お腹に絵を描いて安産祈願!マタニティペイントの魅力や方法を紹介
妊娠中のママのお腹にイラストを描くマタニティペイント。海外の方のInstagramやFacebookから広まり、有名なタレントやモデルがしたことで日本にも広がってきています。実はマタニティペイントにはちゃんと意味があるのを知っていましたか?今回は注目のマタニティペイントについて紹介していきます。
お腹に絵を描く、マタニティペイント
ベリーペイントが発祥のおまじない
マタニティペイントは元々、インドで行われていた安産祈願の習慣が由来です。これは「ベリーペイント」と呼ばれている習慣で、妊婦さんやお腹にいる赤ちゃんが狙われないようにというおまじないの一種が、マタニティペイントとして広がりました。
インドではヘナという植物染料を使い、独特の文様を描いていきますが、マタニティペイントは少し違います。パパやママの願いを込めたイラストを、ボディペイント用の絵の具で描くものが主流です。
マタニティペイントの魅力と効果
妊娠中には色々な制限がかかり、なかなか今までのように自由に動けることが少なくなり、ストレスも抱えやすくなります。自宅でも行えるマタニティペイントは、そんなママの気軽な気分転換としても楽しむことができます。
また、初めて赤ちゃんを迎えるママはマタニティペイントを行うことで、よりお腹にいる赤ちゃんを意識できるようにする意味もあるようです。もちろん、安産祈願として行っているママもいます。
ペイントのおすすめデザインやカラー
中でも選ばれることが多いものは、空や海、虹などの自然を表したモチーフ、生まれてくる赤ちゃんが女の子の場合には花やリボン、レースモチーフなども人気があるようです。また、ペイントに使われるカラーもたくさんあります。
ピンクや黄色、オレンジ、水色などは鮮やかで、幸福や希望、喜びを表現するのぴったりのカラーです。落ち着いたグリーンやブラウンなどのアースカラーも、安心感や安らぎを表現した落ち着いたデザインには向いています。
パパや兄弟がいる場合には、一緒にデザインを考えるのも素敵ですね!
マタニティペイントで安産祈願しよう!
ペイントするのは、いつ頃?
大体妊娠6カ月頃からお腹が少しずつ目立ちはじめ、7カ月を過ぎてくると段々と洋服の上からでもお腹が大きくなっているのが分かるようになります。もちろん、出産間近が一番お腹が大きい状態ですが、いつ出産になるかは分からないので臨月は避けましょう。
マタニティペイントの資格発行や広報活動を行っているベリーペイント協会では、8~9カ月頃をおすすめの時期としています。ママとお腹にいる赤ちゃんに無理のないように体調と相談しながら予定をたててくださいね。
どこで、ペイントできるの?
また、出張サービスを行っているアーティストの方もいます。予約した時間に自宅に来てくれ、1~2時間ほどかけてペイントしてくれますが、写真は自分たちで撮らなければなりません。
どのサービスを利用するかはママの体調や、スタジオで写真を撮ってもらうかどうかによっても違います。基本的に描いてもらうイラストや図柄に決まりはありませんが、フォトスタジオで行う場合には決まったイラスト以外では追加料金が発生するところもあるようです。
ペイントの基本的な料金は?
相場としては、ペイント代金は10,000円~15,000円ほどです。フォト代も合わせて考えた場合には20,000円~25,000円ほどの予算をみていた方がよいでしょう。
出張サービスの場合も同様で、基本のペイント料金のほかに交通費がかかってくるので大体同じような値段になりそうです。
あまりお手軽とはいえないお値段ですが、マタニティフォトを撮る予定があるなら安産祈願もかねて、思いきって一緒にマタニティペイントをしてみるのも素敵だと思います。
自宅でもできる!セルフペイントの方法
ペイントに準備するもの、あったらよいもの
心配なママは床にビニールを敷いておけば、絵の具がこぼれても片付けが楽になります。また、落としたあとに肌をケアする保湿クリームも用意しておくとよいでしょう。
ヘナは素人には扱いが難しいので、100均やネット通販で買えるボディペイント専用の絵の具をおすすめします。
イラストが苦手なママはボディ用のステンシルシールやタトゥシールを使う方法もありますよ。