初心者でも野菜や果物が収穫できる!簡単家庭菜園のご紹介
親子で野菜や果物を育ててみませんか?この記事では初心者でも簡単にできる家庭菜園を紹介していきます。自分で育てた野菜を食べることは子どもにとってもよい経験になることでしょう。世話をしなければ育たない植物は、命の大切さを学ぶきっかけにもなるはずですよ。
プランター栽培なら初心者でも簡単
プランター栽培のメリット
しかし限られたスペースで栽培できる方法がプランター菜園です。言葉どおり、プランターで野菜や果物を育てる家庭菜園の方法です。
畑は耕したり管理したりなどと大変ですが、プランターならその必要もないので簡単にはじめることができます。そして小さな子どもでも育てることができるので、土をさわり、水をあげて、お世話をすることで、子どもにも責任も芽生えますし、毎日食べているものを育てるという、素晴らしい経験になるでしょう。
プランター栽培に必要な準備物
必要な物
・タネ or 苗
・野菜用の培養土(肥料入り)
・軽石(鉢底石)
・プランター
・肥料
・じょうろ
・スコップ
あると便利な物
・殺虫剤
・ガーデニング用手袋
・剪定ばさみ
・防虫・防鳥ネット
最近ではたくさんの種類の家庭菜園グッズがあります。プランターも大きさや、形、デザインもいろいろあり、軽石(鉢底石)の必要の無いタイプのプランターも売られています。ネームプレートなどもオシャレなものがあるので、好きなデザインを選んでみるとよいでしょう。
家庭菜園の決め手は苗選びと土作り
よい苗を見分けるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
・病気や害虫に侵されていないかどうか
・茎の節間が短くて太く、しっかりしている
・葉が大きくて厚く、色が濃い
・子葉がしっかりしている
・ポットが大きい(根がよく張るため)
・売れ残っている苗ではない
これらを注意して苗を選んでくださいね。土もとても大切です。土に栄養が足りないと野菜の生育に大きく影響をします。初めは育てる植物にあった土を選んで購入することをおすすめします。
簡単プランター栽培、おいしいおすすめ3選
夏から秋にかけて収穫できる「シソ」
薬味やてんぷらなどよく使う野菜ですが、1枚2枚欲しくても、たくさん購入しなければいけないため残ってしまう、そんなことはありませんか?そんなときにプランターで栽培していれば料理のときに欲しい分だけ収穫することができます。
種まきを4月ごろ行い、収穫は5月~10月ごろまでできます。シソは乾燥がとても苦手なので、土の表面が乾きかけたらすぐに水をあげるようにしましょう。たくさん収穫したらジュースにするのもおすすめです。
7月から収穫できる「バジル」
春頃から植え付ければ、秋ごろまで収穫できるので長く楽しめます。バジルも乾燥に弱いので、土が乾いたら水をあげるようにします。
日当たりと風通しのよい場所に置き、葉が混み合ってきたらどんどん先端の芽をカットしてください。カットした部分から枝分かれして成長するので、葉の収穫量を増やすことができます。
たくさん収穫できたら、自家製のバジルペーストにすれば、長く保存することも可能なうえ、いろいろな料理にも使え、いつものレシピがオシャレにおいしくなるはずですよ。
見た目もかわいい「イチゴ」
イチゴは草丈が低く、支柱などをしなくても育てられるので管理も楽にできます。ママが植え付け方と水切れに注意すれば、毎日のお世話は子どもでもできるでしょう。
10月から11月ごろ、購入した苗を植え付けすると、5月ごろに収穫できます。少しずつ成長する様子を観察するのにも適しています。
60cm幅のプランターを使えば、4株植えることができ収穫量も多くおすすめです。収穫したイチゴは買ってきたどのイチゴよりも、子どもにとっておいしく喜ぶことでしょう。
ベランダがなくてもOK!家庭菜園あれこれ
キッチンガーデニングで野菜を再生させよう
買ってきた野菜は全部食べ切りたいけれど、さすがに根っこはゴミ箱行きですよね。その根っこを使って野菜を育てる方法が再生野菜です。
育て方はその根を水や土に植えるだけととても簡単です。キッチンで野菜を再生してみませんか。再生野菜に向いている野菜は次のとおりです。
葉物野菜
●コマツナ・チンゲンサイ・モロヘイヤ・ミズナ・セリ・ミツバ・クレソン
薬味野菜
●ネギ・ニンニク
ここにあげた野菜は根を水に入れる方法がおすすめです。捨ててしまうはずの野菜をキッチンで再生してみてくださいね。