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冬のお弁当づくりの注意点!傷みにくくする方法と困りごとへの対処法

冬のお弁当づくりの注意点!傷みにくくする方法と困りごとへの対処法

冬のお弁当にまつわる困りごとへの対処法

冷ましたごはんにラップでふっくらをキープ

冬の寒い時期でも、大人とちがって園児は電子レンジを使ってお弁当を温めることができません。冷たくなっても、できるだけおいしくごはんを食べてもらいたいものですよね。ここでは、冷めてもふっくらをキープするための裏ワザを四つ紹介したいと思います。

1.お米の芯までしっかりと吸水させる
お米は水の温度によって吸水のスピードが変わります。浸水時間は夏は4時間くらいで十分ですが、
冬になると15〜20時間かかることがあります。

2.詰めすぎない

3.冷ましたごはんを詰めてからラップをかける

4.はちみつを加える
2合のお米に対して小さじ1のはちみつを加えます。保水性のあるはちみつがご飯の水分をしっかりキープしてくれるそうです。

肉や魚は小麦粉をまぶして焼いてやわらかく

肉や魚は焼きたてはおいしいのに、冷めると一気に味や食感が悪くなってしまうことがありますよね。冷めてもおいしく食べられるようにするためには、焼く前に一手間加えてあげましょう。パサつきがちな鶏の胸肉など、安い肉もびっくりするくらいおいしくなりますよ。

まずは小麦粉や片栗粉をまぶして焼いてみましょう。素材の水分を閉じこめ、ジューシー感がアップするはずです。そのほかにも、塩麹、酒粕、ヨーグルト、パイナップルなど、酵素が含まれている食品につけておくと、素材そのものを柔らかくすることができます。酵素がタンパク質を分解し、焼いたときに肉や魚の水分が逃げだすのを防いでくれます。

お魚は焼く前にお酒をさっと塗ってから焼くとふっくらとした仕上がりになりますよ。

肉の脂の白い塊予防にさっと湯通しを

脂の多い肉は調理した後、45℃以下に冷めると脂の白い塊が現れます。まったく気にならないという子もいますが、脂が苦手だという子も少なくありません。肉の脂が塊になるのを防ぎたいのであれば、最初にさっと湯通しをすることをおすすめします。

薄切り肉で炒めものをする前にもさっと湯通しをしましょう。肉を湯通しするときは、沸騰したお湯でゆでると肉が固くなってしまいます。沸騰したら火を止め、それから肉を入れてください。赤さが残る程度にさっと湯通しするのがポイントです。

また、脂っぽい食材の下にパスタを敷くというテクニックもあります。肉の余分な脂をパスタが吸ってくれるそうですよ。そういえば、市販のお弁当にはお肉の下にパスタという組み合わせをよく目にしますよね。

まとめ

冬場でもおいしくお弁当を食べてもらうための調理のコツや、食中毒予防のポイントなどをみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

外気温が下がったからといって、暖かい室内にお弁当をおいていると菌が増殖しやすい環境になってしまいます。ノロウィルスのように、気温が低い時期に多く発生する食中毒もあるので、冬でもお弁当づくりに気を抜くことはできません。

ただでさえ忙しい朝、お弁当作りを大変に感じることもあるかもしれませんが、子どもの「おいしい笑顔」を思い浮かべてがんばってくださいね。
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