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赤ちゃんが寝るときの体勢はどれが安全?基本の体勢や注意点を紹介

赤ちゃんが寝るときの体勢はどれが安全?基本の体勢や注意点を紹介

赤ちゃんが寝返りをするようになると、仰向けで寝かしつけたはずがいつの間にか体勢が変わっていることがありますよね。横向き寝やうつ伏せ寝はそのままでも大丈夫なのか気になるママも多いのではないでしょうか。今回はそんなママの心配や不安が解消できるように、赤ちゃんの寝る体勢について詳しくまとめました。

赤ちゃんはどんな体勢で寝るの?

新生児の寝る体勢は仰向けが基本

「仰向け」「うつ伏せ」「横向き」など、なかには個性的な体勢で寝る赤ちゃんもいますよね。赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごしているため、快適に眠れる体勢を知っておくことはとても大切です。

赤ちゃんはママの腕の中で眠りについた後、ベットや布団におろすと自然に仰向けになります。新生児はまだ寝返りをすることができないため、寝る体勢は寝かしつけたときの体勢が基本になります。そのため、仰向けで寝ることが多いでしょう。

この体勢は顔を見ることができるので、赤ちゃんに異変が生じてもすぐに気づくことができます。さらに、赤ちゃんの愛しい寝顔を見ることができる嬉しい体勢ですよ。仰向けのメリット・デメリットは後ほど解説していきます。

横向きや暑くてバンザイすることも

仰向けで寝かしつけてもすぐに横向きになったり、気がつくとバンザイをしたりする赤ちゃんもいます。

横向きで寝ているときに仰向けに戻すと泣いてしまうため、「体のどこかに悪いところがあるのかな?」と心配になるママもいますよね。横向きでよく寝る赤ちゃんが寝る理由は、単にその体勢が寝やすいということが多いでしょう。

また、赤ちゃんは大人より暑がりなので、手を布団から出してバンザイして寝ることで、体温調節をしています。さらに、この体勢になるのは、体の力が抜けてリラックスして寝ている証拠ですよ。

もし、寝る体勢が不自然で関節や骨に異常がないか心配になったときは、かかりつけ医や健診で相談してみてくださいね。

寝返りマスター後はうずくまって寝ることも

寝返りをマスターすると寝る体勢のバリエーションも豊富に。なかにはうずくまって寝る赤ちゃんもいます。このような体勢を一般にうつぶせ寝ともいいます。

この体勢のとき、赤ちゃんはよく膝を抱えるように丸くなります。これは赤ちゃんがママのお腹の中にいたときの体勢によく似ていて、安心感を得られる効果があると考えられています。さらに、肺が体の下側にあると、心拍や呼吸が安定します。

ですが、多くのママがこの体勢はあまりよくないと耳にしていると思います。後ほど紹介する、「SIDS(乳幼児突然死症候群)」 の心配もありますよね。うずくまって寝たときは、呼吸しやすいように頭の向きを変えたり、寝る体勢を変えたりしましょう。

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知っておきたい赤ちゃんの寝る体勢

赤ちゃんの好きな体勢とは

赤ちゃんはママのお腹の中にいたときの体勢が好きといわれています。これは背骨と足を軽く曲げて、横向きで寝るC型の体勢です。この体勢が最もお腹にいたころの体勢に近いでしょう。

これは赤ちゃんと大人の背骨の形の違いにも関係しています。大人の背骨はS字型をしているのに対し、赤ちゃんはC字型をしています。そのため、背中を伸ばして寝ると赤ちゃんはあまりリラックスすることができません。

横向きはC型を自然に作ることができるので、抱っこするときも横抱きにしてみましょう。I字型の体勢は赤ちゃんの背筋に負担をかけてしまうのであまりよくないといわれています。寝具を選ぶときは柔らかいものを選ぶと自然なC型体勢で寝ることができますよ。

仰向けがよいといわれる理由

赤ちゃんが小さければ小さいほど仰向けがよいといわれますよね。これは赤ちゃんの安全を考えると、仰向けが理想的だからです。

横向きやうつぶせで寝たとき、赤ちゃんが柔らかい寝具に顔をうずめたり、タオルやまくらで顔が覆われたりすると、窒息する危険性があります。さらに、「SIDS(乳幼児突然死症候群)」になる可能性も高まります。そのため、仰向けが安全でよい体勢といわれています。

しかし、仰向けでも吐き戻しによる窒息の可能性があるため、まったく危険がないというわけではありません。あくまで全体的に見て、リスクが1番少ないというだけなので、赤ちゃんが寝ているときはこまめに顔色や呼吸、体温に変化がないか確認しましょう。

横向き寝にもメリットがある

赤ちゃんが横向きで寝ていても、寝る環境に気を配れば問題はありません。さらに、横向きで寝るメリットもあります。

前述のとおり、横向きで寝るとママのお腹の中にいたときの体勢を自然に保つことができます。赤ちゃんの背筋にも負担をかけることがないので、赤ちゃんが安心して寝ることができるという点ではよい体勢といえます。

また、母乳やミルクを飲んでゲップをしないまま寝てしまったり、離乳食をたくさん食べたりしたときは横向きに寝る方がよいとされています。横向きになることで消化がスムーズになるだけでなく、吐き戻しによる窒息を防ぐためです。

寝る体勢にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。赤ちゃんが快適に寝られる体勢を見つけていきましょう。
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