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新生児とペットの同居は幸せがいっぱい!メリットと一緒に暮らすコツ

新生児とペットの同居は幸せがいっぱい!メリットと一緒に暮らすコツ

新生児とネコのテリトリーは分ける

「犬は人に付き、猫は家に付く」といいますね。ネコにとって我が家はとても大事な場所なのです。

ネコのいる家では、赤ちゃんを連れてくる前にネコの安心できるテリトリーを作ってあげましょう。例えばネコだけの部屋、部屋が無理ならネコだけの別の空間、ネコだけの居心地のよい場所を作ってあげて、ここなら安心だと感じさせてあげます。

そうすることで、赤ちゃんが新しくやってきて、ベッドなどが置かれて家の中が変わってしまっても、テリトリーを侵されたと思うことなく生活していけます。

比較的に安心なうさぎでも爪はするどい

うさぎは鳴きませんし、ケージの中に入れて飼えるので、小さな部屋の中でも飼いやすくて人気です。感染症も犬や猫より少ないそうで、そういう意味でも赤ちゃんと一緒に生活しやすいペットといえます。

注意したいのは、うさぎのするどい爪です。動きは激しくなくても、小さなするどい爪が当たると、ケガをすることがあります。うさぎの後ろ脚のジャンプ力は強いですから、うさぎに蹴られて爪で引っ掻かれると、思ったよりも怪我をしやすいのです。赤ちゃんが近づくときは気をつけて見ていてあげてくださいね。

鳥は別の部屋にするかカゴの距離を離す

鳥もカゴの中で飼えるので、飼いやすいペットです。羽ばたいて、小さな羽や細菌が空中に飛び散っているのではないかと心配ならば、カゴを別の部屋に移動したり、赤ちゃんから離した場所に置くことも簡単にできます。

感染症を気にするママもいるようです。よく聞くのが「オウム病」「鳥インフルエンザ」です。たくさんの鶏が病気になってニュースにもなるので、心配してしまいますが、これらの感染症は、普通に家庭で飼育している状況では、まず発生感染することはないそうです。もし心配ならば、赤ちゃんが来る前に検査を受けさせておくと安心ですね。

新生児とペットの同居はベビーベッドが安心

新生児の安全とペットとの距離感を確保する

生まれたばかりの赤ちゃんは体中のいろいろな機能がまだ未熟です。ママが注意して見守ってあげなくてはいけない時期ですね。ペットとの同居はよいことがたくさんありますが、いくら優しいペットでも、もしかしたらという可能性があるので、ママが見ていないときは赤ちゃんとペットを2人きりにするのは止めましょう。

赤ちゃんを寝させるのはベビーベッドがよいです。床の上の布団だと、ママの知らぬ間に、ペットが寝ている赤ちゃんに近づいてしまうかもしれません。大きなペットの場合、もし寝ている赤ちゃんの上に寝転がってしまったら、大変危険です。

ベビーベッドなら、高い位置にあり、柵で囲まれているので、ペットは自由に赤ちゃんに触れることができませんね。もしジャンプしてベッドに入ってしまいそうなペットなら、柵をもっと高くしたり、寝ている間はペットが部屋に入ってこられないようにするなど、ペットがベッドに入らないように工夫しましょう。

新生児は寝ている時間がほとんどなので、1日の大半をベビーベッドで過ごします。大事な場所なので、特に安全に気をつけたいですね。

床から離して衛生的な環境を確保する

いくら毎日掃除していても、ペットの毛やフケ、人が出すゴミは部屋に残っています。ゴミは特に床に溜まりやすいです。赤ちゃんをこれらのゴミから少しでも多く守るためには、床から離れた高い場所にあるベビーベッドで寝かせる方がよいでしょう。

ペットと同居しているからアレルギーや喘息になるわけではありませんが、ペットの毛やフケはアレルゲンです。新生児は体が未熟なので、アレルゲンを大量に吸い込んではいけませんね。両親がアレルギー体質の場合は、子どもにも遺伝している可能性もあるので、特に注意も必要です。アレルゲンから遠ざけるためにも、ベビーベッドがよいでしょう。

赤ちゃんがハイハイしたり行動範囲が広がってくると、赤ちゃんのほうからペットに近づいていくこともあります。ペットの餌やトイレ、汚い物を触ってしまうかもしれません。ママが見ているうちは止めることができますが、寝ていると思っていた赤ちゃんが起きて、勝手にハイハイして動いてしまうこともありますから、ベビーベッドなど柵のある中で寝ていてくれるのは、ママにとっても安心ですよね。

新生児とペットの同居生活で気をつけること

空気清浄器やこまめな掃除でアレルギー対策

新生児のうちは、空気清浄機やこまめな掃除をして、赤ちゃんが大量の細菌やアレルゲンを吸い込まないように気をつけましょう。

ソファーやカーペットはゴミが入り込みやすく、掃除機だけではきれいにならない場合もあります。コロコロやガムテープなどを使えばそれらのゴミも取れやすいので、やってみてくださいね。

また動物には毛の生え代わる時期があります。この時期は特に毛が抜けて床に溜まってしまいますし、空気中にもたくさん舞っています。部屋の窓を開けて空気の入れ替えをまめにして、毎日の掃除と、空気清浄機を使ったりして部屋を清潔に保ちましょう。散歩に行ったときには、外でしっかりブラッシングして、できるだけ部屋の中で落ちる毛の量を減らすのも、部屋をきれいに保つコツですよ。

感染症対策にペットの予防接種は必ずうける

ペットを飼うときは、予防接種を必ず受けましょう。ペットが元気だから大丈夫なのではないのです。ペットにとって問題のない細菌でも、人間にとって危険な細菌があるからです。予防接種はペットのためだけでなく、人のためにも必要なのです。

ペットにその気がなくても、噛んだり引っ掻いたりして、人に怪我をさせることがありますし、傷口から感染する恐れもあります。ママがペットを触った手で赤ちゃんを触ってしまうことだってあるかもしれませんし、食事中の赤ちゃんの手を、犬が舐めてしまうこともよくあることです。

いくら気をつけていても、ペットと赤ちゃんが一緒にくらしていると、細菌が感染する可能性はあります。危険な病原菌を保有しないためにペットの予防接種はとても重要なのです。

ペットシーツの処理後など衛生面に注意する

ペットを飼っていると避けられないのが、ペットのトイレ掃除やシーツの交換、汚物処理ですね。これらのものには細菌がたくさんついているので、特に気をつけなくてはいけません。

犬が糞をしたときや、シーツが汚れてきたら、早めにきれいな物に交換しましょう。長い間汚い状態を放置すると、細菌が繁殖してしまいます。ペットの汚物やトイレは、キッチンなど食事をするスペースにはおかないようにします。口に入るものがおかれている場所から汚物を遠ざけることが大事です。

掃除した後は、ママはしっかり手を洗いましょう。石鹸で、手の平だけでなく腕まで洗って、清潔なタオルで拭きます。髪が長いママは後ろに縛ると楽ですし、服や髪に汚れがついていないかもチェックしましょうね。
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