子どもと夏の長距離ドライブへ!子どもを飽きさせないコツと注意点
夏の時期には、子どもを連れて車で遠出するパパやママも多いのではないでしょうか。しかし、長時間車に乗る場合には、夏の暑さや、子どもが途中で飽きてしまわないかどうかも心配ですよね。今回は、夏に子どもと長距離ドライブする際の注意点と、子どもを飽きさせないコツなどをご紹介します。
夏の子どもとのドライブは暑さ対策が必須
窓越しでも強力な紫外線!日焼け対策は必須
子どもがチャイルドシートに固定されている場合、窓越しに日差しが当たっても子どもは身動きが取れません。日よけがあれば、子どもも眩しい思いをせずに済みますね。
日よけには、吸盤などで窓に簡単に取り付けられるものや、カーテンタイプのものなどさまざまな種類があります。乗っている車や使いやすさに応じて選ぶとよいでしょう。
近頃はUVカットガラスを使用した車も増えていますが、すべての紫外線をカットできるというわけではないので、念のため車内でも日焼け止めを塗っておくのがオススメです。
夏の車内は高温に!熱中症を予防しよう
子どもは体温調整機能が未熟なため、親がしっかりと温度調整してあげなければ、熱中症になる危険性もあるでしょう。
車内にあるチャイルドシートもかなり高温になっているはずですから、子どもが快適に過ごせるような対策が必要になりますね。熱中症予防として、チャイルドシートに次のような工夫をしておくとよいかもしれません。
例えば…
・背中部分に保冷剤を入れる
・タオルや汗取りガーゼを敷く
・車を離れる際は白系のバスタオルをかけておく
暑さで酔いが加速!酔いどめがあれば安心
市販されている酔いどめは液体タイプに錠剤タイプ、そのほかにもさまざまな種類があります。近頃はイチゴ味やぶどう味など子どもにも飲みやすい味に作られているものも多いので、子どもと一緒に選んでみてもよいですね。
薬は3歳から服用できるものと、5歳から服用できるものがあります。3歳未満の子どもの場合には市販薬がないので、不安なときはかかりつけ医に相談してみてください。
また服用するのは車に乗る30分前が効果的です。もし飲み忘れてしまったときや、途中で酔ってしまったときには、ドロップタイプかチュアブル錠なら子どもでも飲みやすいようです。
子どもを飽きさせない快適ドライブのコツ
快眠をうながす環境づくり
そんなときにはやわらいかいネックピローで、子どもの首や頭を優しく支えてあげましょう。大人用のものは子どもには大きすぎますから、キッズ用のものを準備しておくとよいですね。
また車種によっては、前列と後部座席では車内温度もずいぶん違っています。前列が冷えていても後部座席は暑いままというのもよくあることなので、子どもが座っている付近の温度にもできるだけ気を配ってあげましょう。子どもに快眠をうながすような環境づくりが大切です。
こまめな休憩タイムを取りいれる
またトイレ休憩のときに、子どもが「出ないから行かなくていい」ということがありますが、行ってみると案外出るものです。こまめな休憩タイムを取りいれて、できるだけトイレに行くようにうながしてあげましょう。
長距離移動では子どもも退屈しがちになってきます。子どもが遊べるような公園やキッズスペースのあるところなら、体を動かして気分をリフレッシュすることもできますね。
子どもが好きなDVDを持ちこむ
車載用ポータブルDVDプレイヤーなら、前列シートのネックレストに取り付けられるものもあるので、DVDを見せる場合にも子どもが楽な姿勢で映像を楽しむことができます。
前もって子どもの好きなDVDを持ちこんでおくと、子どものぐずり対策にもなりますし、うまくいけば視聴しながら眠ってくれることもあるでしょう。お気に入りのDVDとおやつで、移動中に映画館気分を味わってもらうのもよいかもしれませんね。
家族で楽しめる車内遊び
しりとり・なぞなぞなど言葉遊び
一番簡単なのは言葉遊びの定番ともいえる「しりとり」です。普通にやるのももちろん楽しいですが、テーマを決めて考えながらやる方法では、時間が経つのもさらに早く感じられます。
〈しりとりのテーマ例〉
・好きな食べもの
・保育園や幼稚園にあるもの
・白いもの
また子どもでも解けるような、「なぞなぞ」の問題を出題してあげるのもよいでしょう。
〈なぞなぞの例題〉
Q「食べると安心するケーキはなに?」
A「ホットケーキ!」
Q「お空から降ってくる甘いお菓子はなに?」
A「アメ!」
これなら家族みんなで楽しむことができますね。