新生児とペットの同居は幸せがいっぱい!メリットと一緒に暮らすコツ
妊娠中も一緒に過ごして癒してくれるペットですが「赤ちゃんが生まれたらどうしよう」「一緒に暮らせるかしら」と心配しているママもいるでしょう。ずっと仲よしだったのに、赤ちゃんが生まれたから誰かにあげるなんてこともできませんよね。ここでは新生児とペットが同居するメリットやコツを考えてみます。
目次
- 新生児とペットが一緒に暮らすメリット
- ペットが心の発達によい影響を与える
- 新生児の免疫力の向上が期待できる
- ペットが赤ちゃんの最初の友達になる
- 新生児を迎えるときに気をつけること
- ペットの基本的なしつけはきちんとする
- ペットを長期間を預けたままにしない
- ペットも大事な家族!心のケアを忘れないで
- ペット一緒の生活。種類別注意点と対処法
- 犬はメンタルケアとしつけをしっかり
- 新生児とネコのテリトリーは分ける
- 比較的に安心なうさぎでも爪はするどい
- 鳥は別の部屋にするかカゴの距離を離す
- 新生児とペットの同居はベビーベッドが安心
- 新生児の安全とペットとの距離感を確保する
- 床から離して衛生的な環境を確保する
- 新生児とペットの同居生活で気をつけること
- 空気清浄器やこまめな掃除でアレルギー対策
- 感染症対策にペットの予防接種は必ずうける
- ペットシーツの処理後など衛生面に注意する
- まとめ
新生児とペットが一緒に暮らすメリット
ペットが心の発達によい影響を与える
そんなペットと一緒にいると、赤ちゃんは人間からは得られないような感情を感じ取ります。ペットといるとより豊かな感情を養えるので、情操教育になるといわれています。
感情や情緒が豊かになると、よりコミュニケーション能力がつき、子どもの成長にとてもよいそうです。ペットと一緒に過ごすことで、知らず知らずのうちにこのような能力が発達していくのですね。
新生児の免疫力の向上が期待できる
新生児は、ペットについているほどよい細菌を吸い込むことで、高い免疫力をつけることができるといわれています。フィンランドの小児科医たちの研究では、ペットを飼っている家庭の子の方が、そうでない子よりも風邪をひきにくかったという結果が出ています。
アレルギーに関しても、新生児のうちに適度に動物と接触することでアレルギーが抑制されるという研究結果が出ています。「1歳になる前に、いちど動物園を訪れるとよい」という考えもあるので参考にしたいですね。
ペットが赤ちゃんの最初の友達になる
赤ちゃんは、目が見えないころからペットの声や音を聞いていて、近くにいるのが当然の存在に思っているでしょう。ママやパパのように大人ではなくて、ご飯をもらったりしているペットを見て「自分と似ている」と感じているかもしれませんよね。
そんな赤ちゃんとペットは、次第に心が通じるのか、仲よしになりやすいそうです。母性本能のあるペットなら、掃除機の音がしたら赤ちゃんを守りにいこうとするほど、赤ちゃんを大切にするそうですよ。
新生児を迎えるときに気をつけること
ペットの基本的なしつけはきちんとする
顔を舐めまわさない、噛まない、吠えないなど赤ちゃんが家に来る前から教えてあげられることは、早くから慣れさせましょう。
赤ちゃんが来たら、小さい赤ちゃんの上に乗ってはいけないなど、大事にする存在であることをしっかり教えてあげます。
でもしつけばかりしていたら、ペットもストレスが溜まるので、徐々に、無理のないしつけをしたいですね。できたら褒めてあげて、一緒に遊んであげて、赤ちゃんが来たからしつけが厳しくなったと感じさせないようにしましょう。
ペットを長期間を預けたままにしない
ペットの世話をしてくれる人が家にいない場合は、誰かに預けるこも考えましょう。でも、長期間預けたままにしないでくださいね。
ペットはママのことを大好きなご主人様と思っています。そのご主人様から見放されたと感じてしまうことは、ペットにとってはとても悲しいことで、その後のペットとの関係を難しいものに変えてしまいます。
赤ちゃんとペットと一緒の暮らしは、最初は大変かと思いますが、それを何とか乗り越えていくことで得られる大切な経験もあるでしょう。ペットは家族の一員であることを忘れたくないですね。
ペットも大事な家族!心のケアを忘れないで
「2番目の子がうまれたら、1番目の子が赤ちゃん返りしてしまった」というのと同じように、ペットが赤ちゃん返りのような行動をとる場合もあるそうです。余計にママにすり寄ってきたり、かまって欲しがったり、いつもの場所でトイレができなくなることもあるそうです。
ペットは感情を持つ、大事な家族です。寂しそうにしていたら、赤ちゃんが寝ている間に遊んだり、可愛がったりすることで、うまくバランスを取りましょうね。
ペット一緒の生活。種類別注意点と対処法
犬はメンタルケアとしつけをしっかり
飼い主が赤ちゃんばかり可愛がっていると、犬は嫉妬してしまいます。ベビーカーで一緒に散歩に行ったり、同じ時間にご飯を食べたり、赤ちゃんと犬が一緒に楽しむ時間を作ってみます。赤ちゃんが寝ている内に、犬とたくさん遊んであげたり、愛情が変わらないことを伝えてあげましょうね。