2人目育児は楽しい!2人目が生まれても大変さは2倍にならない
子どもはもう1人ほしいけど、1人いるだけでこんなに大変なのに2人目もちゃんと育てられるかな…と不安になるママも多いですね。けれど、2人目が生まれたからこそ感じられる幸せや喜びがあるのも事実です。この記事では、2人目育児の楽しみ方のヒントをお教えします。
1人目育児が大変だった。2人目も大変?
1人目で学んだ育児の経験が活きる
育児書通りの育児を目指しても、よくも悪くも思い通りにならないことを身をもって知るので、ママやパパにも余裕が生まれるのですね。
1人目のときは、少し熱が出たらすぐ病院へ、離乳食の進みが遅かったら保健センターですぐ相談、ということも多かったのではないでしょうか?
でも、「赤ちゃんは案外、強い」ということを1人目の経験から学ぶので、肩の力を抜いて子どもと向き合うことができます。このような理由から、2人目の育児は思ったよりも大変じゃないかも…と感じるママが増えるようですね。
成長すると2人で遊んでくれる
ですが子どもたちが少しずつ成長してくると、だんだんと2人で遊べるようになってきます。もちろん、子ども同士なので喧嘩することも多いですが、そうした揉めごとも社会勉強の一つです。喧嘩をしつつも、遊びの中から相手のことを考える優しい心が育まれるのですね。
ママが家事で手を離せないときなど、子ども同士で遊んでくれると助かります。お互いに協力したりゆずり合ったりしながら、仲よく遊んでいる姿をながめるだけでも癒されますよ。
年齢を離せば上の子が育児のお手伝いも
上の子の年齢が離れれば離れるほどできることも増えるので、ママやパパと一緒になって赤ちゃんのお世話をしてくれるでしょう。一緒になってお世話をしてくれる人手が複数あることは、ママにも心の余裕が生まれるというプラスの効果があります。
もちろん、その分上の子には我慢をしてもらうことも多くなるかもしれないので、さみしいという気持ちを抱いていないかなど、しっかりと上の子をフォローしてあげることも大切です。
2人の子どもの成長が楽しい!
上の子がお兄ちゃんお姉ちゃんになる成長
たとえば、なにをするにもママに甘えてばかりだった上の子が、おむつ替えのお手伝いをしたり、自分のお気に入りのぬいぐるみを下の子に貸してくれたり、微笑ましい行動を見せてくれるようになります。
ですが下の子の誕生によって、なにもかもが自分中心だった世界が変わってしまうことによって、上の子がストレスを抱えてしまうこともあります。自分以外にママやパパを独占する存在が現れることは、上の子にとって大きな不安でもあることを理解してあげましょう。
それでも、ママと一緒になって下の子のお世話をするうちに、上の子にもお兄ちゃんやお姉ちゃんの自覚が芽生えてくるから不思議です。上の子がお手伝いをしてくれたら、たくさん褒めてあげてください。そうすることで、上の子はますますがんばろうと成長してくれますよ。
下の子は上の子を真似しながら成長する
誰かの動作を見て真似をすることは、周囲を見て関わり、社会性を身につけようとする表れで、健全な成長過程の一つです。「同じことをやってみよう」という体験から、「次はこうしてみよう」という自分なりの独創性が育まれ、その子の個性になっていきます。
下の子が上の子を真似てなにかを上手にできたら、下の子だけでなく上の子も誉めるようにしましょう。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が上手だから、〇〇ちゃん(下の子)も真似して上手にできるようになったね!2人ともすごいね!」と伝え、このときに「お手本を見せてくれてありがとうね」と上の子を立てます。すると、下の子にとって上の子がますます憧れの存在になります。
ただし、下の子は上の子に敵わないという経験によって、成長とともに自己評価が低くなってしまうこともあるため、意識して上の子と違った面を褒めたり励ましたりしてあげましょう。
やっぱり育児は大変!でも幸せなことも
2人でママを取り合いしてしまう
けれど、ママは自分しかいないからこそ味わえる瞬間があります。それは、子どもたちが「ママ~!」と笑顔で抱きついて甘えてくるときです。
毎日の育児は大変なことばかりかもしれませんが、これほどまでに自分を求めてくる存在がいることに幸せを感じずにはいられないですね。
結局はママの取り合いで喧嘩になってしまうこともよくありますが、自分を巡っての純粋な争いなんて、ママにとってはうれしい悲鳴かもしれません。
喧嘩をしてもすぐ仲直りするから微笑ましい
きょうだいで喧嘩することは悪いことばかりではないため、ある程度は許容しながら見守ってあげましょう。そんなきょうだい喧嘩の不思議なところは、あれほど騒いで争っていたのに、気がつけばもうなにごともなかったかのように仲直りしているところです。
お互いに泣きながら喧嘩してママやパパに叱られたのにすぐに笑いあっている姿に、親としては肩透かしを食らったようですが、なんとも微笑ましいですね。