育児日記書いてますか?育児日記の種類と続けるためのコツ
育児日記には最近はさまざまな種類があることをご存知ですか?昔ながらの紙ベースのものからアプリやウェブ上で管理するものまであり、ママの好みによって使い分けが自由にできます。今回はそもそも育児日記とは何を書くのか?というところから三日坊主にならずに継続するコツまでご紹介していきます。
育児日記をつけるメリットとデメリット
子どもの成長や思い出を書く育児日記
ママ自身のために書く場合、入院しているときから日記がスタートすることが多いようです。現在、多くの産院では赤ちゃんの哺乳量や睡眠、おむつ替えなどを細かに記録するようになっています。
ママのなかにはそのような記録を退院後も続け、結果的に育児日記となっていったケースが多いようです。生活のパターンが見えやすくなるという利点があります。
成長したあとに子どもにプレゼントしたいから、と日記を書き始める場合は赤ちゃんが少し成長し、動き始めたり話し始めたりしたときからスタートすることが多いようです。記憶からすり抜けがちな思い出を残すことができますね。
成長がわかりやすいなどメリットがある
本当に1週間もでていなくて、あきらかな便秘だと気づけるときもあれば、逆に記憶に残っていなかっただけで実は昨日の朝もでていた、と思い出せるときもあります。
また毎日一緒にいると、意外と見過ごしがちな子どもの変化にも気づくことができます。同じことの繰り返し、とママが思っていても1カ月前と比較してみたら実は大きな進歩があることだってあります。
記録に残すことで客観的な視点を持てるのは大きなメリットでしょう。
育児日記を続けることがストレスになる人も
「日記を書かなければ」と自分自身にプレッシャーをかけてしまったり、また書けなかった日に「書かない自分は母親失格」などと過度に自分を追い込んでしまうママもなかにはいます。何にでも一生懸命で真面目なママに多いケースかもしれません。
こうした状況を避けるために、産院であえて「育児日記は書かない方がよい」という指導をするところもあるのだとか。仕事の一つとしてとらえ義務感にかられるのではなく、楽しみながら続けられるのがベストですね。
育児日記をつけるにはどんな種類がある?
形にとらわれず自由に書き込める手書き日記
またママの直筆が残るので、なんともいえないあたたかみが伝わります。あとで見返したときに、字の様子で「この頃は余裕がなかったな」などと当時の心境をリアルに振り返ることができることでしょう。
ちょっとしたイラストを残せるのも手書きのよいところ。赤ちゃんのふとした仕草や表情など、言葉で綴るのはなかなか難しいときもあります。
そんなときにたとえ走り書きであったとしても、ママの描いた絵が残っていたら楽しいですよね。
見ている人の反響も楽しめるブログ
こうしたブログを自分で書き、育児日記として活用するママもいます。メリットの一つは一般公開することで同じ立場の人たちとつながれることでしょう。
手書きの育児日記は、なかなか家族以外の他人に読ませることがないのに対し、ブログは設定次第で誰にでも読んでもらうことができます。悩みを共有したり、アドバイスをもらったり、コミュニケーションが生まれるきっかけとなります。
またブログに書こうと思うと、客観的に自分や子どもを見るようにもなります。嫌なことや落ち込むことがあっても「書くネタができた」と前向きにとらえられるようになればしめたものです。
成長グラフや予防接種の管理もできるアプリ
【育ログ】
授乳、おむつ、睡眠などのアイコンを赤ちゃんのタイムテーブルにつけていくだけで、自動でグラフ化してくれます。睡眠の変化や哺乳量なども一目で把握しやすくなるので便利ですね。
【パパっと育児@赤ちゃん手帳】
赤ちゃんが2カ月を過ぎるとやってくる怒涛の予防接種ラッシュ…。これを手助けしてくれる機能があるアプリです。母子手帳のアプリ版ともいうべきタイプで、推奨接種スケジュールに合わせて事前通知をしてくれます。
育児日記を続けるためのコツは何?
授乳などよく書くことは省略マークにする
これをいちいち丁寧に書いていたのでは、一つ一つは短い単語であっても次第に書くこと自体が面倒になりかねません。授乳は◯、おむつは■などできる限り簡略化した記号を使ってみると負担が減ります。
また同じ睡眠でも、ぐっすり寝ていたときはまっすぐな矢印で表し、逆にグズグズと寝たり泣いたりを繰り返したときは、波線の矢印で表すやり方もあります。詳細を記入する手間は省ける一方で、視覚的に赤ちゃんの生活リズムを把握することができるのでおすすめです。