マタニティ期はケア用品が必須!先輩ママたちの対処法とおすすめ商品
お腹の赤ちゃんがすくすくと育つにつれて、マタニティ期のママの身体もどんどん変化していきます。妊娠線ができたり肌が乾燥しやすくて敏感になったりと、いろいろなマイナートラブルがあります。この記事では、ママの身体に起こる変化に合わせた対処法やケア用品などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
マタニティ期のママの身体は変化の連続
身体の見た目の変化は驚きがいっぱい
乳首やわきの下、おへその周りが色素沈着によって黒くなったり、お腹の真ん中に縦に茶色い正中線(せいちゅうせん)というものができたりします。また、お腹の産毛が濃くなってくる場合もあり、妊娠前の身体から大きく変わってしまうのです。
女性としては見た目が変わってしまうことへ抵抗感がありますし、次々と起こる変化に自分の身体ながら驚いてしまうママも少なくありません。
ホルモンの影響で異変を感じる人も多い
妊娠中のつわりや便秘、むくみや身体のかゆみなどのマイナートラブルの多くはホルモンの影響が大きいようです。もともと、女性の身体にはエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが分泌されています。このうちの黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌は、妊娠することで分泌量が通常よりも活発に増えます。
プロゲステロンが増加するとエストロゲンの分泌量との差が出てきます。このようにホルモンバランスが崩れると、ママの身体がいろいろな影響を受けて変化していくのです。
腰痛や腹痛など身体の痛みが出ることもある
また、お腹が大きくなるにつれて子宮の収縮も起こりやすくなり、お腹の痛みを感じる張りが頻繁に起こるようになるのです。
そのような場合には、腰や背中への負担を軽減してくれる腹帯や腰ベルトなどを使用して、辛い腰痛や腹痛をサポートしましょう。出産後も使えるものなら、産後の骨盤の歪みなどの回復を手助けしてくれて役立ちますよ。
マタニティ期にケアしたいNo1は妊娠線!
妊娠線ができる理由と対策方法
妊娠線はお腹にできるイメージですが、実際はお腹だけでなくおっぱいや太もも、お尻、腕などいろいろな場所にできます。妊娠線ができる場所やその数には個人差があり、まったくできないという人もいます。
妊娠線を防ぐには、肌を保湿して弾力を保つことが欠かせません。お腹が膨らみ始めるとできやすくなるので、妊娠4カ月くらいからはじめて出産までコツコツと保湿剤でしっかりとケアを続けましょう。
妊娠線予防のケア用品の選び方
たとえば、妊娠中は肌が敏感になりがちなので無添加にこだわったような低刺激のものを選びましょう。毎日のケアに使うため、コストパフォーマンスがよいかどうかも気になります。
つわりが辛いママなら配合されている香料さえも気になるかもしれないので、できるだけ無香料のものか微香性のものを選びたいですね。ケアが必要な部位は広範囲であるため、のびがよく塗りやすいものだと使い勝手がよいでしょう。
妊娠線の予防にぴったりなケア用品
クリームの方が水分も含まれているので肌になじみやすく使いやすいですが、保湿力の高さという点で比べるとオイルの方が上です。
それぞれに違うメリットがあるので、クリームにするかオイルにするかを迷うようなら、両方を組み合わせて使用するのもよいでしょう。水分の多いクリームで肌に保湿成分をなじませて、その上からオイルでフタをするように塗ると保湿効果がさらに高まりますよ。
マタニティ期の乾燥敏感肌も予防しよう
乾燥敏感肌になる理由と対策方法
妊娠するとママの体内ではプロゲステロンの分泌が増え、肌の水分量を増やす作用やコラーゲン生成の促進作用のあるエストロゲンの分泌が低下します。このため、肌のハリやツヤが低下して肌が乾燥しやすくなります。さらに乾燥によって、肌のバリア機能も低下して外部の刺激に敏感になってしまうのです。
また、お腹の中で赤ちゃんの身体を作るためや羊水を保つため、ママの身体の水分が使われてしまうので肌がより乾燥しやすい状態に傾いてしまうといえます。乾燥敏感肌を防ぐには、こまめな保湿ケアが大切です。