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乳児がぐずるのはどうして?ぐずる原因と対処方法を知ろう!

乳児がぐずるのはどうして?ぐずる原因と対処方法を知ろう!

「赤ちゃんは泣くことがお仕事」なんて、よく言われていますが、実際に泣き続ける我が子を目の前にして「そうだよね~」と冷静に思うことは難しいですよね。ここでは、赤ちゃんが泣き止まないことが心配なママのために、少しでもお役に立てるよう原因や対処法などを紹介いたします。

乳児がぐずるのはどうして?主な原因は3つ

空腹やオムツ、眠いなどの不快感

まだお話のできない赤ちゃんが、ママや周囲の大人へメッセージを発信する手段の一つが「泣くこと」です。赤ちゃんにとって泣くことは会話なんですね。

特に、一番分かりやすいのは、身体の生理的欲求や不快を教えてくれている時かと思います。

具体的には、「お腹が空いた、喉が渇いた」「オムツが濡れて気持ち悪い」などですが、なんと「眠い」と泣いている時もあるんです。

これは育児をしないとなかなか分からないことなのですが、赤ちゃんは大人と違い上手に眠ることができないので、簡単に「ぼく、もう眠いから寝るね」というわけにはいかないのです。

この、眠くて疲れているのに上手く休めずに泣いてしまう様子を「寝ぐずり」と言います。

イライラや寂しさなどの不安感

赤ちゃんは上記のような「生理的な欲求」とは対照的に、「心理的な欲求」で泣いてしまうことがあります。

例えば生後間もなくですと、居心地の良かったママのお腹から、いきなり知らない広い世界へ出てきてしまったために、不安感でぐずってしまうことなどが挙げられます。

大好きなママを認識し出してからは、そのママが離れてしまうことへの不安や寂しさがあったり、「抱っこして欲しい」「甘えたい」などの情緒が育ってきたことで泣いてしまうこともあるでしょう。

他にも赤ちゃん自身がイライラして、その不満がぐずりに表れていたりと、心が成長しているがために、生理的な不快感以外でも泣くようになったりするのですね。

まさに自分の気持ちを会話のように泣いて表現してくれています。

はっきりした理由がない黄昏泣き

黄昏(たそがれ)とは夕方のことを指します。黄昏泣きとは、まさに夕方に機嫌を悪くしぐずることです。

新生児期を過ぎ、3カ月頃から見られるようになり、原因ははっきりとは分かっていません。だんだんと赤ちゃんの感覚が発達し、日中に受けた様々な新しい刺激を脳が処理しきれず、疲れてしまうことでぐずりに発展してしまうとも言われています。

夕方はママ自身の疲れもピークな上に、家事(特に夕食の準備など)もこなさねばならない厄介な時間帯です。昼間からずっと気を張って面倒を見てきたのに、この場面で赤ちゃんに泣かれてしまうのは辛いですよね。

しかもこれと言って確実な原因がないので、なかなか対処が難しいぐずりの一つです。

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乳児がぐずる時の対処方法とは?

まずは授乳とオムツのチェックをしよう

赤ちゃんが泣いてしまうと、どうしたらいいのかつい焦ってしまいますが、まずは初心に返り分かることからチェックしていきましょう。

とりあえず初めは、お腹が空いていないか、オムツが汚れていないかを確かめて、赤ちゃんが何に不快感を抱き訴えているかを探ってみましょう。

その他に、部屋の温度の高低もチェックポイントとなります。赤ちゃんは大人と違いまだ体温の調節が上手ではないので、大人が丁度いいと思っている温度でも、暑かったり寒かったりすることがあります。

エアコンの室温の他に、着せている服の枚数や、掛布団などを調節してあげると、過ごしやすくなり泣き止むこともあるかもしれません。

まずは赤ちゃん自身と周りの環境を整えてみて下さいね。

抱っこしよう!音や抱っこ紐も効果的

お腹も空いていない、オムツもきれい…となると、抱っこをして欲しいと訴えている場合もあります。

寂しくてかまって欲しい赤ちゃんは、優しく抱っこしゆらゆらしてあげることで、安心し泣き止んでくれるでしょう。首が座らないうちは横抱きで安定感のあるスリングがおすすめです。

赤ちゃんを抱っこしている間は家事などが手につかなくなるかと思いますが、この際思い切ってやらないようにしてもよいかと思います。それか、首が座り縦抱きが可能になれば、抱っこ紐を利用しおんぶもできるので、ママも赤ちゃんをそばで見ながらおうちのことができるようになります。

そして、泣いている時には音も効果的です。おもちゃでなくともビニール袋などのカサカサした音で気を逸らすこともできます。

しばらく泣かせて様子を見よう

色々手を尽くしてみてもなかなか泣き止まないということはよくあります。ママとしては、赤ちゃんが泣き止まないことでどうしたらよいのか辛くなってしまいますよね。

そういう時は、しばらく泣かせておいてみましょう。特に眠くて泣いている時などは、ママやパパが泣き止ませようとかまいすぎて余計にぐずってしまうということもあったりします。周囲に危ないものがなければ、赤ちゃんをひとまず寝かせて様子を見ていてあげましょう。

泣かせておくことに罪悪感を抱いてしまったり、放置しているのではないかと思うママもいらっしゃるかと思いますが、泣くことは赤ちゃんにとっても肺の運動や声を出すための練習になります。何より対応するママが落ち着くことも大事ですので、ぜひ楽に構えて下さい。
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