水耕栽培を自作で気軽にやってみよう!必要な材料と育てやすい野菜
栽培層は自宅にあるものでも代用可能
「キッチンスポンジ」を小さく切って使おう
水耕栽培で使うスポンジは100円均一で売られているもので十分です。水をたっぷりと含みますし、目が粗いため根が回りやすいため水耕栽培の栽培層にぴったりといえます。目が詰まったメラミンスポンジは、根が回りにくいため避けた方が無難でしょう。
キッチンスポンジの中にはネットが掛かっているものや、タワシがついたものがありますが、ネットやタワシは取り除き、小さくカットして使いましょう。
薄い「キッチンペーパー」は重ねればOK
油こしやアク取りに使うようなフェルトタイプの「クッキングペーパー」と、パルプ紙で作られ表面がボコボコした「キッチンペーパー」のどちらも使えます。スポンジに比べると薄いため、数枚重ねて使うとよいですよ。
キッチンペーパーは色や柄が多様です。種まきをしたばかりの栽培層は少し華やかさがありませんが、柄つきのキッチンペーパーを使えば少し華やかな気分になります。ママのお気に入りの柄のキッチンペーパーを使うとよいでしょう。
スポンジに比べると保水力は低いので水枯れに注意しましょう。
ママがスキンケアで使う「コットン」
キッチンペーパーと同じように数枚重ねて使えば、根が回る植物の栽培に使えますね。また、ブロッコリースプラウトやカイワレ大根のようにあまり根が回らない状態でも収穫ができる作物なら、1枚のコットンだけでも栽培できるでしょう。
栽培層としてコットンを使うときには、水分をできるだけ多く含むものを選ぶようにするとよいですよ。こちらも水枯れしないようこまめに水分量をチェックしましょう。
水耕栽培初心者でも育てやすい野菜
お手軽簡単で手始めに最適「ベビーリーフ」
ベビーリーフの種はホームセンターなど購入することができ、入手しやすいです。栽培層はスポンジで作ることができます。市販のキットも売られているので、手軽に始めたい人はキットを利用してもよいでしょう。
ベビーリーフは順調にいけば約1カ月で最初の収穫をすることができます。収穫するときは大きくなった葉からつむようにし、真ん中の芯の部分は残すようにしましょう。そうすると、その後も根がしっかり伸びている間は何度も収穫を楽しむことができます。
まずはベビーリーフで水耕栽培のやり方を覚えて、徐々にほかの野菜に挑戦してみてくださいね。
生命力が強い「バジルなどのハーブ類」
ハーブ類は近くにある植物を枯らしてしまうほど、生命力が強いといわれ、こまめに収穫する必要があります。しかし、成長すると安定して収穫ができるようになるのはうれしいですよね。
なかでも初心者におすすめなのは、バジル、ライム、レモンバーム、ミントなどです。これらのハーブは草本性(そうほんせい)に分類され、ある程度まで育つと成長が止まります。どのハーブも料理に使用しやすいので、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
専用容器を自作する必要もなし「リボベジ」
リボベジは料理のときに出る、普段は捨てている切れ端を使って行います。やり方は簡単です!野菜のヘタや根っこの部分を水につけるだけでそこから再び葉が伸びていきます。おすすめは大根やニンジン、豆苗、カイワレなどです。
キットや容器を買いに行く必要がないので、ハードルが低く、手軽に始められるのがうれしいポイントです。さらに土やプランターなどの準備や特別な道具も必要ありません。お金もかからないので失敗してもいいやくらいの軽い気持ちで始められますね。
まとめ
また、「水耕栽培を始めたいけど、どの野菜がよいのかわからない」「水耕栽培をやってみたけど失敗してしまった」という人はおすすめの野菜を参考に育ててみてくださいね。自家製の無農薬の野菜で食卓を彩りましょう。