻ってきた後もスムーズに元の生活に戻ることができます。
実家に預ける場合、孫かわいさについ甘やかしてしまうこともあるでしょう。子どもがそれに慣れるとママが困ってしまうので、そのあたりも注意するようにしたいですね。
パパの実家に里帰り出産する方法とは
ママの実家なら、気兼ねなく両親に頼めることでも、義両親となると気を使ってしまうことが多いと思います。パパの実家に里帰り出産をした場合、義両親にどこまでサポートしてもらえるのか、義両親に直接確認してから決めると安心です。
また、今まで義両親と過ごす時間が短かった場合、一緒に同じ家で寝泊まりしても苦痛ではないのかなど、出産前に義実家へ数日滞在して判断してみるのも一案です。そこで問題がないようなら、パパの実家に里帰り出産をしてみるのもよいですね。
病院や地域のサポートも賢く利用しよう
子連れ出産が可能な病院を探してみる
現在すでに病院で健診を受けている場合、まずは病院に直接相談してみましょう。もしかしたら受け入れてくれるかもしれません。無理だといわれた場合は、子連れ出産が可能な病院を探して転院も考えてはいかがでしょうか。
子連れ出産が可能な病院なら、上の子と同じ部屋で寝泊まりすることができます。産後すぐに2人の子どものお世話をすることに不安を感じるかもしれませんが、下の子を新生児室に預ければ上の子との時間を大切にすることもできますよ。